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フィルタリングしたデータに追加(現在の選択範囲をフィルターに追加する)

投稿日:2017年1月9日 更新日:

Excelのフィルターを設定した表で、多数のリストの中から検索ボックスを利用して検索した後、続けて検索し、そのリストをフィルターに追加する方法です。

フィルターの[検索]ボックスで検索すると、[現在の選択範囲をフィルターに追加する]というメニューが現れます。

先にフィルタリングしたデータは、そのままにしてデータを追加できるというものです。

現在の選択範囲をフィルターに追加する

サンプル表の確認

下のように[データ]タブの[並べ替えとフィルター]グループの[フィルター]をクリックして、フィルターを適用した表があります。

47都道府県の中から検索ボックスを使用して目的のデータを複数抽出したいと思います。

都道府県などはまだ少ないリストなので、一覧からチェックボックスをオン/オフに設定した方が早いかもしれませんが、このリストが何百となる場合は、検索ボックスを使用した方が効率的です。

フィルターモードの表

[都道府県]の▼フィルターボタンをクリックします。以下のようにすべての項目(県名)が表示されます。

フィルターのリスト一覧

参考フィルターモードにした時に、フィルターボタンが列見出しに表示されない場合の解決方法は以下の記事に記しています。

フィルターボタンが先頭行のセルにないのでオートフィルターが使えない

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表をテーブルに変換してデータベース管理などの作業効率をアップ

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1回目の検索と抽出

検索ボックスに[愛]と入力して、[Enter]キーを押すと下のように[愛]を含む[愛知県]と[愛媛県]が抽出されます。

この検索ボックスについては、フィルターのテキスト検索ボックスの活用で解説しています。

フィルターリストの抽出結果

[愛知県]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。

目的の項目のチェックをオン

[愛知県]のデータのみが抽出されます。

抽出結果

参考1回目の検索は、検索ボックスを使用する必要はありません。チェックボックスのオン/オフで絞り込んでもOKです。

2回目の検索

続いて、検索ボックスに[岡]と入力して、[Enter]キーを押すと下のように[岡]が含まれる[岡山県]と[静岡県]、[福岡県]が抽出されます。

続けて検索ボックスで抽出

現在の選択範囲をフィルターに追加する]をオンにして1回目のフィルターに追加

先に抽出した[愛知県]はそのままにして、新たに抽出した[岡山県]をフィルターに追加したいと思います。

[岡山県]のチェックボックスはオンのままにして、[静岡県]と[福岡県]のチェックボックスをオフにします。

そして、[現在の選択範囲をフィルターに追加する]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。

[現在の選択範囲をフィルターに追加する]というメニューは、[検索]ボックスを使用した時のみ表示されます。

現在の選択範囲をフィルターに追加する

そうすると、[愛知県]と[岡山県]をフィルタリングすることができます。

フィルターは上手に使いこなしたいですね。

抽出結果

参考フィルターで抽出した状態を[ユーザー設定のビュー]へ登録することができます。複数の抽出条件の結果を登録して、簡単に切り替えることができます。

フィルターの抽出結果や印刷設定の切替は[ユーザー設定のビュー]が便利

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フィルター後の印刷がうまくいかない原因は改ページか印刷範囲の設定

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フィルターモードのショートカットキー

フィルターモードのオン/オフは、ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[L]で切り替えることができます。(Excel2007以降)

キーボード[Ctrl]+[Shift]+[L]

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