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ワードパッドでペイントを起動して作成した図形を挿入する2つの方法

投稿日:2021年11月24日 更新日:

ワードパッドは、[Windowsアクセサリ]の中にある簡易文書作成用のアプリケーションです。

Microsoft Wordのような高機能ではありませんが、Windowsに標準でインストールされているので、Windowsユーザーなら無料で使用できます。

簡単な文書作成であれば、十分役立ちます。

ワードパッドには図形の挿入機能はありませんが、ペイントの図形を挿入できますので、その方法を紹介します。

ワードパッドとペイント

参考Windows 10 バージョン(2004)での解説です。

ワードパッドの起動

ワードパッドは、[Windowsアクセサリ]の中にあります。

スタートボタンをクリックして、[W]カテゴリの[Windowsアクセサリ]をクリックして展開すると、[ワードパッド]を見つけられます。

[Windowsアクセサリ]内の[ワードパッド]

または、検索ボックスに[わーど]と入力するとヒットすると思います。

検索ボックスに[わーど]と入力

ワードパッドが起動します。

ワードパッド

参考検索ボックスは、設定によって非表示になっていることがあります。

タスクバーの検索ボックスと検索ハイライトの表示/非表示設定

Windows 10のスタートボタンの右横には[検索ボックス]があります。 結構、大きめです。 この検索ボックスは、非表示にしたり、アイコンのみの表示 ...

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ペイントの図形を挿入

図形を挿入したい位置でクリックします。

カーソルの位置に挿入されるので、カーソルの位置は先に確認してください。

[ホーム]タブの[挿入]グループにある[ペイントの図形]をクリックします。

ペイントの図形を挿入

ペイントで作成される図形を挿入します。

[ホーム]タブの[挿入]グループにある[ペイントの図形]

ショートカットキーは、[Ctrl]+[D]です。

キーボード[Ctrl]+[D]

以下のように、ペイントが起動します。

タイトルは、[ドキュメントのビットマップの絵-ペイント]となっています。

[ドキュメントのビットマップの絵-ペイント]が起動

ペイントで図形を描画

ペイントで図形を描画してみます。

まず、キャンバスを少し大きくします。右下のサイズ変更ボタンにマウスを合わせて、任意の大きさにドラッグします。

キャンバスをドラッグで拡大

ペイントの[ホーム]タブの[図形]グループにある[詳細]ボタンをクリックします。

[ホーム]タブの[図形]グループにある[詳細]ボタン

図形の一覧が表示されますので、図形の中から任意の図形を選択します。ここでは[星5]を選択します。

図形の[星5]を選択

[塗りつぶし]から[塗りつぶしなし]以外を選択します。ここでは、[単色]を選択します。

[塗りつぶし]から[単色]を選択

[色2]をクリックして、塗りつぶしにしたい色をクリックします。ここでは[オレンジ]を選択します。

[色2]をクリックして[オレンジ]を選択

キャンバスにドラッグします。以下のような図形ができます。

ペイントのキャンバスに描画

図形の線の色を変更したい場合は、[色1]をクリックして任意の色を選択します。ここでは、黄色を選択します。

参考図形の枠線の色を変更する場合は[色1]、塗りつぶしの色を変更する場合は[色2]ボタンをクリックします。

[色1]をクリックして黄色を選択

参考ペイントの図形の塗りつぶしや、キャンバスの塗りつぶしなどについては、以下の記事が参考になると思います。

ペイントで図形を描画して線や塗りつぶしの色を変更(モノクロパターンも)

ペイントでは、キャンバス(描画領域)に図形を描画して、輪郭の線や塗りつぶしの色を変更することができます。合わせて、クレヨンや水彩など彩色方法も変更でき ...

