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前にコピーしたものを貼り付けたい時はクリップボードを表示して活用

投稿日:2017年1月7日 更新日:

コピーは、直前のものしか貼り付けできないと思っていませんか?

そんなことはありません。

数回前にコピーしたものでも貼り付けできます。

Officeクリップボードを使用すると、別のアプリケーションでコピーしたものや、文字列だけでなく画像も貼り付けができます。

最大24個まで保存することができます。

すべてのOfficeを終了させると、最後にコピーしたものだけがOfficeクリップボードに保存されます。

パソコンを再起動させると、Officeクリップボードの内容はすべて削除されます。

最後にコピーしたアイテムは、常にWindowsのシステムクリップボードにもコピーされますが、Officeクリップボードの内容をすべて消去すると、システムクリップボードの内容も消去されます。

各アプリケーションで、[貼り付けボタン]や貼り付けのショートカットキー[Ctrl]+[V]を使用した場合は、Windowsのシステムクリップボードの内容が貼り付けられます。

参考Windows10のバージョン1809では、Windowsのシステムクリップボードの履歴を保存できるようになりました。また、ピン留めをすると、再起動してもデータを保持することができます。

キーボードから[Windows]+[V]で起動することができます。別のパソコンと同期もできて、かなり便利です。

[Windows]+[V]でクリップボードの履歴を表示して貼り付け

Windows10 バージョン1809では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取りした ...

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クリップボードの表示

Officeクリップボードを表示する方法です。

Word2013の場合です。

[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックします。

クリップボード

クリップボードにコピーしたすべてのアイテムを表示します。

ホームタブのクリップボード

[クリップボード]作業ウィンドウが表示されます。

参考作業ウィンドウの操作については、以下の記事で解説しています。

作業ウィンドウの操作(タイトルをダブルクリックで固定位置へ)

WordやExcelの操作中にコマンドボタンをクリックすると、ウィンドウの左右どちらかに[作業ウィンドウ]が現れることがあります。 [図の書 ...

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クリップボード作業ウィンドウ

以下はExcel2013です。

Wordと同じく[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックします。

PowerPointや、Accessにもあります。

Excelのクリップボード

Outlookの場合は、新規メッセージウィンドウを開いた時や、返信メッセージウィンドウを開いた時に表示することができます。

Outlookのクリップボード

コピーしてクリップボードに格納

文字列を選択して、[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[コピー]ボタンをクリックするとクリップボードに格納されます。

アイテムの格納

ショートカットキー[Ctrl]+[C]で操作しても同じです。

キーボード [Ctrl]+[C]

また、画像をコピーすると、画像も格納することができます。

画像をコピーしてクリップボードに貼り付け

クリップボードのアイコンを見ると、どのアプリケーションでコピーしたのかが分かります。ただ、コピーもとのアプリケーションを閉じると、アイコンは変わる場合があります。

注意Windows 10 バージョン1703以降は、[Windows]+[Shift]+[S]を押すと、画面を部分的に選択して貼り付けることができますが、この機能は、Officeアプリケーションを起動していても、Officeクリップボードには保存されません。

Windowsのクリップボードの履歴としては保存されます。

Snipping Toolで操作したものは、Officeクリップボードに保存されます。検証環境は、Windows 10 バージョン1809 Office2019(永続ライセンス)です。

[Windows]+[Shift]+[S]で画面領域切り取り(PrintScreenに割り当ても可)

Windows10では、Creators Updateで、新しいショートカットキーが追加されました。 Windows10のバージョン 170 ...

