クイックアクセスツールバーは、タブを切り替えずに使用できるので便利ですね。
その他のコマンドの中に[ドキュメントの場所]というのがあります。
このボタンをクイックアクセスツールバーに追加すると、起動中のファイルのパスを表示して、そのパスをコピーすることができます。
クイックアクセスツールバーに[ドキュメントの場所]を追加
クイックアクセスツールバーに[ドキュメントの場所]ボタンを追加する方法を紹介します。
クイックアクセスツールバーの▼ボタンをクリックして、メニューから[その他のコマンド]をクリックします。
ポップヒントには、[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]と表示されます。
[Excelのオプション]ダイアログボックスの[クイックアクセスツールバー]タブが表示されます。
ここでは、Excel2013を使っていますので、[Excelのオプション]となっていますが、WordやPowerPointでも同じように設定できます。
[コマンドの選択]から[リボンにないコマンド]を選択します。
[ドキュメントの場所]を探して選択します。
中央にある[追加]ボタンをクリックします。
右側に[ドキュメントの場所]が追加されたことを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
コマンドボタンは、特定のファイルのみに追加することもできます。
クイックアクセスツールバーに[ドキュメントの場所]が追加されます。
[カメラ]と[可視セルの選択]ボタンも同じようにして、クイックアクセスツールバーに追加しています。
参考Office2007でも解説しています。
Office2016以降は、[ドキュメントの場所]は消えているようです。ファイルのパスを確認したり、コピーするには、Backstageビューから操作する方法があります。
パスのコピー
ドキュメントの場所で右クリックすると、ショートカットメニューが表示されます。
関連ファイルのパスをコピーするには、Backstageビューから操作することもできます。
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クイックアクセスツールバーから削除
クイックアクセスツールバーに登録したコマンドを削除する場合は、コマンドで右クリックして[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックします。
参考クイックアクセスツールバーのカスタマイズについては、以下の記事で詳細に解説しています。
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ファイルのパスの活用
ファイルのパスをコピーして、メール本文に貼り付けて送ると、受信者側は、エクスプローラーや、IEのアドレスバーにパス貼り付けて開くことができます。
また、パスをコピーして同じ拡張子のアプリケーションを起動して、[ファイルを開く]ダイアログボックスの[ファイル名]に貼り付け、[開く]ボタンをクリックしてファイルを開くこともできます。
ファイルのパスをコピーする方法
ファイルのパスをコピーする方法は、複数ありますので、操作しやすい方法で行ってください。
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Office2013
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クイックアクセスツールバーに登録すると便利なコマンド
クイックアクセスツールバーのコマンドボタンは、タブを切り替えずに操作できるメリットがあります。
以下は、クリックアクセスツールバーに登録しておくと便利かなと思うものを紹介しています。
目的にあったコマンドを上手に活用してくださいね。
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参考[名前を付けて保存]ダイアログボックスも登録しておくと、Backstageビューを開くことなく表示できるのでお勧めです。
ショートカットキーは[F12]キーですが、忘れがちな人は登録しておくといいかもしれないですね。
Excelでは[読み取り専用の設定/解除]もクイックアクセスツールバーに登録しておくと、便利なコマンドです。
開いているブックを[読み取り専用]にしたり、解除が簡単にできます。
【読み取り専用の設定/解除】コマンドをクイックアクセスツールバーに登録(Excel2007)
以下の記事では、[読み取り専用の設定/解除]ボタンの設定から活用方法まで解説しています。Excel2016での解説です。
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[Alt]→[数字]キーでコマンドを実行できます。(以下の画像は、Excel2010です)
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