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1行に複数の同じ項目名がある表を1行1レコードの表に変更するには

投稿日:2018年12月9日 更新日:

Excelの表の作り方は様々です。リストとなる表は、1行に1レコード(1行に1個の情報)となっていなければいけません。

横に長い表を4列ずつで区切って縦に長い表(リスト)に変換する方法です。

1行1レコードにすると、テーブルやピボットテーブルの作成ができて、データの分析が容易になります。

横に長い表を縦に変更

参考Power Query(パワークエリ)が使える環境であれば、以下の記事で解説している方法が効率的です。同じ項目の情報が横に複数出現するような表は、Power Queryエディターで列をマージして、ピボット解除、そして結合した列を分解することでデータを整形できます。同じ表で解説しています。

先頭行に複数の同じ項目名がある表をPower Queryでテーブルに変換

Excel2016から標準で装備されているPower Query(パワークエリ)を使用すると、効率よくデータを加工できます。 Excelの表 ...

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元となる表の確認

例として下のような表があります。

1行に3つのデータが入っているような表ですね。

セル[F2]からセル[I5]を切り取ってセル[B6]へ貼り付け、セル[J2]からセル[M5]を切り取ってセル[B10]へ貼り付けして、A列もコピー&貼り付けをして、最後にA列の昇順に並べ替える方法が思いつきます。

1行に3つのデータが入っているサンプル表

ですが、大きな複雑な表になるとそれも面倒ですね。

とにかく横に長い表で、1行に並ぶデータが1個だったり、5個だったりするので、空白セルもあります。

方法はいろいろありますが、1つのやり方として紹介します。

少しでも効率的にできる内容があれば真似てやってみてください。

VBAも関数も苦手な方向けの解説です。

[Sheet1]に元の表があって、[Sheet2]に求める表を作成していきます。

表作成の準備

[Sheet2]に下のように、項目行を作成します。

そして、[数式]タブの[ワークシート分析]にある[数式の表示]をクリックします。

数式の入力

セル[A2]には、[=Sheet1!A2]と入力します。

[=]を入力して、シートを[Sheet1]に切り替えてセル[A2]をクリックすると数式を入力できます。

同じようにして、セル[B2]にも数式を入力します。

この時、行のみに絶対参照をつけます。数式を入力した後、[F4]キーを2回押すといいです。

絶対参照については、以下の記事を参照してください。

相対参照と絶対参照と複合参照は[ F4 ]キーで切替

セルの参照方法は、相対参照、絶対参照、複合参照があります。 絶対参照と複合参照では、[$]を挿入する必要があります。 このとき、直接入力して ...

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セル[B3]には[=Sheet1!F$2]、セル[B4]には[=Sheet1!J$2]と入力します。

数式の入力

数式をコピーします。

セル[B2]からセル[B4]を範囲選択して、E列までドラッグします。

数式のコピー

A列も数式を下のように入力します。

数式の完成

数式の結果を確認

数式が間違っていないかを確認します。

[数式]タブの[ワークシート分析]にある[数式の表示]をクリックします。

数式の結果が表示されます。間違いがあれば、ここで修正します。

これで一行分のデータを変換できたわけです。

数式の表示をオフに

[=]を[#]に置換

再度、[数式の表示]をクリックして、数式を表示します。

キーボードから[Ctrl]キー+[F]キーを押して、[検索と置換]ダイアログボックスを表示します。

[検索する文字列]に半角で[=]、[置換後の文字列]に半角で[#]を入力して、[すべて置換]をクリックします。

[=]を[#]に置換

メッセージウィンドウが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。

[検索と置換]ダイアログボックスも[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

置換の完了

数式を入力した範囲を範囲選択して、セル[E13]まで下へドラッグします。

ドラッグしてコピー

下のようになります。

一区切りずつ縦に並べることができました。

ドラッグの結果

A列は多少面倒ですが、以下のように修正します。

手作業が大変な場合は、3行ずつ同じ値を入力する方法を参照して操作すると、効率よく入力できると思います。

同じ数字が複数行に並ぶ連番(1.1.1.2.2.2)を入力するには

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A列の修正

参考A列は、下のような数式を入力して、セル[A5]からセル[A7]を選択して、下へフィルハンドルをドラッグです。

A列の数式

数式に変換

完成したら、[#]を[=]に置換します。

キーボードから[Ctrl]キー+[F]キーを押して、[検索と置換]ダイアログボックスを表示します。

[検索する文字列]に半角で[#]、[置換後の文字列]に半角で[=]を入力して、[すべて置換]をクリックします。

[#]を[=]に置換

メッセージウィンドウが表示されたら、[OK]ボタンをクリックして、[検索と置換]ダイアログボックスも閉じます。

置換の完了

数式に戻ります。

[数式]タブの[ワークシート分析]にある[数式の表示]をクリックして、数式の結果を表示にします。

数式の結果を表示

値の貼り付け

最後に範囲選択して、値を貼り付けます。

数式を入力した範囲を選択します。ここでは項目行も選択していますが、それでも構いません。

コピーします。

範囲選択

[貼り付け]ボタンの下方をクリックして、メニューの中から[値]をクリックします。

値の貼り付け

キーボードから操作

キーボードから操作する場合は、[Ctrl]+[C]でコピーして、[アプリケーション]→[V]で[値]の貼り付けを実行します。

[アプリケーション]キーがない場合は、[Shift]+[F10]でショートカットメニューを表示できます。

キーボード[アプリケーション]→[V]

Microsoft 365 バージョン 2308 (ビルド 16731.20170) 以降では、Excelの値の貼り付けのショートカットキーが使用できます。

[Ctrl]+[Shift]+[V]です。

キーボード[Ctrl]+[Shift]+[V]

値の貼り付けについては、以下の記事で解説しています。

数式の結果のみ貼り付けるには[値]の貼り付け

Excelで下のような表があって、C列にはA列とB列の合計値を求める関数が入力されています。 数式で求めた結果の値をそのまま保存したいという ...

続きを見る

参考1行に並ぶデータが1個だったり、5個だったりすると、セルに[0]が並ぶ行があると思いますので、その行のみを削除してください。

テーブルやピボットテーブルに変換するには、1行1レコードとなるようにします。そのほかにもさまざまな注意点があります。

もし、テーブルやピボットテーブルに変換できないようであれば、以下の記事を参考にして表を見直してみてください。

ピボットテーブルの作成・集計ができない(データベースにする準備)

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