Windows 7 & Office 2010 Windows 7

Shiftキーを押しながら右クリックしてファイルのパスをコピー

投稿日:2017年1月7日 更新日:

ファイルのパスをコピーする方法です。

いろいろなやり方がありますが、ここでは、Windowsの機能を使ったファイルのパスをコピーする方法を紹介します。

メール本文にファイルのパスを貼り付けてやり取りすると、メールのサイズも小さくすることができます。

できるだけ、メールに添付する方法は避けたいですね。

また、フォルダー内のファイルのリスト一覧を作成する場合も便利です。

[Shiftキ]ーを押したときのショートカットメニュー

ファイルを[Shift]キーを押しながら右クリック

ファイルを[Shift]キーを押しながら右クリックします。

キーボード[Shift]キー

ショートカットメニューに[パスとしてコピー]というメニューが現れます。

Windows8、Windows10、Windows11では[パスのコピー]となっています。

便利ですね!

[Shift]キーを押した時にのみ表示されるメニューは、以下のとおりです。

  • 編集
  • 読み取り専用で開く
  • 保護されたビューで開く
  • スタートメニューに表示する
  • パスとしてコピー

このメニューを見て、[パスとしてコピー]以外にも、これは便利だと思うものがあるかもしれないですね。

[Shiftキ]ーを押したときのショートカットメニュー

[Shift]キーを押さないときの右クリックのショートカットメニューです。

上の画像と比べてみてください。

[Shift]キーを押さないときのショートカットメニュー

参考Windows11では、[Shift]キーを使わないでも表示されるようになっています。

Windows11のショートカットメニュー[パスのコピー]

ナビゲーションウィンドウでの操作

ナビゲーションウィンドウでも[Shift]キーを押したまま右クリックすると、[パスとしてコピー]が現れます。

ナビゲーションウィンドウで[Shift]キーを押しながら右クリック

参考[Shift]キーを押したまま右クリックすると、ショートカットメニューの中に[読み取り専用で開く]があります。しかし、[読み取り専用で開く]をクリックしても読み取り専用にはなりません。

[Shift]キーを押したときのショートカットメニュー[読み取り専用で開く]

もし、Excelで読み取り専用で開くことが多いのであれば、クイックアクセスツールバーに[読み取り専用の設定/解除]ボタンを追加登録されることをお勧めします。

読み取り専用のオン/オフが簡単にできるコマンドボタンの使い方

Excelブックを複数人で使用する場合、誰かがブックを開いていると、読み取り専用で開くことになります。今、編集したいのに使用中のブックを閉じ ...

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キーボードから操作するには

キーボードからショートカットメニューを表示するには、[Shift]+[F10]を使用します。

[Shift]+[F10]を使用すると、[Shift]キーを押して右クリックした時と同じメニューを表示できます。

キーボード[Shift]+[F10]

または、[Shift]+[アプリケーション]を使用します。キーボードによっては、[アプリケーション]キーがないものもあります。

キーボード[Shift]+[アプリケーション]

[パスとしてコピー]の横に(A)と表記されていますので、ショートカットメニューを表示した後は、[A]キーを押します。

キーボード[A]キー

コマンドの横に表示されているアルファベットは、アクセスキーと呼ばれるものです。

ショートカットメニューの[パスとしてコピー(A)]

参考[Shift]+[F10]と[アプリケーション]キーは、ショートカットメニューを表示するキーです。ただ、[アプリケーション]キーは[Shift]キーと一緒に押さないと、[パスとしてコピー]コマンドは表示されません。

Windows 11ではショートカットキーが追加

Windows 11のバージョン22H2では、[パスのコピー]のショートカットキーが追加されています。

ファイルを選択した状態でショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[C]を使用するだけでパスのコピーができます。

Windows 11の右クリックメニューは一部の機能がアイコンで表示

Windows 11を使い始めると、ファイルで右クリックしてショートカットメニューから操作しようとすると、コピーや削除のメニューがなくて戸惑 ...

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キーボード[Ctrl]+[Shift]+[C]

フォルダー内の複数ファイルのパスをまとめてコピー

この機能が便利なのは、複数のファイルのパスをコピーできることです。

拡張子もコピーされます。拡張子を表示する設定をしていない場合でも、コピーされます。

以下は、1つのフォルダー内のすべてのファイルを選択しています。

すべてのファイルを選択するには、ショートカットキー[Ctrl]+[A]を押すと便利です。

キーボード[Ctrl]+[A]

そして、[Shift]キーを押して、右クリックします。ショートカットメニューから[パスとしてコピー]をクリックします。

Windows 11の場合は、[Shift]キーを押す必要はありません。

ショートカットメニューの[パスとしてコピー]

Excelを起動して、ワークシートに貼り付けします。

フォルダー内のファイルのリストを作成できます。

Excelのワークシートに貼り付けたパスのコピー

ファイル名のみにしたければ、[Ctrl]+[H]で[検索と置換]ダイアログボックスを表示して、パスの部分のみ置換するとスッキリします。

[検索する文字列]にパスの部分を貼り付けして、[すべて置換]をクリックします。

[検索と置換]ダイアログボックス

メッセージウィンドウが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

メッセージウィンドウ

以下のようにファイル名のみのリストになります。

ファイル名のリスト

参考サブフォルダー内のファイルを表示して、まとめてコピーすることもできます。

サブフォルダー内のファイルをすべて表示するには

ファイルを開くには

ファイルのパスは、[ファイルを開く]ダイアログボックスの[ファイル名]ボックスにパスを貼り付けて[開く]ボタンをクリックすると、ファイルを開くことができます。

[ファイル開く]ダイアログボックス

[ファイルを開く]ダイアログボックスを開くショートカットキーは、[Ctrl]+[O]です。

キーボード「Ctrl」+[O]

Office2013以降で[Ctrl]+[O]で[ファイルを開く]ダイアログボックスを表示するには、オプションの設定が必要です。

ショートカットキー[Ctrl+O]で[ファイルを開く]を表示するには

Office2013では、[ファイルを開く]ダイアログボックスを開くためのショートカットキー[Ctrl]+[O]を押すと、Backstage ...

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参考Windows 10では、[Windows]+[V]でクリップボードの履歴を表示できるようになっています。

Windows 11では、[テキストとして貼り付け]コマンドも追加されています。

クリップボードの履歴[Windows]+[V]で過去の履歴を貼り付け

Windows10 バージョン1809では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取りした ...

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アドレスバーで右クリック(アドレスをテキストとしてコピー)

エクスプローラーの場合は、アドレスバーの中で右クリックして、[アドレスをテキストとしてコピー]をクリックしても取得することができます。

注意[アドレスのコピー]を選択すると、そのフォルダーをコピーすることになります。

デスクトップなどにフォルダーごと貼り付けたい場合は、こちらを選択します。

アドレスバーのショートカットメニュー[アドレスをテキストとしてコピー]

Windows 11のショートカットメニューは、[住所をコピー][住所の編集]と表記が変更されています。(2023年9月のバージョンアップ以降)

追記:また[アドレスをコピー]と[アドレスの編集]になっています。(バージョン 23H2)

Windows 11のアドレスバーのショートカットメニュー

関連Windows 8以降でファイルのパスをコピーする方法も解説しています。もっと便利になっています。

[パスのコピー]コマンド(Shiftキーを押しながら右クリックでも表示)

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また、クイックアクセスツールバーに[ドキュメントの場所]を登録することもできます。

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