文書を開いたときに、最終更新日が分かると便利ですね。
[SaveDate]フィールドを使って最終更新日を自動的に表示できます。
保存した文書を閉じて開いたり、フィールドの更新を実行すると日付が自動的に更新されます。
ただし、文書を開いた状態で[上書き]保存のボタンを押しても、日時は更新されません。
フィールド[SaveDate]の挿入
まず、自動更新の日時を挿入したい位置にカーソルを移動します。
そして、[挿入]タブの[テキスト]グループにある[クイックパーツ]をクリックします。
クイックパーツ
フィールド、文書のプロパティ(タイトルや作成者など)、書式設定したテキストなど、再利用可能なコンテンツを挿入します。
メニューから[フィールド]をクリックします。
(Word2003では、[挿入]メニューの[フィールド]です。)
ウィンドウ幅が狭い場合は、[クイックパーツ]のアイコンは以下のようになっています。
参考クイックパーツについては、以下の記事で解説しています。
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クイックパーツの作成と使い方(定型句と文書のプロパティ)
Wordのクイックパーツという機能を利用すると、長い文字列でも容易に挿入できます。 単語登録も便利ですが、クイックパーツでは、60文字以上の ...
フィールド[SaveDate]を選択
[フィールド]ダイアログボックスが表示されます。
フィールドの選択から、[SaveDate]をクリックします。
[日付の書式]から任意の書式を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
上書き保存後、文書を閉じて、再度開くと日時が更新されます。
ただし、文書を開いた状態で[上書き]保存のボタンを押しても、日時は変わりません。
参考SaveDateで秒を表示する書式を選択しても、秒の表示は[0秒]と表示されてしまうようです。
新規文書で未保存の場合は表示されませんので、名前を付けて保存してください。
また、Wordでは既定で数字と日本語の間隔は自動調整されます。自動調整をオフにしたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
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日本語と英数字の間隔と行頭の記号の空きを調整する
日本語と英数字の間隔は、少し空けたほうが見やすいと思いますが、見出しなどのようにフォントサイズが大きい段落では空きがないほうがいい場合もある ...
フィールドの更新
更新された日時をすぐに確認したい場合は、上書き保存後、日時の箇所をクリックしてグレイの状態になった時にキーボードから[F9]キーを押してください。
または、グレイ表示の時に右クリックしてショートカットメニューから[フィールド更新]をクリックします。
フィールド操作のショートカットキーのまとめ
フィールドの操作のショートカットキーをまとめておきます。
以下の記事と合わせて読んでいただくと、分かりやすいと思います。Word2016で解説しています。
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自動的に更新される日付や時刻を簡単挿入(フィールドコードの操作)
Wordには、日付と時刻を自動的に更新してくれる機能があります。 [日付と時刻]ダイアログボックスを表示して、[自動的に更新する]のチェック ...
[Ctrl] + [F9] | フィールドコードのホルダーを挿入 { }が挿入されます |
[Alt] + [F9] | 文書内のすべてのフィールドコードを表示/非表示 |
[Shift] + [F9] | カーソルの位置のフィールドコードを表示/非表示 |
[F9] | フィールドの更新 |
[Ctrl] + [F11] | フィールドの更新をロック |
[Ctrl] + [Shift] + [F11] | フィールドのロックを解除 |
[Ctrl] + [Shift] + [F9] | フィールドコードを削除して文字列表示 |
ショートカットキーで3つのキーを押す場合などは、固定キー機能を使用すると便利です。
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ショートカットキーを1つずつ押して操作を実行(固定キー機能を使用)
ショートカットキーとは、キーボードから複数のキーを同時に押して操作を実行できる機能のことです。 入力中にマウスに持ち替える必要がなく、効率よ ...
関連フィールドコードについては、以下のWord2003のルビ(ふりがな)の小技楽しんでいただけると思います。
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漢字にルビをふることがありますね。 そのルビを編集する方法です。 以下のようにルビのみに色を付けたり、ルビを漢字の下に付けることもできます。 ...
ルビをまとめて削除する場合も、フィールドコードが役立ちます。
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同じ文字列にルビを一括設定する方法とすべてのルビの一括解除
文字列にルビを付けたい場合は、[ホーム]タブの[ルビ]をクリックして[ルビ]ダイアログボックスでふりがなの内容や書式などを設定します。 同じ ...
以下の記事でもフィールドコードを使った内容を解説しています。
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参考Excelでも更新日時を自動的に表示することができます。
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