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異なるアプリケーションへ貼り付け

異なるアプリケーションを起動して、貼り付けることもできます。

ここでは、WordでコピーしたものをExcelのセルへ貼り付けています。

貼り付けしたいアイテムの▼ボタンから[貼り付け]をクリックします。

クリップボードの各アイテムの▼ボタンをクリックして、アイテムを個別に削除することもできます。

Excelへ貼り付け

格納したアイテムをすべて貼り付け

コピーしたアイテムは、まとめて貼り付けることができます。

以下は、セル[B1]からセル[B4]までをコピーした後、セル[D1]からセル[D4]までをコピーしています。

クリップボードの[すべて貼り付け]をクリックすると、コピーした順で貼り付けられます。

クリップボードの[すべて貼り付け]

Excelで離れたセルをコピーした場合

1つ注意してほしいことがあります。

クリップボードは、離れたセルを選択した場合は、途中のセルも一緒に保存されます。

コピーした後にすぐに貼り付けすれば問題ありませんが、クリップボードから貼り付けるとうまくいきませんので気をつけてください。

セル[B1]を選択して、[Ctrl]キーを押したままセル[D1]を選択してコピーします。

クリップボードを見ると、セル[C1]の[東京]も格納されています。

[Ctrl]キーで離れたのセルをコピーした場合のクリップボードのアイテム

クリップボードのアイテムから[貼り付け]をクリックすると、以下のように選択していなかったセルも貼り付けられます。

クリップボードから貼り付け

ただ、[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[貼り付け]ボタンを使用すると、コピーしたセルのみが貼り付けられます。

[ホーム]タブの[貼り付け]ボタン

[Ctrl]+[V]で操作した場合も同じです。

キーボード[Ctrl]+[V]

ただ、[貼り付け]ボタンで操作できるのは、直前にコピーしたものにかぎります。

[Ctrl]キーで離れたセルを選択してコピーした場合は、クリップボードからは貼り付けできません。

[貼り付け]ボタンから貼り付けした場合とクリップボードから貼り付けした場合の違い

参考Windows 10のクリップボード履歴から操作しても、同じように連続した範囲が貼り付けられます。直前にコピーしたものであれば問題ありません。

[Windows]+[Shift]+[S]で画面領域切り取り(PrintScreenに割り当ても可)

Windows10では、Creators Updateで、新しいショートカットキーが追加されました。 Windows10のバージョン 170 ...

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格納したアイテムをすべてクリア

格納したものをまとめて削除したい場合は、クリップボードの[すべてクリア]ボタンをクリックします。

また、[クリップボード]作業ウィンドウを閉じる場合は、作業ウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックします。

[ダイアログボックス起動ツール]ボタンをクリックして閉じることもできます。

閉じるボタン

Officeクリップボードの内容をすべて消去すると、システムクリップボードの内容も消去されます。

オプションの設定

作業ウィンドウの下方にあるオプションをクリックして、各設定を行うことができます。

以下の5個の設定があります。

  • 自動的にOfficeクリップボードを表示
  • Ctrl+Cを2回押してOfficeクリップボードを表示
  • Officeクリップボードを表示せずに格納
  • Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示
  • コピー時にステータスをタスクバーの近くに表示

既定では、[Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示]と[コピー時にステータスをタスクバーの近くに表示]が有効になっていると思います。

この既定は、Officeのバージョンによって異なるようです。

クリップボードのオプション

既定のままだと、コピーを行うたびにタスクバーの右下にポップ[アイテムは収集されました。]が表示されます。

タスクバーのポップ

また、サイズが大きいアイテムをコピーすると、下のようなメッセージが表示されます。

[アイテムは収集されません。利用できる容量を増やすためアイテムを削除してください。]

アイテムは収集されません

参考クリップボードのオプションには、[Ctrl+Cを2回押してOfficeクリップボードを表示]というメニューもあります。

設定をオンにすると、[Ctrl]キーを押したまま[C]キーを2回押すと、クリップボードを表示できます。

WordやPowerPointでは、何も選択していない状態であれば、このショートカットキーを使用してクリップボードを表示できません。

Wordの場合なら段落記号、PowerPointならプレースホルダーなど、何かを必ず選択した状態で操作してください。

Office クリップボードを使用したコピー/貼り付け - Office サポート(Microsoft)

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