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ピボットテーブルで日付のグループ化ができない(文字列を日付に変更)

投稿日:2017年1月9日 更新日:

Excelでピボットテーブルを作成して、日付フィールドで[月]ごとのグループ化をしようとしてもできないことがあります。

これは、見た目は日付に見えても、日付型になっていないということがほとんどです。

ピボットテーブルの元データで文字列を日付型に変更する方法です。

[選択対象をグループ化することはできません。]のメッセージウィンドウ

ピボットテーブルでグループ化ができない現象

ピボットテーブルの[日付]フィールドで右クリックします。

ショートカットメニューで[グループ化]をクリックします。

ショートカットメニューの[グループ化]

以下のメッセージウィンドウが表示されます。

選択対象をグループ化することはできません。

[選択対象をグループ化することはできません。]のメッセージウィンドウ

ピボットテーブルの元データの確認

ピボットテーブルの元データである[日付]フィールドを見ても、間違いなく日付に見えます。

ピボットテーブルの元データ

ですが、[セルの書式設定]ダイアログボックスで表示形式を確認すると、日付であれば[標準]にすると、シリアル値になるはずなのですが変化がありません。

この場合、[日付]ではなく[文字列]になっています。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]

参考[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、[Ctrl]+[1]です。ただし、テンキーの[1]では動作しません。

キーボード[Ctrl]+[1]

文字列を日付型にする方法

この見た目日付の文字列を[日付型]にする方法です。

[区切り位置指定ウィザード]を使用します。

まず、日付にしたいフィールドを選択します。

注意区切り位置指定ウィザードは、複数列を選択した状態では操作できません。1列ずつ行う必要があります。

区切り位置指定ウィザード

[データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループにある[区切り位置]をクリックします。

[データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループにある[区切り位置]

[区切り位置指定ウィザード -1/3]ダイアログボックスが表示されます。

そのまま[次へ]ボタンをクリックします。

[区切り位置指定ウィザード -1/3]ダイアログボックス

[区切り位置指定ウィザード -2/3]が表示されます。

ここも[次へ]ボタンをクリックします。

[区切り位置指定ウィザード -2/3]ダイアログボックス

[区切り位置指定ウィザード - 3/3]ダイアログボックスが表示されます。

[列のデータ形式]から[日付]を選択して、[完了]ボタンをクリックします。

[区切り位置指定ウィザード - 3/3]ダイアログボックスの[列のデータ形式]から[日付]を選択

参考[区切り位置ウィザード]は、氏名を[姓]と[名]に分割したりする場合も便利です。

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日付型に変更されたかを確認

[セルの書式設定]ダイアログボックスで確認すると、[日付]になっています。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]-[日付]

[標準]に切り替えると、シリアル値が表示されます。

[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]-[標準]

参考逆に[日付]を[文字列]に変換する方法については、以下の記事で解説しています。

日付を文字列に変換するには

ピボットテーブルで更新

ピボットテーブルで更新します。

ショートカットキーは、[Alt]+[F5]ですね。

キーボード[Alt]+[F5]

ブック内のすべてのピボットテーブルで更新する場合は、[Ctrl]+[Alt]+[F5]です。

キーボード[Ctrl]+[Alt]+[F5]

ピボットテーブルを更新後、日付フィールドで右クリックして[グループ化]をクリックすると、

ショートカットメニューの[グループ化]

[グループ化]ダイアログボックスが表示され、今度は月ごとのグループ化にすることができます。

参考うまく行かない場合は、更新して再度、日付を列フィールドに設定してみてください。

[グループ化]ダイアログボックス

Excel2013で解説していますが、他のバージョンも同じです。

Excel2016では、日付/時刻列のグループ化が自動で設定されるようになりました。自動設定を解除することもできます。

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