Windows XP & Office 2003 Office 2003共通

Officeクリップボードの操作方法と設定(最大24個まで保存)

投稿日:2017年1月7日 更新日:

コピーや切り取りを行うと、データは[Officeクリップボード]に最大24個まで保存されます。

25 個以上のアイテムをコピーすると、Office クリップボードにある最初のアイテムから順に削除されていきます。

保存されたデータはOfficeアプリケーション間で共通で利用することができます。

たとえば、ExcelでコピーしたものをWordに貼り付けることができます。

直前にコピーしたものでなくても、クリップボードを表示して目的のものを選択して貼り付けることができます。

また、まとめて貼り付けることもできます。

Officeクリップボード

参考Office2013でも解説しています。Office2007以降であれば、以下の記事が分かりやすいと思います。

前にコピーしたものを貼り付けたい時はOfficeクリップボードを表示

コピーは、直前のものしか貼り付けできないと思っていませんか? そんなことはありません。 数回前にコピーしたものでも貼り付けできます。 Off ...

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Windows10以降では、[Windows]+[V]でクリップボードの履歴を表示できます。この機能を使うと、過去のコピーや切り取りしたデータの一覧を表示して、貼り付けたいデータを選択することができます。

クリップボードの履歴[Windows]+[V]で過去の履歴を貼り付け

Windows10 バージョン1809では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取りした ...

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[クリップボード]作業ウィンドウの表示

[クリップボード]作業ウィンドウは下記の方法で表示することができます。

編集メニューから

[編集]メニューの[Officeクリップボード]をクリックします。

[編集]メニューの[Officeクリップボード]

作業ウィンドウから

作業ウィンドウが表示されている場合は、作業ウィンドウのタイトルバーの▼をクリックして、メニューの中から[クリップボード]を選択します。

[作業ウィンドウ]のメニューから[クリップボード]

Office2003の作業ウィンドウでは、タイトルバーをクリックするとメニューが表示されます。

Office2003[作業ウィンドウ]のメニューの[クリップボード]

キーボードから

[Ctrl]キーを押したまま、[C]キーを2回押します。

先に[オプション]から設定が必要です。

キーボード[Ctrl]+[C]

クリップボードのアイテムの貼り付け

クリップボードのアイテムを貼り付けるには、アイテムをクリックするか、アイテムをポイントして表示される▼ボタンをクリックしてメニューから[貼り付け]をクリックします。

クリップボードの[貼り付け]

作業ウィンドウの上部にある[すべて貼り付け]ボタンをクリックすると、すべてのアイテムを一度に貼り付けることができます。

クリップボードの[すべて貼り付け]

クリップボードのアイテムの削除

クリップボードのアイテムを削除するには、アイテムをポイントして表示される▼ボタンをクリックして、メニューから[削除]をクリックします。

作業ウィンドウの上部にある[すべてクリア]ボタンをクリックすると、すべてのアイテムを一度に削除することができます。

クリップボードの[すべてクリア]とアイテムの[削除]

[クリップボード]作業ウィンドウのオプション

クリップボード作業ウィンドウの下部に[オプション]をクリックすると、Officeクリップボードの設定を変更することができます。

以下の4個の設定があります。

  • 自動的にOfficeクリップボードを表示
  • Officeクリップボードを表示せずに格納
  • Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示
  • コピー時にステータスをタスクバーの近くに表示

既定では、[Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示]と[コピー時にステータスをタスクバーの近くに表示]が有効になっています。

クリップボードの[オプション]

Office2003からは[Ctrl+Cを2回押してOfficeクリップボードを表示]のメニューが追加されています。

Office2003 のクリップボードの[オプション]メニュー

Officeアプリケーション間での利用

この保存されたデータはOfficeアプリケーション間で共通で利用することができます。

たとえば、ExcelでコピーしたものをWordで貼り付けたりすることができます。

ExcelのグラフをWordに貼り付け

直前にコピーしたものであれば、クリップボードを表示する必要はありません。

異なるアプリケーション間でコピーと貼り付け

異なるアプリケーション間でもデータや画像、図のコピーと貼り付けができます。 また、異なるアプリケーションでコピー&ペーストの操作をして、貼り ...

続きを見る

最新のコピー、切り取りした内容はWindowsのクリップボードにも格納されます。

クリップボードビューアの表示とショートカットアイコンの作成

[コピー]や[切り取り]の操作を行うと、いったん クリップボードというところに保存されます。 異なるアプリケーション間でも、カット&ペースト ...

続きを見る

注意非常に大きなサイズのデータをクリップボードに保存すると、アイテムを24個保存できなくなる場合があります。

下のようなメッセージが表示されることがあります。

アイテムは収集されません。利用できる容量を増やすためアイテムを削除してください。

クリップボードのメッセージ[アイテムは収集されません。利用できる容量を増やすためアイテムを削除してください。]

参考Officeクリップボードについては、Office2013でも解説しています。

前にコピーしたものを貼り付けたい時はOfficeクリップボードを表示

コピーは、直前のものしか貼り付けできないと思っていませんか? そんなことはありません。 数回前にコピーしたものでも貼り付けできます。 Off ...

続きを見る

Windows10では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。

この機能を使うと、過去のコピーや切り取りしたデータの一覧を表示して、貼り付けたいデータを選択することができます。

削除されないように固定したり、デバイス間で同期させることもできます。

クリップボードの履歴[Windows]+[V]で過去の履歴を貼り付け

Windows10 バージョン1809では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取りした ...

続きを見る

移動やコピーの方法については、以下の記事を参照してください。

異なるアプリケーション間でデータを移動(切り取りと貼り付け)

異なるアプリケーション間のデータの移動は簡単にできます。 まず、WordとExcelを起動させておきます。左右に並べておくと便利ですね。 そ ...

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