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ペイントでキャンバスのサイズと塗りつぶしを変更する(既定値に戻す方法も)

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トリミング

図形が完成したら、トリミングします。

ペイントのトリミング(四角形選択と自由選択と選択の切り替え)

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[ホーム]タブの[イメージ]グループにある[選択]から[四角形選択]をクリックして、図形の周りを囲むようにドラッグします。

[ホーム]タブの[選択]から[四角形選択]を選択

[ホーム]タブの[イメージ]グループにある[トリミング]をクリックします。

[ホーム]タブの[イメージ]グループにある[トリミング]

以下のようにトリミングができます。

トリミング後

ペイントを閉じます。

ワードパッドにペイントの図形が挿入されます。

ペイントで作成した図形が挿入されたワードパッド

図形以外の箇所をクリックします。

図形以外の箇所をクリック

挿入した図形の変更

挿入したペイントの図形を編集するのも簡単です。

図形を選択してダブルクリックします。

ペイントが起動して編集できる状態になります。

ワードパッドとペイントを並べて操作すると、分かりやすいと思います。

ワードパッドとペイント

図形の周りを黒くしてみます。

[ホーム]タブの[ツール]グループにある[塗りつぶし]を選択して、図形の外でクリックします。

ワードパッドとペイントが連動しているのが分かると思います。

参考[色2]の色で塗りつぶしたい場合は、右クリックします。

ペイントで塗りつぶしを設定

オブジェクトの挿入から

[ペイントの図形]をクリックして挿入する以外に、[オブジェクトの挿入]からペイントを起動して、図形を挿入することもできます。

[ホーム]タブの[挿入]グループにある[オブジェクトの挿入]ボタンをクリックします。

オブジェクトの挿入

[オブジェクトの挿入]ダイアログボックスを表示します。

[ホーム]タブの[挿入]グループにある[オブジェクトの挿入]

[オブジェクトの挿入]ダイアログボックスが表示されます。

下へドラッグして[ペイントブラシの絵]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

参考[オブジェクトの挿入]から[Microsoft Excel Worksheet]を選択すると、Excelのシートを挿入できます。

[オブジェクトの挿入]ダイアログボックス

ペイントが起動します。[ペイントの図形の挿入]の場合と、操作は同じです。

挿入後も図形をダブルクリックしてペイントを起動して、編集できます。

ワードパッドとペイント

参考Microsoft Wordでペイントを起動して画像を挿入したいのであれば、[オブジェクトの挿入]から[Bitmap Image]を選択します。

Microsoft Wordの[オブジェクトの挿入]

注意Windows Vistaまでは、ペイントで作成した図をコピーして貼り付けしたら、ダブルクリックしてペイントが起動していたのですが、Windows 7以降は、貼り付けた画像をダブルクリックしてもペイントは起動しません。

以下の記事内の[ワードパッドで画像の編集]で解説しています。

異なるアプリケーション間でコピーと貼り付け

異なるアプリケーション間でもデータや画像、図のコピーと貼り付けができます。 また、異なるアプリケーションでコピー&ペーストの操作をして、貼り付け元のア ...

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ワードパッドとペイント(Windows Vista)

ワードパッドで作成した文書の保存

ワードパッドで作成した文書は、[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保存]から目的の形式を選択します。

[名前を付けて保存]の[その他の形式]

[その他の形式]を選択すると、[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

既定は[リッチテキスト形式 (RTF) (*.rtf)]です。[ファイルの種類]の▼をクリックして、選択することもできます。

[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイルの種類]

PDFで保存するには

PDFで保存するには、印刷ダイアログボックスから[Microsoft Print to PDF]を選択して操作します。

[ファイル]タブをクリックして[印刷]から[印刷]をクリックします。

[ファイル]タブの[印刷]から[印刷]

ショートカットキーは、[Ctrl]+[P]です。

キーボード[Ctrl]+[P]

[印刷]ダイアログボックスの[プリンターの選択]で[Microsoft Print to PDF]を選択して、[印刷]ボタンをクリックします。

[Microsoft Print to PDF]は、さまざまなファイルを簡単にPDF化できる仮想プリンターです。

[プリンターの選択]で[Microsoft Print PDF]を選択

[印刷結果を名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。

[ファイルの種類]は[PDFドキュメント(*.pdf)]になっています。ファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリックします。

[印刷結果を名前を付けて保存]ダイアログボックス

参考上記の[印刷]ダイアログボックスの[プリンターの選択]で[Microsoft Print to PDF]を選択して、PDFファイルを作成する方法については、以下の記事でも解説しています。

写真・Webページ・メモ帳などをPDFとして保存するには[印刷]から

WordやExcelなどのMicrosoft Officeで作成したものであれば、[名前を付けて保存]からPDFファイルとして保存することができますが ...

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