フォトを使ってスマートフォンの写真をパソコンにインポートする

スマートフォンに保存されている写真や動画をパソコンに取り込む場合、標準でインストールされている［フォト］を使用すると便利です。

スマートフォンとパソコンをデータ転送用のUSBケーブルでパソコンに接続して、［フォト］のインポート機能を使って取り込みます。

ここでの解説は、Windows 11 バージョン 23H2、フォトのバージョンは、2024.11030.15001.0 です。

スマートフォンとパソコンの接続

まず、iPhoneなどのスマートフォンをデータ転送用のUSBケーブルを使って接続します。

USBケーブルは、充電専用のケーブルもありますので気をつけてください。

必ずデータ転送用のケーブルを使用するようにしてください。

ここでは、iPhoneを接続します。

フォトを起動

スタートやタスクバーに［フォト］をピン留めしている場合は、それをクリックして起動します。

もし、スタートにもタスクバーにも［フォト］がない場合は、［すべてのアプリ］から起動します。

スタートの右上にある［すべてのアプリ］をクリックします。

そして、［は］のカテゴリーから［フォト］をクリックします。

［フォトレガシ］というアプリもありますが、ここでは［フォト］での解説です。

参考［フォトレガシ］での写真のインポート方法については、以下の記事で解説しています。

写真の取り込み

フォトの右上にある［インポート］をクリックすると、接続しているデバイス名が表示されます。

iPhoneの場合は、［Apple iPhone］と表示されます。

表示されているデバイス名をクリックします。

読み込み開始の画面になります。

しかし、すぐに［接続するための通知がデバイスに送信されました］の通知が表示されると思います。

iPhoneのロックを解除すると、以下のメッセージが表示されていると思います。

［許可］をタップします。

その後、フォトで［再試行］をクリックします。

iPhoneの写真の読み込み

次に読み込み中の表示になります。

すべての読み込みが完了するまでしばらく待ちます。

取り込む写真の選択と保存先の指定

iPhoneからの写真の取り込みが完了したら、取り込みたい写真や動画を選択してチェックを入れます。

その後、上部にある［○項目の追加］をクリックします。

ここでは、4つの写真を選択していますので［4項目の追加］となっています。

［すべて選択］をクリックすると、表示されている写真や動画を一括選択できます。

［新しいの選択］は、前回取り込んだ写真より新しい写真を選択できます。

次にインポート先を指定するウィンドウが表示されます。

フォルダーを指定して、［インポート］をクリックします。

下部にインポート完了のメッセージが表示されたら、［閉じる］ボタンをクリックします。

これで完了です。データ転送用のケーブルを抜きます。

取り込んだ写真の選択

保存先に指定したフォルダーを表示して、取り込んだ写真や動画を確認してみてください。

iPhoneから写真を取り込むと拡張子は［HEIC］になっています。

HEICファイルは、JPEGより高圧縮で高画質です。ただ、JPEGの方が互換性はあります。

iPhoneの写真の拡張子は［HEIC / HEIF］になっていますが、iPhoneの［設定］から［写真］を開いて［MACまたはPCに転送］で［自動］を選択すると［JPEG］で転送されます。

参考USBメモリを接続すると、フォトのインポートには［USB DISK］と表示されます。

この後の操作は、iPhoneの場合と同じです。

Androidの接続については、以下のMicrosoftのページを参考にしてください。

スマートフォンから PC に写真とビデオをインポートする - Microsoft サポート（Microsoft）

iCloud経由でiPhoneの写真を表示することもできます。

以下は、Windows 11のフォトについての記事です。