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直前の操作を繰り返す3つの方法と[元に戻す]操作の最大数の設定

投稿日:2017年5月15日 更新日:

WordやExcel、PowerPointの作業中に操作を繰り返すことは多いと思います。

直前の操作を繰り返す方法を3つ紹介します。

また、PowerPointでは、元に戻す操作の最大数は、既定で[20]となっていますが、オプションの設定で変更できます。

PowerPoint2016の[元に戻す操作の最大数]

クイックアクセスツールバーの[繰り返し]ボタン

WordやPowerPoint、Outlookには、クイックアクセスツールバーに[繰り返し]ボタンが既定で表示されていますので、それをクリックします。

繰り返し操作が行うことができる状態の時のみ有効になります。

参考[元に戻す]操作をした後は[やり直し]ボタンになります。

下の画像はWord2016です。

Word2016のクイックアクセスツールバー[繰り返し]ボタン

下の画像はPowerPoint2016です。

PowerPointのクイックアクセスツールバー[繰り返し]ボタン

Outlookにも[繰り返し]([やり直し])ボタンがあります。

Outlookのクイックアクセスツールバー[繰り返し]ボタン

[やり直し]と[繰り返し]

[やり直し]ボタンは、操作を元に戻した後のみに表示されます。[繰り返し]ボタンと[やり直し]ボタンは、操作によって切り替わります。

[元に戻す]ボタンを使用すると、[繰り返し]ボタンは[やり直し]ボタンになります。[元に戻す]ショートカットキー[Ctrl]+[Z]を使用したときも同様に[やり直し]ボタンになります。

クイックアクセスツールバーの[やり直し]ボタン

クイックアクセスツールバーの一覧には、[やり直し]と表示されています。

クイックアクセスツールバーの一覧

参考Microsoftのページをリンクしておきます。

操作を元に戻す、取り消した操作をもう一度行う、操作を繰り返す - Office サポート(Microsoft)

Officeのバージョンが2109では、[元に戻す]と[やり直し]が[Undo]と[Redo]という表記になっています。

一時的かもしれませんが。

クイックアクセスツールバーの一覧の表記が「Undo」「Redo」に

Excelのクイックアクセスツールバーに[繰り返し]ボタンを登録する方法

Excelの場合は、既定でクイックアクセスツールバーに[繰り返し]ボタンはありません。[やり直し]ボタンはありますが、[繰り返し]ボタンに切り替わることはありません。

Excelの場合は、[Excelのオプション]からクイックアクセスツールバーに追加登録して使用します。

クイックアクセスツールバーの[アクセスツールバーのユーザー設定]ボタンをクリックして、[その他のコマンド]をクリックします。

アクセスツールバーのユーザー設定

[Excelのオプション]にある[クイックアクセスツールバー]が表示されます。

[コマンドの選択]が[基本的なコマンド]になっていることを確認して、その下のボックスから[繰り返し]を探します。

見つけたら、それを選択して中央の[追加]ボタンをクリックします。

右側のボックスに[繰り返し]が表示されたことを確認して[OK]ボタンをクリックします。

Excelのオプション

これでWordやPowerPointと同じように[繰り返し]ボタンを使えるようになります。

Excelのクイックアクセスツールバー

もし、ボタンの位置を変更したい場合は、再度 [Excelのオプション]にある[クイックアクセスツールバー]を表示して、右側のボックスに表示した[繰り返し]ボタンを選択して、右端にある▼▲ボタンをクリックして調整してください。

画像は[繰り返し]ボタンを選択して▲ボタンを2回クリックして上へ移動させた状態です。

Excelのオプション

参考Excelでは、関数の使用など繰り返しができない操作があります。その場合は、[繰り返しできません]と表示されます。

Excelのクイックアクセスツールバー[繰り返しできません]

図形の塗りつぶしなどは、[図形の書式設定]から操作すると、繰り返しが適用されます。

書式などは[書式のコピー/貼り付け]の方が効率的かもしれません。

キーボードから[Ctrl]キーと[Y]キーを同時に押す

WordやExcel、PowerPointなどで使用できます。

Excelでは繰り返しが適用できない操作があります。

キーボード[Ctrl]+[Y]

キーボードから[F4]キーを押す

WordやExcel、PowerPointなどで使用できます。

Excelの図形の塗りつぶしなどは、[図形の書式設定]から操作すると[F4]キーで適用できます。

キーボード[F4]キー

ちなみに、MacのOfficeの場合は、[command]キーと[Y]キーです。

また、Excel 2016 for Macにはクイックアクセスツールバーに[繰り返し]ボタンが既定で表示されています。

Office2016のMac版とWindows版との違いPart2

PowerPointの[元に戻す操作の最大数]の設定

PowerPointでは、オプションの設定で元に戻す操作の最大数を変更できます。既定は[20]です。

ExcelとWordは設定はできませんが、100回までとなっています。

操作を元に戻す、取り消した操作をもう一度行う、操作を繰り返す - Office サポート(Microsoft)

この数値は、少し増やしてもいいと思います。

[PowerPointのオプション]ダイアログボックスを表示します。

[ファイル]タブをクリックして、Backstageビューを表示して[オプション]をクリックしてもいいですが、キーボードから[Alt]→[F]→[T]の順に押しても表示できます。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[PowerPointのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]を選択すると、[編集オプション]に[元に戻す操作の最大数]という項目があります。

ポップヒントには、以下のように表示されます。

3~150の整数を入力してください

PowerPoint2016の[元に戻す操作の最大数]

この設定は、以前のバージョンにもあります。

PowerPointの「元に戻す操作の最大数」のポップヒント(PowerPoint2007)

参考Officeのバージョンによって操作が異なる場合があります。

以下の記事で、お使いのOfficeのバージョンを確認する方法を解説しています。

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