リンクユニット

Windows10 & Office2016 Excel2016

ソルバーを使用して最適値を求める

投稿日:2017年6月28日 更新日:

Excelには、ソルバーという機能があります。ソルバーとは、数式の計算結果を目標値として設定して、その結果を得るために複数の制約条件を指定して任意のセルを変化させて最適値を求める機能です。ソルバーを使用するには、ソルバーアドインを有効にする必要があります。

ソルバーアドインを有効にする

ソルバーを使用するには、ソルバーアドインを有効にします。[ファイル]タブをクリックします。[オプション]をクリックして[Excelのオプション]を表示させます。

左側のメニューから[アドイン]をクリックして、[ソルバーアドイン]があることを確認します。選択する必要はないです。
そして、ウィンドウの下方にある[管理]が[Excelアドイン]になっていることを確認して、[設定]ボタンをクリックします。
Excelのオプション

[アドイン]ダイアログボックスが表示されます。[ソルバーアドイン]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックします。
アドインダイアログボックス

[データ]タブの右端にある[分析]グループに[ソルバー]が表示されていることを確認します。ソルバーのポップヒントには以下のように記されています。

目的セルの計算に使用されるセルの値を変化させることで、目的セルの最適値を求めるWhat-If 分析ツールです。

データタブ

開発タブを表示している場合

開発タブを表示している場合は、もっと簡単に[ソルバー]ボタンを表示させることができます。[開発]タブをクリックして、[アドイン]グループの[Excelアドイン]をクリックします。

[開発]タブを表示する方法については、以下の記事で解説しています。

開発タブの表示

Office2010から[開発]タブを表示する方法が変わりました。Office2010以降は以下の方法で表示します。 [ファイル]タブの[オ ...

続きを見る

開発タブ

値を求める条件と表の確認

表は下のようになっています。ノートの単価は150円、ボールペンの単価は30円です。ノート一冊に対して、ボールペンは必ず2本付けることになっています。ノートとボールペンを購入するための予算は10,000円です。
表

[数式]タブの[数式の表示]をクリックして、数式を表示したところです。[数式の表示]をクリックすると、数式は非表示になります。
数式の表示

ソルバーのパラメーターの表示

[データ]タブの右端にある[分析]グループの[ソルバー]をクリックします。[ソルバーのパラメーター]ダイアログボックスが表示されます。参考表内のセルを選択する必要はありません。
ソルバーのパラメーター

[目的のセルの設定]には、合計を求める[セルD5]を指定します。
[変数セルの変更]には、ノートとボールペンの個数を変化させるので、[セルC2からセルC3]を指定します。そして、[追加]ボタンをクリックします。
ソルバーのパラメーターの設定

ここから制約条件を設定していきます。予算は10,000円なので、セルD5は、10000以下となるように、以下のように設定します。[追加]ボタンをクリックします。
制約条件の追加

次に、ノートとボールペンの個数は整数でなければならないので、セルC2からセルC3を指定して、中央のプルダウンメニューから[int]を選択します。自動的に右側のテキストボックスには、[整数]と表示されます。[追加]ボタンをクリックします。
制約条件の追加

最後に、ボールペンの個数は、ノートの個数の2倍の数になるようにします。セルC3を指定して、[=]を選択、制約条件には[$C$2*2]と入力します。これで、制約条件はお終いなので、[OK]ボタンをクリックします。
制約条件の追加

[ソルバーのパラメーター]は、以下のようになります。間違いがないか確認します。条件の変更が必要な場合は、各制約条件を選択して[変更]ボタンをクリックして修正します。問題がなければ、[解決]ボタンをクリックします。
ソルバーのパラメーター

ソルバーの結果

[ソルバーの結果]ダイアログボックスが表示されます。[ソルバーの解の保持]が選択されていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
ソルバーの結果

表は、以下のようになります。セルD5には、予算10,000円以内で購入できる最大値9,870円が表示されています。ノートは47冊、ボールペンはノートの2倍の数94本となっています。制約条件を変更して、様々な解を求めることができます。
結果の表示

レポートの表示

[ソルバーの結果]で[レポート]にある[解答]を選択して、[OK]ボタンをクリックすると、
ソルバーの結果のレポート

[解答レポート1]という新しいシートが作成されます。
解答レポート

ソルバーアドインの無効

ソルバーを有効にすると、Excelが重くなった経験があります。その場合は、[ソルバーアドイン]を無効にしてください。

ソルバーアドインを無効にするには、[開発]タブをクリックして、[アドイン]グループにある[Excelアドイン]をクリックします。[アドイン]ダイアログボックスが表示されますので、[ソルバーアドイン]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。
開発タブ

参考[開発]タブが表示されていない場合は、[ファイル]タブをクリックします。そして、[オプション]をクリックして[Excelのオプション]を表示させます。[アドイン]をクリックして、下方にある[管理]の[Excelのアドイン]が表示されているのを確認して、[設定]ボタンをクリックします。
Excelのオプション

[アドイン]ダイアログボックスが表示されますので、[ソルバーアドイン]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。
アドインの選択ウィンドウ

関連分析ツールには、以下のようなものもあります。

ゴールシークを使って目標を達成するための値を求める

Excelのゴールシークという機能を使うと、目標値を設定して特定のセルの値を変化させて、目標達成に必要な値を求めることができます。ここでは、 ...

続きを見る

データテーブルを使って複数の計算結果を同時に表示する

Excelの[データ]タブにある[What-If 分析]の中にある[データテーブル]を使うと、複数の計算結果を同時に一覧形式で表示することが ...

続きを見る

シナリオの登録と管理でシミュレーション

Excelには、[What-If 分析]ツールというのがあり、複数の異なる値を入力して結果をシミュレーションすることができます。[データ]タ ...

続きを見る

[分析ツール]アドインを設定する方法も解説しています。

データ分析ツールアドインをリボンに表示するには

Excel2016で[データ]タブに[データ分析]ボタンを表示して、[データ分析]ウィンドウを呼び出すための設定方法です。 [開発]タブを表 ...

続きを見る

参考Officeのバージョンによって操作が異なる場合があります。以下の記事で、お使いのOfficeのバージョンを確認する方法を解説しています。

Office(Word、Excel、PowerPointなど)のバージョンを確認する方法

Microsoft Officeも時を得て、大きく様変わりしてきました。トラブルを解決しようとするとき、あるいは、何かの操作を探すときなど、 ...

続きを見る

管理人一押しのテキストです。業務改善、時短のための一冊です。関数を学び直したい人はぜひ!

おすすめ記事と広告

記事を更新しました

検索ボックスを非表示にするには

Windows10のスタートボタンの右横には[検索ボックス]があります。結構、大きめです。 検索ボックスの非表示設定 この検索ボックスは、非 ...

3Dマップの編集とビデオ保存

Excel2016では、 3Dマップという機能が追加されました。 この3Dマップは、シーンを作成後 長さや効果をつけてメディアとして保存する ...

直前の操作を繰り返す3つの方法

WordやExcel、PowerPointの操作中に操作を繰り返すことは多いと思います。直前の操作を繰り返す方法を3つ紹介します。 クイック ...

傍点に色をつけるには

Wordでは、下のように文章内の一部の文字列を強調するために[傍点]を使うことができます。 傍点の設定 傍点の設定は、傍点を付けたい文字列を ...

球体を描いて保存する

PowerPointで球体を描いて、それを画像として保存する方法を紹介します。球体を描くには、Office2010以降のバージョンであれば可 ...

-Windows10 & Office2016 Excel2016

Copyright © 2001-2018 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

Copyright© 初心者のためのOffice講座 , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.