グラフの種類とパーツの名前

Excelでグラフを作成したい時、操作に困ったら検索して調べることもあると思います。

その時、グラフの名前やグラフのパーツの名称が分かると検索しやすいのですが、その名前が分からないと困ってしまうことがありますね。

サイト内で解説しているグラフの種類やパーツの名前などを紹介します。

複合グラフ

各店の売り上げを縦棒グラフ、合計値を折れ線グラフにしています。

Excel2010でも解説しています。

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下のデータを基に列を基準にした縦棒グラフを作成します。

まず、折れ線グラフに変更したいデータ系列をクリックします。

グラフツールバーのオブジェクトは［系列"合計"]になっています。

右クリックのショートカットメニューから、［グラフの種類］をクリックします。

［標準］タブから［折れ線］グラフを選択して、［OK］ボタンをクリックします。

折れ線グラフの色が水色なので、線の色を変更します。

折れ線グラフを選択して、右クリックのショートカットメニューから［データ系列の書式設定］をクリックします。

［パターン］タブで［線］の［色］と［マーカー］の［前景］の色を変更します。

そして、［軸］タブをクリックします。

［第2軸（上/右側）］をクリックします。これで、上の図と同じグラフを作成することができます。

第２軸の表示の方法は、他にもあります。

以下の記事で解説しています。

グラフの第２軸の表示

参考複合グラフは、Excel2013以降はおすすめグラフという機能を使って、容易に作成できるようになっています。

複合グラフを使って、折れ線グラフの背景を色分けすることもできます。

区分線の表示

積み上げグラフにした場合、区分線を表示しておくと便利ですね。

Excel2010の積み上げグラフの作成については、以下の記事で解説しています。

Excel2013以降であれば、［おすすめグラフ］から作成することもできます。

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まず、標準グラフから積み上げグラフに変更します。

メニューバーの［グラフ］から［グラフの種類］をクリックします。

［グラフの種類］ダイアログボックスから、積み上げ縦棒を選択します。

データ系列を選択して、右クリックのショートカットメニューから［データ系列の書式設定］をクリックします。

［データ系列の書式設定］ダイアログボックスの［オプション］タブをクリックします。

［区分線］にチェックを入れます。

Excel2007の区分線の表示については、以下の記事で解説しています。

積み上げグラフの区分線（Excel2007）

Excel2013以降は、［デザイン］タブの［グラフのレイアウト］グループにある［グラフ要素の追加］-［線］-［区分線］をクリックします。

以下の画像は、Excel2019です。

区分線を削除する場合は、区分線で右クリックして、ショートカットメニューから［削除］をクリックします。

参考折れ線グラフの降下線については、以下の記事で解説しています。

ピクチャーグラフ

データ系列を画像で表示することができます。

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データ系列を右クリックして、［データ系列の書式設定］をクリックします。

［データ系列書式設定］ダイアログボックスが表示されます。

［パタンーン］タブから［塗りつぶし効果］ボタンをクリックします。

［塗りつぶし効果］ダイアログボックスの［図］タブをクリックして、［図の選択］ボタンをクリックします。

ビールの画像を選択しました。

［形式］を設定します。

［積み重ね］の単位は［10］に設定します。

［OK］ボタンをクリックします。

［データ系列の書式設定］ダイアログボックスに戻りますので、［OK］ボタンをクリックします。

参考Excel2007でも解説しています。

ピクチャーグラフの作成

以下の記事では、グラフ系列の画像をクリップボードを経由して挿入する方法を解説しています。

また、Office用アプリを使用してピクチャーグラフと同じようなグラフを作成することもできます。Excel2013で解説しています。

グラフエリアに文字列を挿入

グラフが完成したあと、文字を挿入したいということがありますね。

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グラフエリアを選択して、何も考えず、そのまま文字を入力してみてください。

数式バーに文字が入力されていきます。

そして、変換、確定したら、［Enter］キーを押してください。

グラフエリア内にテキストボックスが表示されます。

そのテキストボックスの枠線上でポイントすると、左のような形になります。

このときにドラッグでテキストボックスを好きな位置に移動させます。

また、セルの文字をリンクして挿入する方法もあります。

以下の記事で解説しています。

グラフ内の文字の挿入

グラフに挿入するテキストボックスについては、以下の記事も参考になると思います。

グラフを選択している場合と、選択していない場合では異なりますので注意が必要です。

空白データがあっても線を途切れさせたくない（補間してプロット）

下のようにデータに空白がある表を基に折れ線グラフを作成すると、線が途切れてしまいます。

データに空白セルがあっても線を途切れないようにすることができます。

以下の記事で解説しています。

補間してプロット（空白セルがあっても折れ線グラフを途切れさせない）

参考Excel2013でも解説しています。Excel2007以降であれば、以下の記事を参考にしてください。

半期ごとの値を折れ線で結ぶには

補助円グラフ付き円グラフ

下のように一要素の内訳を別の円グラフに表示する円グラフです。

以下の記事で解説しています。Excel2007での解説ですが、参考になると思います。

円グラフで内訳を表示するには

数値の低い要素を［その他］として補助円に表示する方法は、以下の記事を参照してください。

補助円グラフ付き円グラフの作成

Excel2016でも解説しています。

ドーナツグラフの中に円グラフ

ドーナッツグラフの中に円グラフを作成することもできます。

Excel2010で解説しています。

積み上げグラフ2本を横に並べるには

Excel2010で解説しています。

おすすめグラフで作成する方法が簡単です。おすすめグラフはExcel2013からの機能です。

ピラミッドグラフ

人口ピラミッドグラフの作成方法も解説しています。

項目軸を中央に配置した人工ピラミッドグラフを作成することもできます。

ヒストグラム

Excel2016では、［ヒストグラム］というグラフの種類が追加されました。

度数分布図を作成せずに、データから直接ヒストグラムを作成できます。

レーダーチャート

レーダーチャートは、複数の項目の大きさを表しバランスをみたい場合などに役立ちます。

軸の線は、Excel2013では表示されません。

箱ひげ図

Excel2016では、［箱ひげ図］というグラフの種類が追加されました。

簡単にデータのばらつきの範囲や平均値、中央値、最小値、最大値などの基本的な統計結果を視覚化できます。

上下に伸びた縦棒グラフ

プラスとマイナスを0を境に上下に分けたグラフは、積み上げ縦棒グラフと集合縦棒グラフのどちらでも作成することができます。

関連以下は、グラフに関する主な記事です。

棒グラフの要素を塗り分ける

複数のグラフを重ねたい

グラフの複製

グラフの項目軸の反転

グラフにデータのない日付を表示させない

Excel2016では、ワンクリックで傾向を予測してグラフを表示することができます。