ペイントの起動画面とボタンの役割

ペイントを起動したときの各部の名称と操作方法です。標準機能の操作方法を知っておくと、効率よく操作できるようになります。

また、各部の名前を知っておくと、質問したり検索する時に便利です。

ここでは、Windows 8の画面で解説します。

参考Windows 8でのペイントの起動方法については、以下の記事で解説しています。

Windows 10での起動方法は、以下の記事を参照してください。

Windows 11のペイントは、大きく変わっていますので気をつけてください。

ウィンドウの操作ボタン

①の［ウィンドウの操作］ボタンをクリックすると、以下のメニューが表示されます。これらは、ウィンドウ操作に係わるコマンドです。

• 元のサイズに戻す
• 移動
• サイズ変更
• 最小化
• 最大化
• 閉じる

［閉じる］ショートカットキーは、［Alt］+［F4］です。

他のアプリケーションでも使用できます。デスクトップ上で使用すると、［シャットダウン］メニューが表示されます。

参考タイトルバーをダブルクリックすると、［最大化］と［元のサイズに戻す］を切り替えられます。

クイックアクセスツールバー

頻繁に使うボタンを登録することができます。

既定では、［上書き保存］、［戻る］、［進む］の3つのボタンが登録されています。

• 新規
• 開く
• 上書き保存
• 印刷
• 印刷プレビュー
• 電子メールの送信
• 元に戻す
• やり直し

▼ボタンをクリックして、必要なボタンをワンクリックで登録することができます。

クイックアクセスツールバーから削除する場合は、削除したいボタンで右クリックして［クイックアクセスツールバーから削除］をクリックします。

クイックアクセスツールバーは、リボンの下に表示することもできます。以下の記事で解説しています。

ペイントのクイックアクセスツールバー

タブの切り替え

ペイントには、［ホーム］タブと［表示］タブがあります。

起動時は、［ホーム］タブが表示されています。

［表示］タブには、［拡大］［縮小］ボタンや［ルーラー］を表示するためのコマンドがあります。

拡大/縮小は、ステータスバーからも操作できます。

参考［ルーラー］を使った操作は、以下の記事で解説しています。

カーソルの座標と描画領域のサイズ

③の［カーソルの座標］には、カーソルの位置が座標で表示されます。

④の［描画領域のサイズ］には、白いキャンバス（描画領域）のサイズが表示されます。

参考ペイントを起動したときに表示されるキャンバスの大きさや、塗りつぶしについては、以下の記事で解説しています。

ウィンドウの右側のコマンド

リボンには、ペイントのコマンドが登録されています。

リボンは、⑤のタブを切り替えて使用します。

また、下部のズームなどのボタンが並んでいるバーは、［ステータスバー］です。

［ステータスバー］が表示されていない場合は、［表示］タブに切り替えて、［ステータスバー］のチェックが外れていないかを確認してください。

リボンの最小化ボタン

⑦の［リボンの最小化］ボタンをクリックすると、リボンが最小化されてタブだけになります。

再度、リボンを表示するときは、［リボンの展開］ボタンをクリックします。

ショートカットキーは、［Ctrl］+［F1］です。

リボンの展開と最小化の切り替えになります。

［ズームボタン］と［ズームレベル］

⑧の［ズームボタン］は、左右にドラッグして倍率を変更することができます。

⑨の［ズームレベル］は、現在の表示倍率が表示されます。

［拡大］と［縮小］ボタン

⑩の［拡大］ボタンは、クリックするたびに100%ずつ拡大されます。

⑪の［縮小］ボタンは、クリックするたびに50%、25%、12.5%の順で縮小されます。

操作対象のサイズと保存サイズ

⑫の［操作対象のサイズ］は、イラストや図形などのアクティブな範囲のサイズが表示されます。

⑬の［保存サイズ］は、一度度保存した後に表示されます。ファイルのサイズ容量です。

上書き保存した場合、サイズが更新されます。

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