Windows 8 & Office 2013 Windows 8

[パスのコピー]コマンド(Shiftキーを押しながら右クリックでも表示)

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Windows 8、Windows 10、Windows 11でファイルのパスをコピーする方法です。

2つの方法を紹介します。

Windows 7では、[Shift]キーを使って右クリックして表示していましたが、Windows 8以降はエクスプローラーのコマンドとして表示されています。

また、Windows 11では、[Shift]キーを使用しないでも、ショートカットメニューに[パスのコピー]が表示されます。

エクスプローラーから

エクスプローラーを開いて、[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[パスのコピー]をクリックします。

ファイルを選択すると、有効になります。複数のファイルを選択してもOKです。

ポップヒントには、以下のように記されています。

パスのコピー

選択した項目のパスをクリップボードにコピーします。

[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[パスのコピー]

Windows 11では、エクスプローラーのコマンドバーにある[…](もっと見る)をクリックすると表示されます。

Windows11のパスのコピー

参考エクスプローラーの起動については、以下の記事を参照してください。

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[パスのコピー]の下にある[ショートカットの貼り付け]も便利なコマンドです。

ファイルやフォルダーのショートカットの作成

[Shift]キーを押しながら右クリック

または、目的のファイルを[Shift]キーを押しながら、右クリックします。

キーボード[Shift]キー

ショートカットメニューに[パスのコピー]が表示されるので、それをクリックします。

ショートカットメニューの[パスのコピー]

フォルダー内のファイルは、[ホーム]タブからの操作が便利ですが、デスクトップなどでは、[Shift]キーを押して表示させるといいですね。

メモ帳に貼り付けてみます。

下のようにファイルのパスが貼り付けられます。

メモ帳に貼り付けたファイルのパス

参考Windows 7では、[パスとしてコピー]でした。

ナビゲーションウィンドウで[Shift]キーを押したまま右クリックしても[パスのコピー]コマンドが表示されます。

キーボードから[Shift]+[F10]を押しても、同じショートカットメニューを表示できます。

キーボード[Shift]+[F10]

Windows 11での操作

Windows 11では、右クリックで表示される[パスのコピー]は、[Shift]キーを押さなくても表示されます。

Windows11のショートカットメニュー[パスのコピー]

また、Windows 11のバージョン22H2では、[パスのコピー]のショートカットキーが追加されています。

ファイルを選択した状態でショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[C]を使用するだけでパスのコピーができます。

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キーボード[Ctrl]+[Shift]+[C]

[パスのコピー]の活用

[パスのコピー]は、複数のファイルを選択して、まとめて取得できます。

この機能を利用して、フォルダー内のファイル名のリストを作成できます。以下の記事に詳細に解説しています。

フォルダー内の複数ファイルのパスをまとめてコピー

以下の画像は、Excel2010です。

Excelのワークシートに貼り付けたパスのコピー

[開く]ダイアログボックスの[ファイル名]ボックスにパスを貼り付けると、ファイルを開くことができますし、メールでファイルやフォルダーのパスを知らせる時も便利ですね。

以下の記事も参考になると思います。

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また、ヘッダーやフッターに[ファイルのパス]を挿入して印刷することもできます。自動で更新されるので便利です。

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