Windows 10 & Office 2016 Windows 10

アクセスキーの下線を表示する設定

投稿日:2021年6月24日 更新日:

メモ帳などのアプリケーションのコマンドの横にアルファベットが表示されて、[Alt]キーを押した後、そのアルファベットをキーボードから押すことでコマンドを実行できます。

メモ帳のアクセスキー

このコマンドの横にあるアルファベット1文字のことをアクセスキー、またはアクセラレーションキーと呼びます。

操作方法などは、以下の記事で解説しています。

アクセラレーションキー(アクセスキー)

メニューバーの各メニューの右横に表示されているアルファベットの意味を知っていますか? これは、[アクセラレーションキー]や[アクセスキー]と ...

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Windows 10の[簡単操作]の[キーボード]には、このアクセスキーに下線を表示する設定があります。

Windows 10のバージョンは、2004、20H、21H1で確認しています。画像は、バージョン21H1のものです。

アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する

キーボードから[Windows]+[U]を押して、設定の[簡単操作]の画面を表示します。

キーボード[Windows]+[U]

[簡単操作]の[キーボード]をクリックします。

[キーボードショートカットの動作を変更する]の[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオンにします。

既定は、オフです。

[簡単操作]-[キーボード]-[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]

そうすると、以下の画像のようにアクセスキーに下線が表示されるようになります。

メニューバーのコマンドにしか赤い丸を付けていませんが、[ファイル]メニューのコマンドにも下線が表示されています。

メモ帳の下線が表示されたアクセスキー

参考メモ帳以外にも、ペイントやコマンドプロンプト、ペイント3Dなどでも同じようにアクセスキーに下線が表示されるようになります。

Windows 11では、メモ帳もペイントもUIが変わっています。メモ帳は、[Alt]キーか[F10]キーを押さないと表示されなくなっています。

以下は、Windows 11のメモ帳で[Alt]→[F]を押した状態です。

Windows 11のメモ帳で[Alt]→[F]を押してアクセスキーを表示

Windows 11のメモ帳については、以下の記事で解説しています。

メモ帳を[ダークモード]に変更(絵文字の入力・タブ機能も)

Windows 11のメモ帳には[設定]があります。 [設定]画面では、[アプリのテーマ]と[フォント]を変更できるようになっています。[ア ...

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Windows 11の場合

Windows 11でショートカットキー[Windows]+[U]を使用すると、[アクセシビリティ]の画面が表示されます。

[操作]の[キーボード]をクリックします。

Windows11[アクセシビリティ]

[スクリーンキーボード、アクセスキー、およびプリントスクリーン]にあります。

アクセスキーに下線を引く

Altキーを押さなくても、アクセスキーに下線が引かれます

Windows11[アクセシビリティ]-[アクセスキーに下線を引く]

Microsoft Edgeではキー操作の時に表示される

Microsoft Edgeでは、以前はアクセスキーが表示されていました。

バージョン 87.0.664.66 では表示されていたのですが、その後、いつの頃からか、アクセスキーが表示されなくなっていました。

以下の画像は、バージョン 87.0.664.66 のものです。

Webページ上で右クリックした時のショートカットメニューです。

下線なしのアクセスキーが表示されています。

Microsoft Edgeバージョン 87.0.664.66のショートカットメニュー

以下は、バージョン 91.0.864.54 のショートカットメニューです。

アクセスキーがありません。バージョン 89か、90ぐらいで非表示になっていたと思います。

Microsoft Edgeバージョン 91.0.864.54 のショートカットメニュー

参考以前は、[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオフにすると、下線だけでなくアクセスキーも非表示になっていました。

バージョンアップにより、[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]がオン/オフでも、マウスの右クリックでは表示されませんが、キーボードから操作すると、表示されるようになっています。(バージョン119.0.2151.58)

Windows 11で[スタート]ボタンを右クリックした時に表示されるショートカットメニューも、キー操作([Windows]+[X])の時は、表示されますが、マウス操作では表示されません。[アクセスキーが利用可能な場合は下線を表示する]をオンにすると、表示されるようになります。(Windows 11 バージョン23H2)

Windows 11のシステムを表示

Microsoft Edgeでアクセスキーを表示するには

Microsoft Edgeのアクセスキーを表示するには、キーボードから操作します。

キーボードから[アプリケーション]キーを押すと、ショートカットメニューにアクセスキーが表示されます。

キーボード[アプリケーション]キー

[アプリケーション]キーがないキーボードの場合は、[Shift]+[F10]キーを押します。

キーボード[Shift]+[F10]

アクセスキーが表示されたショートカットメニュー

設定メニューを表示する場合も、[設定など](…)をクリックすると、アクセスキーは非表示ですが、

Microsoft Edgeの設定メニュー

キーボードから操作すると、アクセスキーは表示されます。

[Alt]+[F]、[Alt]+[Enter]、[F10] +[Enter]では、以下のようになります。

キーボード[Alt]+[F]

キーボードから設定メニューを表示

もし、Microsoft Edgeだけの現象なのかもしれませんが、ほかのアプリケーションを使っていて、アクセスキーが表示されていない場合は参考にしてください。

参考Windows 11 バージョン 23H2のMicrosoft Edge バージョン 121.0.2277.8 では、Windows 11の[アクセスキーに下線を引く]がオンでもオフでも、下線付きのアクセスキーが表示されるようになっています。

Windows 10 バージョン 22H2では、Edgeのバージョンは同じでも現象は変わりません。

アクセスキーの下線を表示する設定は、Windows Vista、Windows 7では、以下の場所にありました。以下の画像は、Windows 7です。

[コントロールパネル]→[コンピューターの簡単操作センター]→[キーボードを使いやすくします]とたどって、[ショートカットキーとアクセスキーに下線を表示します]をオンにすると、アクセスキーに下線が表示されるようになります。

Windows 7のコントロールパネル[ショートカットキーとアクセスキーに下線を表示します]

WordやExcelでもアクセスキーを表示して、キーボードから操作できます。

[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス

[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...

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