ペイントのモザイク（ぼかし）を数値で設定するには

ペイントで写真にモザイク（ぼかし）をかける方法は、写真にモザイク（ぼかし）をかけるならペイントでで解説していますが、モザイクをかけるとき、マウスのドラッグ操作ではなく数値で設定する方法です。

参考Microsoft Officeの画像編集機能［アート効果］の［ぼかし］を使って設定することもできます。

元の写真の確認

下のような写真があります。

お顔にモザイクをかけていきます。方法は、とてもシンプルです。

ペイントの起動方法などは、写真にモザイク（ぼかし）をかけるならペイントでを参照してください。

ここでは、ペイントを起動して写真を開くまでは省略します。

Wiindows 11のペイントの起動については、以下の記事で解説しています。

ただ、Windows 11のバージョン 23H2のペイントでは、ドラッグ操作や［サイズ変更と傾斜］の数値でぼかしの設定はできなくなっています。

フォトの［背景のぼかし］でエリアを指定して部分的に設定することはできます。

四角形の選択

目的の写真を開いたら、［ホーム］タブの［選択］から［四角形選択］をクリックします。

マウスで範囲選択

そして、モザイクをかけたい箇所をマウスでドラッグして選択します。

ドラッグ中の縦横の大きさは、ペイントのステータスバーに表示されます。

ドラッグしたら一度、マウスから指を離します。

もし、ドラッグする範囲を間違えたり、やり直したい場合は、画面の左上にある［元に戻す］ボタンをクリックして、再度ドラッグで範囲を指定してください。

元に戻すのショートカットキーは、［Ctrl］+［Z］です。

［サイズ変更と傾斜］を表示してサイズ縮小

そのまま［オーム］タブの［イメージ］グループにある［サイズ変更］ボタンをクリックします。

［サイズ変更と傾斜］ダイアログボックスが表示されます。

参考［サイズ変更と傾斜］ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、［Ctrl］+［W］です。

Windows 11のペイントの［サイズ変更と傾斜］ダイアログボックスです。

サイズを縮小

サイズ変更の［パーセント］が既定で選択されていると思いますので、そこはそのままにします。

また、［縦横比を維持する］のチェックボックスもオンにしたままにします。

そして、［水平方向］の数値を［20］に変更します。

［垂直方向］の数値は自動で変わります。

確認したら［OK］ボタンをクリックします。

下のように選択した範囲のみが小さくなります。

再び［サイズ変更と傾斜］を表示してサイズ拡大

そして、再度［サイズ変更］ボタンをクリックします。

サイズを拡大

今度は、［水平方向］の数値を［500］にします。

この時も［縦横比を維持する］のチェックボックスはそのままにします。

［垂直方向］の数値は自動で変わります。

［OK］ボタンをクリックします。

これでモザイク写真の完成です。

サイズ変更で20%に縮小して、500%に拡大した場合の写真です。

サイズ変更で25%に縮小して、400%に拡大した場合の写真です。

ペイントの場合、サイズを10%に縮小して1000%に拡大ということはできません。

［1から500までの有効な数値を入力してください。］というメッセージが表示されます。

もちろん、ドラッグ操作は可能です。

10%に縮小した後、拡大する時はドラッグという操作は可能です。

下は10%に縮小してドラッグで拡大した写真です。

名前を付けて保存

完成したら、［ファイル］タブをクリックして［名前を付けて保存］をクリックします。

分かりやすい名前を付けて任意の場所に保存します。

上書き保存しないように気をつけてください。

上書きしてしまいそうな方は、最初に写真をコピーして操作されることをお勧めします。

参考［名前を付けて保存］ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、［F12］キーです。

ペイントを頻繁に使用される場合は、［新規］や［開く］ボタンはクイックアクセスツールバーに登録しておくと便利です。

ペイントのクイックアクセスツールバーで解説しています。

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