Outlookのテキストメールで長いURLや、長いパスでもクリックで開く方法です。
[Outlookのオプション]の表示
Outlookの[ファイル]タブをクリックして、[オプション]をクリックします。
この画面のことをBackstageビューと呼びます。
[メール]カテゴリの[指定の文字数で自動的に文字列を折り返す]で設定
[メール]カテゴリーの[メッセージ形式]にある[指定の文字数で自動的に文字列を折り返す]の既定の文字数[76]を最長の[132]に変更します。
文字数は半角での文字数になります。設定できる文字数は、30文字から132文字です。
そして、[テキスト形式メッセージ内の余分な改行を削除する]のチェックボックスをオフにします。
[OK]ボタンをクリックして閉じます。
ファイルプロトコルを使用したパス内に日本語が入ると途中までしか青字にならず、リンクしません。
そういう場合は、下のように[< >](半角)でパス名を囲んでみてください。
[" "]ダブルクォーテーションや、[<< >>]で挟んでも同じです。
参考Microsoft Edgeでは、Webページのタイトル名でリンク貼り付けができます。URLに日本語が混在している場合は長いURLになるので、Edgeのこの機能は便利です。
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EdgeならWebページのタイトル名でリンク貼り付けができる
Microsoft Edgeでは、WebページのURLをコピーして貼り付ける時に、URLではなくWebページのタイトルでリンク貼り付けができ ...
注意設定が有効にならないこともあるようです。
Exchange 環境の Outlook で自動改行を設定しても有効にならない(Microsoftサポート)
自宅のWindows10のOutlook2013とOutlook2016で折り返す文字数を異なる設定にして試したところ、送信者側の文字数で受信しました。(Exchangeの環境ではありません)
Outlookでは、[=rand()]と入力してサンプル文(ダミーテキスト)を挿入できます。サンプル文を入力して、自分宛に送受信して折り返す位置を確認してみるのもいいと思います。
この記事を書いたときの環境は、Windows7でOutlookを使用していました。
Windows10のOutlook2013で試したところ、パスに日本語が入ってもリンク切れにはなりませんでした。
環境やバージョンによって違いがあるのかもしれません。
以下の記事では、ファイルのパスを取得する方法を解説しています。
Office2010
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作業中のファイルのパスをコピー
Office2010では、起動中のファイルのパスを簡単に取得してコピーすることができます。 Backstageビューを表示 [ファイル]タブ ...
Office2013
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ファイルのパスをクリップボードにコピーする/ファイルの場所を開く
Office2013では、ファイルのパスを簡単にコピーしたり、その保存場所を開くことができます。 [ファイル]タブをクリックして、Backs ...
また、クイックアクセスツールバーに[ドキュメントの場所]を登録することもできます。
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【ドキュメントの場所】をクイックアクセスツールバーに登録
クイックアクセスツールバーは、タブを切り替えずに使用できるので便利ですね。 その他のコマンドの中に[ドキュメントの場所]というのがあります。 ...
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