Word2013では、ヘッダー/フッターにファイルのパスを挿入するのが簡単になりました。
[デザイン]タブの[挿入]グループにある[ドキュメント情報]から、ワンクリックで挿入することができます。
Word2007とWord2010での方法は、以下の記事を参照してください。
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Word2010でヘッダーまたはフッターにファイルのパスを表示する方法
Word2010でヘッダーまたはフッターにファイルのパス名を表示する方法です。 フィールドから[FileName]を選択して挿入する方法と、 ...
ここでは、ヘッダーにファイルのパスを挿入する方法を紹介します。
ヘッダー/フッターを表示
ヘッダー/フッターが編集できるようにします。そのための方法は3つあります。
ヘッダー領域でダブルクリック
ヘッダー領域(赤い点線で囲まれている箇所)でダブルクリックします。これが一番簡単だと思います。
右クリックして[ヘッダーの編集]
本文上部で右クリックすると、以下のように[ヘッダーの編集]と表示されますので、クリックします。
[挿入]タブから[ヘッダーの編集]
[挿入]タブの[ヘッダーとフッター]グループにある[ヘッダー]をクリックします。
下方にある[ヘッダーの編集]をクリックします。
ドキュメント情報(ファイルのパス)を挿入
ヘッダー、フッターが編集できるようになります。
[ヘッダーとフッター ツール]の[デザイン]タブが表示されます。
[挿入]グループにある[ドキュメント情報]から[ファイルのパス]をクリックします。
メニューの中には、[作成者]、[ファイル名]、[ドキュメントタイトル]もあります。
ドキュメントに関する情報を簡単に挿入できるようになりました。
ヘッダーにファイルのパスが挿入されます。
参考Word2016とWord2019では、[ヘッダー/フッター ツール]タブに[デザイン]タブはありません。[ヘッダーとフッター]という表記になっています。
以下の画像は、Word2019 バージョン2108(ビルド 14326.20238)です。
ファイルの保存場所が変更になった場合
ファイルの保存場所が変更された場合は、フィールドを更新します。右クリックして、ショートカットメニューから[フィールドの更新]をクリックします。
フィールドの更新については、以下の記事で詳細に解説しています。ショートカットキーもまとめています。
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最終更新日時を自動で表示(SaveDateフィールドを使用)
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ヘッダーとフッターを閉じる
[デザイン]タブの右端にある[ヘッダーとフッターを閉じる]をクリックして、ヘッダーの編集を終了します。
参考ポップヒントにも記されていますが、本文内をダブルクリックしても、ヘッダー/フッターを閉じることができます。
ヘッダーとフッターを閉じる
ヘッダー/フッターツールを閉じます。
文書内の領域をダブルクリックして文書の編集に戻ることもできます。
ヘッダーやフッターは、すべてのページに追加されます。
ヘッダーに挿入したパスを削除するには、再度、ヘッダー領域を表示してパスを削除します。
関連Excelでもファイルの保存先パスを表示できます。以下の記事で解説しています。
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