Windows10のエクスプローラーにはクイックアクセスという機能があります。
エクスプローラーの起動時に表示されます。
フォルダーやファイルに素早くアクセスするための便利な機能です。
頻繁に利用するフォルダーは手動でクイックアクセスに表示するようにしておくと便利です。
また、最近使ったファイルは自動的にクイックアクセスに表示されますが、その設定を外すこともできますし、エクスプローラーの履歴を削除することもできます。
クイックアクセスにピン留め
クイックアクセスに表示したいショートカットメニューの[クイックアクセスにピン留め]をクリックすると、
エクスプローラーを開いたときに[クイックアクセス]の一覧に表示されるようになります。
スタート画面にピン留め
また、スタート画面にピン留めすることもできます。
フォルダーで右クリックします。
ショートカットメニューの[スタート画面にピン留めする]をクリックします。
スタート画面にフォルダーがピン留めされ、すぐにアクセスして開くことができます。
ピン留めを外す
クイックアクセスやスタート画面からピン留めを外す場合は、ピン留めされたフォルダーで右クリックして、ショートカットメニューから[クイックアクセスからピン留めを外す]または[スタート画面からピン留めを外す]をクリックします。
自動で最近使ったファイルを表示しない設定
クイックアクセスには、[よく使用するフォルダー]と[最近使用したファイル]が表示されます。
クイックアクセスには、最近使用したファイルが自動で表示されます。既定では、20個表示されます。
下の画像では、[最近使用したファイ]は4個になっていますが、これは、一度エクスプローラーの履歴を削除したためです。
これは、設定で表示させないようにすることができますし、エクスプローラーの履歴を消去することもできます。
フォルダーオプションで設定
エクスプローラの[表示]タブから[オプション]をクリックします。
[フォルダーオプション]ダイアログボックスが表示されます。
[全般]タブの[プライバシー]をみると、以下の3つの設定があります。
- 最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する
- よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する
- エクスプローラーの履歴を消去する
[最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する]のチェックボックスと、[よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する]のチェックボックスをオフにすると、手動でピン留めしたものしかクイックアクセスには表示されなくなります。
以下の画像は、2つのチェックボックスをオフにした状態です。
また、[エクスプローラーの履歴を消去する]の右にある[消去]ボタンをクリックすると、履歴を消去することができます。
クイックアクセスを表示しない設定
また、エクスプローラーを表示したときにクイックアクセスは表示したくないという場合は、[フォルダーオプション]で設定することができます。
[全般]タブの[エクスプローラーで開く]のメニューから[PC]を選択します。
既定は[クイックアクセス]です。
下のようにPC表示になります。
もちろん、この設定をしても左メニューの[クイックアクセス]をクリックすると、クイックアクセスが表示されます。
あくまでもエクスプローラーを起動したときに、PC表示になるということです。