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削除してしまったファイルの復元は[以前のバージョンの復元]から

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Windows 7で削除してしまったファイルを復元する方法です。

まずは、ごみ箱を開いて目的のファイルがないか探してみてください。

ごみ箱に目的のファイルがない場合は、ファイルの復元を試してみてください。

プロパティの[以前のバージョン]タブ

ショートカットメニューの[以前のバージョンの復元]

ファイルが保存されていたフォルダーを右クリックして[以前のバージョンの復元]をクリックします。

または、[プロパティ]をクリックします。

どのフォルダーに保存していたか分からない場合は、[C]ドライブで操作して探してみてください。

ショートカットメニューの[以前のバージョンの復元]と[プロパティ]

参考Windows 10でも同じように操作できます。[以前のバージョンの復元]は、Windows Vistaからの機能です。

削除したファイルの復元(Windows Vista)

プロパティは、[Alt]+[Enter]で開くこともできます。

プロパティとは(表示方法とセキュリティ)

パソコンを操作していると[プロパティ]という言葉に出会うことがありますね。 プロパティって何?と、思ってしまいますね。パソコンに慣れていらっ ...

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プロパティの[以前のバージョン]タブ

プロパティの[以前のバージョン]タブが表示されます。

ショートカットメニューで[プロパティ]をクリックした場合は、「以前のバージョン」タブをクリックします。

復元したいバージョンを選択して[開く]ボタンをクリックします。

注意ここで、[コピー]または[復元]をクリックすると、フォルダーごとの操作になります。

[復元]ボタンをクリックすると、現在のファイルを上書きしてしまいますので注意してください。

プロパティの[以前のバージョン]タブ

[以前のバージョン]タブの[以前のバージョンを使用する方法]のリンクをクリックすると、[Windowsヘルプとサポート]が開きます。

[Windowsヘルプとサポート]ウィンドウ

参考ヘルプは、大いに活用してください。

Officeの新機能を調べるにはヘルプを活用([F1]キーで表示)

Officeにはヘルプ機能があります。 キーボードから[F1]キーを押すと、[ヘルプ]ウィンドウを表示することができます。 バージョンにかか ...

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削除したファイルをコピー

開かれたフォルダーの中から削除されたファイルを探し、右クリックして[コピー]をクリックします。

そして、任意の場所に貼り付けます。

不要になったファイルは、保存を確認した後に削除してください。

ファイルをコピー

上書きしたファイルの復元

上書きしたファイルも、同じ操作で復活させることができます。

フォルダーでなく、ファイルで右クリックしてショートカットメニューから[以前のバージョンの復元]をクリックします。

ファイルで右クリックして[以前のバージョンの復元]

[利用可能な以前のバージョンはありません]と表示される場合

プロパティの[以前のバージョン]タブに、以下のように[利用可能な以前のバージョンはありません。]と表示された場合は、[以前のバージョンの復元]の機能を使用して、復元することはできません。

プロパティの[以前のバージョン]タブに[利用可能な以前のバージョンはありません。]と表示

[システムの保護]設定の確認

以下の設定を確認してみてください。

スタートメニューの[コンピューター]で右クリックして、ショートカットメニューから[プロパティ]をクリックします。

ショートカットメニューの[プロパティ]

左側のメニューから[システムの保護]をクリックします。

[システムのプロパティ]の[システムの保護]タブが表示されます。

[保護設定]で[ローカルディスク]が[無効]になっていないかを確認してください。

もし、[無効]になっていたら、[構成]ボタンをクリックして、

[システムのプロパティ]の[システムの保護]タブ

[システム保護対象 ローカルディスク]の[設定の復元]で、以下のどちらかを選択します。

ただ、システムの復元の機能を使用するには、ハードディスクの容量に余裕がないと厳しいと思います。

  • システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する
  • ファイルの以前のバージョンのみを復元する

[システム保護対象 ローカルディスク]の[設定の復元]

Windows 10とWindows 11の[システムの保護]

Windows 10では、検索ボックスに[システムの保護]と入力して[Enter]キーを押すと、[復元ポイントの作成]が表示されますのでクリックします。

タスクバーの検索ボックスは、設定によって非表示になっていることがあります。

タスクバーの検索ボックスと検索ハイライトの表示/非表示設定

Windows 10のスタートボタンの右横には[検索ボックス]があります。 結構、大きめです。 この検索ボックスは、非表示にしたり、アイコン ...

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検索ボックスに[システムの保護]と入力して検索

[システムのプロパティ]の[システムの保護]タブが表示されます。

[構成]をクリックすると、設定を変更できます。

Windows 7では、既定で[有効]になっていましたが、Windows 10では、既定が[無効]になっていることもあるようです。

Windows 11でも同じように[システムのプロパティ]の[システムの保護]で確認できます。

[構成]をクリックして設定を変更

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