Excel2003では、メニューバーの[グラフ]からも、グラフの編集を行うことができます。
まず、グラフを選択します。グラフを選択した状態でなければ、グラフメニューは表示されません。
[グラフ]メニューには、以下の内容が表示されます。
- グラフの種類
- 元のデータ
- グラフのオプション
- 場所
- データの追加
- 近似曲線の追加
- 3Dグラフ
グラフの種類で3-Dグラフを選択していると、[グラフ]メニューの[3-Dグラフ]が有効になります。
上記メニューの内容について記していきます。
参考Office2007以降、リボンが登場してユーザーインターフェースは大きく変わりました。
Excel2007以降でグラフを選択すると、グラフ専用のタブが現れ、グラフに関するコマンドが使用できるようになります。
以下の画像はExcel2013です。
また、おすすめグラフなどのコマンドもあり、より簡単に作成できるようになっています。
この記事の目次
[グラフの種類]でグラフの種類を変更
[グラフ]メニューから[グラフの種類]をクリックします。
[グラフの種類]ダイアログボックスが表示されます。
[標準]タブからグラフの種類を変更することができます。
[グラフ]ツールバーの[グラフの種類]より、細かい変更が可能です。
参考Excel2013以降では、[グラフツール]-[デザイン]タブの[種類]グループにあります。
[グラフの種類の変更]ダイアログボックスが表示されます。
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Excel2010は、[グラフツール]-[デザイン]タブの左端にあります。
[元のデータ]でグラフ元データの確認と修正
[グラフ]メニューから[元のデータ]をクリックします。
[元のデータ]ダイアログボックスが表示されます。
[データ範囲]タブで元データが点滅枠線で表示されますので、グラフのデータ範囲を確認できます。
ここで元データを追加したり、変更したりできます。
以下は、合計までデータを拡張してみました。
参考Excel2013以降でグラフ元のデータ範囲は、[グラフツール]-[デザイン]タブの[データ]グループにある[データの選択]をクリックします。
[データソースの選択]ダイアログボックスが表示されます。
[グラフデータの範囲]のダイアログボックス拡大/縮小ボタンをクリックして、データ範囲を修正できます。
Excel2010は、[グラフツール]-[デザイン]タブの[データ]グループにあります。
[グラフオプション]でグラフの各要素の編集
[グラフ]メニューから[グラフオプション]をクリックします。
[グラフオプション]ダイアログボックスが表示されます。
[タイトルとラベル]タブからグラフタイトルの変更ができます。
他に[軸]、[目盛線]、[凡例]、[データラベル]、[データテーブル]タブがあります。
各タブをクリックしてみて設定内容を確認してみてください。
参考この各要素については、グラフツールバーでも変更できるものもあります。
以下の記事にも、Excel2010やExcel2013以降のコマンドの位置についても記しています。
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[場所]でグラフの配置先を変更
[グラフ]メニューから[場所]をクリックします。
[グラフの場所]ダイアログボックスが表示されます。
ここで、新しいシートに変更できます。シート名は、既定で[Graph1]となっていますが、名前は変更してかまいません。
グラフシートに作成していた場合は、オブジェクトとしてデータと同じシートや別シートに変更できます。
参考以下の記事の中で、データを範囲選択してキーボードから[F11]を押すと、グラフは新規のグラフシートに作成されますので、ここで[オブジェクト]に変更することができます。
また、[Alt]+[F1]ではオブジェクトとして挿入されるので、ここで[新しいシート]に変更することができます。
このショートカットキーは、Excelのバージョンに関係なく使用できます。
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Excel2007以降は[グラフツール]-[デザイン]タブの[場所]グループにある[グラフの場所]をクリックすると、[グラフの移動]ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックスのタイトルが[グラフの場所]から[グラフの移動]に変わっています。
以下の画像は、Excel2013です。
グラフエリアを選択した状態で右クリックすると、ショートカットメニューにも[グラフの移動]コマンドがあります。
[データの追加]でグラフ元データに範囲を追加
[グラフ]メニューから[データの追加]をクリックします。
[データの追加]ダイアログボックスが表示されます。
グラフに追加したいデータ範囲を選択してください。
グラフにラベルを表示する場合は、そのラベルを含むセルも選択してください。
合計のセル範囲を選択すると、[範囲]のテキストボックスにセル範囲が表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、データが追加されます。
セル範囲をグラフにドラッグして追加
また、データを追加する方法としては、追加したいセル範囲を選択して、グラフにドラッグする方法が簡単です。
セル範囲の枠線上をポイントすると、マウスポインタが左のような形になります。
そのときにグラフ内にドラッグします。
グラフのデータ元を拡大
あるいは、グラフを選択すると、グラフ元のセル範囲が色枠で表示されます。
右下の■をポイントすると、斜め矢印の形に変わります。
そのときに、ドラッグしてセル範囲を広げます。
この方法では、データ範囲を縮小することもできます。
参考Excel2007以降も同じ操作ができます。以下の画像はExcel2013です。
グラフ元範囲にテーブルを使用すると、自動で拡張/縮小されて便利です。関数を使用する方法もあります。
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[近似曲線の追加]で予想グラフを作成
[グラフ]メニューから[近似曲線の追加]をクリックします。
[近似曲線の追加]ダイアログボックスが表示されます。
今後の予想をグラフに表示できます。
[A店]の2ヵ月後の予想をグラフで表してみましょう。
[種類]タブから[線形近似]をクリックして、追加対象の系列に[A店]を選択します。
[オプション]タブをクリックして、[前方補外]を[2]区間にします。
[OK]ボタンをクリックします。
A店の2ヵ月後の予想が表示されます。
参考近似曲線については、Excel2016でも解説しています。
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[3Dグラフ]で3Dグラフの詳細設定
グラフの種類で[3-Dグラフ]を選択していると、[グラフ]メニューから[3-Dグラフ]が選択できます。
[3-Dグラフ]をクリックすると、[3-Dグラフの設定]ダイアログボックスが表示されます。
3-Dグラフの細かい設定ができます。
参考Excel2007以降は、グラフエリアを選択した状態で右クリックして、ショートカットメニューの[3D回転]クリックします。
画像は、Excel2013です。
[グラフエリアの書式設定]作業ウィンドウの[グラフのオプション]-[効果]で設定します。または、[プロットエリアの書式設定]作業ウィンドウの[効果]で行います。
関連以下は、グラフ関連の記事です。参考にしてください。
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