メモ帳などのアプリケーションのコマンドの横にアルファベットが表示されて、[Alt]キーを押した後、そのアルファベットをキーボードから押すことでコマンドを実行できます。
このコマンドの横にあるアルファベット1文字のことをアクセスキー、またはアクセラレーションキーと呼びます。
操作方法などは、以下の記事で解説しています。
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アクセラレーションキー(アクセスキー)
メニューバーの各メニューの右横に表示されているアルファベットの意味を知っていますか? これは、[アクセラレーションキー]や[アクセスキー]と ...
[簡単操作]の[キーボード]には、このアクセスキーに下線を表示する設定があります。
Windows 10のバージョンは、2004、20H、21H1で確認しています。画像は、バージョン21H1のものです。
アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する
キーボードから[Windows]+[U]を押して、設定の[簡単操作]の画面を表示します。
[簡単操作]の[キーボード]をクリックします。
[キーボードショートカットの動作を変更する]の[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオンにします。
既定は、オフです。
そうすると、以下の画像のようにアクセスキーに下線が表示されるようになります。
メニューバーのコマンドにしか赤い丸を付けていませんが、[ファイル]メニューのコマンドにも下線が表示されています。
参考メモ帳以外にも、ペイントやコマンドプロンプト、ペイント3Dなどでも同じようにアクセスキーに下線が表示されるようになります。
Microsoft Edgeではアクセスキーが表示される
Microsoft Edgeでは、以前はアクセスキーが表示されていました。
バージョン 87.0.664.66 では表示されていたのですが、その後、いつの頃からか、アクセスキーが表示されなくなっていました。
以下の画像は、バージョン 87.0.664.66 のものです。
Webページ上で右クリックした時のショートカットメニューです。
下線なしのアクセスキーが表示されています。
以下は、バージョン 91.0.864.54 のショートカットメニューです。
アクセスキーがありません。バージョン 89か、90ぐらいで非表示になっていたと思います。
Microsoft Edgeのアクセスキーを表示するには、[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオンにします。
Windowsの設定をした後、Microsoft Edgeを再起動すると、設定が反映されます。
オンにすると、以下のように表示されるようになります。下線も表示されます。
ところが、[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオフにすると、下線だけでなくアクセスキーも非表示になるんですね。
この設定をオフにしていても、設定メニューを表示する場合、[設定など](…)をクリックすると、アクセスキーは非表示ですが、
キーボードから操作すると、アクセスキーは表示されます。
[Alt]+[F]、[Alt]+[Enter]、[F10] +[Enter]では、以下のようになります。
もし、Microsoft Edgeだけの現象なのかもしれませんが、ほかのアプリケーションを使っていて、アクセスキーが表示されていない場合は参考にしてください。
参考アクセスキーの下線を表示する設定は、Windows Vista、Windows 7では、以下の場所にありました。以下の画像は、Windows 7です。
[コントロールパネル]→[コンピューターの簡単操作センター]→[キーボードを使いやすくします]とたどって、[ショートカットキーとアクセスキーに下線を表示します]をオンにすると、アクセスキーに下線が表示されるようになります。
WordやExcelでもアクセスキーを表示して、キーボードから操作できます。
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