Windows 10 & Office 2016 Windows 10

画面上の文字サイズのみを大きくする/全体を大きくする

投稿日:2021年3月18日 更新日:

Windows 10で画面の文字サイズを大きくする方法です。

ディスプレイの表示を125%などと拡大すると、ウィンドウの大きさ(画面全体)も拡大されてしまいます。

ウィンドウの大きさはそのままで、文字だけを大きくできる機能があります。

また、表示スケールも拡大できますので、両方を調整して操作しやすいように設定してみてください。

ディスプレイ-[文字を大きくする]設定

参考Windows 10バージョン20H2での解説です。

文字を大きくする

Windows 10の設定から、[簡単操作]を表示します。

[簡単操作]を表示するショートカットキーは、[Windows]+[U]です。

キーボード[Windows]+[U]

[簡単操作]の[ディスプレイ]が表示されます。

[文字を大きくする]のスライダーをドラッグして、拡大します。

以下は、既定の状態です。

[簡単操作]の[ディスプレイ]

サンプルテキストを見ながら、スライダーを見やすい大きさになるまで右へドラッグします。

文字の大きさは、100%から225%まで、1%ずつ変更できます。

ここでは、150%にします。

[適用]ボタンをクリックします。

スライダーをドラッグ

ちょっとの時間、[お待ちください]という青い画面になります。

[お待ちください]の画面

設定が反映されて、[簡単操作]のメニューなどの文字の大きさが拡大されています。

ウィンドウの大きさは変わりません。

文字が拡大された[簡単操作]

参考Windows 11での設定は、Windows 11でのテキストサイズ変更の設定手順を参照してください。

文字の大きさが反映されない箇所

Windowsの一部には、文字の大きさが反映されないところもあります。

分かりやすくするために[200%]に設定しています。

コントロールパネルを表示すると、タイトルバーやアドレスバーの文字は拡大されていますが、その下のコンテンツには反映されていません。

コントロールパネル

全体を大きくする

画面全体を大きくするには、[簡単操作]の[全体を大きくする]で設定します。

[メインディスプレイのアプリとテキストのサイズを変更する]のプルダウンメニューから選択します。

100%から25%ずつで調整できます。

推奨値は、ディスプレイの解像度によって異なりますし、最大値も異なります。

推奨値が150%になっているのもありますし、最大値も150%や175%がなっているのもあります。さまざまです。

参考Windows 11での設定は、Windows 11でのテキストサイズ変更の設定手順を参照してください。

[簡単操作]の[全体を大きくする]

変更すると、ウィンドウサイズも同じ比率で大きくなります。

選択すると、すぐに反映されます。

以下は、100%の時のデスクトップです。

100%のデスクトップ

以下は、150%の時のデスクトップです。全体が大きくなります。

大きくなって見やすいかもしれませんが、ウィンドウを複数並べたい時は、操作がしにくいかもしれません。

150%のデスクトップ

[システム]の[ディスプレイ]から設定

[簡単操作]の[全体を大きくする]の設定は、[システム]の[ディスプレイ]の設定と連動しています。

ディスプレイの[拡大縮小とレイアウト]の[テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する]のプルダウンメニューから選択します。

[システム]の[ディスプレイ]の設定

参考[システム]の[ディスプレイ]の設定画面は、デスクトップの何もないところで右クリックして、ショートカットメニューの[ディスプレイ設定]をクリックしても表示できます。

ショートカットメニューの[ディスプレイ設定]

画面の一部を拡大したい時

画面の一部を拡大したい場合は、[拡大鏡]を使うと便利です。

プレゼンテーションなどでも役立つと思います。

[簡単操作]の[拡大鏡]で設定します。

[簡単操作]の[拡大鏡]

拡大鏡については、以下の記事で詳細に解説しています。

拡大鏡(音声読み取り機能付き)の起動と使い方

Windows 10では[拡大鏡]を使用して、画面全体、または画面の一部を拡大して表示できます。 細かい文字が見づらい時や、プレゼンなどで画 ...

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また、マウスポインターやテキストカーソルの設定についても解説しています。

マウスポインターのサイズと色の変更は[簡単操作]で

Windows 10でマウスポインターをカスタマイズする方法です。 既定のマウスポインターでは、私は標準のマウスポインターでは見辛く、下のよ ...

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テキストカーソルの太さを変更する/インジゲーターを使用する

Windowsでは、カーソルの太さを変更することができます。 カーソルの太さを変更するだけで、ずいぶん作業が楽になります。 また、Windo ...

続きを見る

Windows 11でのテキストサイズ変更の設定手順

Windows 11の場合は、[Windows]+[U]で[アクセシビリティ]を表示して、[テキストのサイズ]をクリックします。

Windows 11の[アクセシビリティ]

以下の画面になりますので、[テキストサイズ]で設定します。

上部の[テキストサイズのプレビュー]で確認しながら設定できます。

Windows 11の[アクセシビリティ]の[テキストのサイズ]

また、全体を大きくするには、[関連設定]にある[ディスプレイ]をクリックします。

Windows 11の[アクセシビリティ]-[テキストサイズ]にある[ディスプレイ]

[システム]の[ディスプレイ]画面が表示されます。

[拡大/縮小とレイアウト]の[拡大/縮小]から設定します。

Windows 11の[システム]の[ディスプレイ]

6個の選択肢があります。機種によって、選択肢は異なります。[推奨]が標準の大きさになります。

  • 100%
  • 125%
  • 150%
  • 175%
  • 200%
  • 225%

拡大/縮小の選択肢

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執筆者/はま

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