一度、送ったメールを再送してほしいと頼まれることがあります。
Outlookでは、メールを送信した後に、同じメッセージを再送することができます。
また、新しい受信者に同じメッセージを送信したい場合にも便利です。
この記事の目次
[このメッセージを再送]のコマンド
Outlook2010では、再送機能があります。
まず、[送信済みアイテム]をクリックして、再送したいメッセージをダブルクリックして表示します。
そして、[メッセージ]タブの[移動]グループにある[アクション]をクリックして、[このメッセージを再送]をクリックします。
このメッセージを再送
宛先一覧、件名、本文が同じメッセージを作成して、このメッセージを再送します。
ウィンドウ幅が狭い場合は、[アクション]の文字が非表示になっていて、以下のように表示されます。
新しいメッセージウィンドウが開きますので、宛先を確認して[送信]ボタンをクリックします。
受信者を複数にしたり、削除することができます。
新しいメッセージウィンドウでは、宛先を変更することはもちろんですが、添付ファイルの追加や削除、本文の内容を変更することもできます。
ただし、複数のメッセージをまとめて再送することはできません。
電子メール メッセージを再送信する - Microsoft サポート(Microsoft)
[このメッセージを再送]をクイックアクセスツールバーに登録
[このメッセージを再送]を頻繁に使用するのであれば、クイックアクセスツールバーに登録しておくと便利です。
[このメッセージを再送]で右クリックします。
ショートカットメニューから[クイックアクセスツールバー追加]をクリックします。
クイックアクセスツールッバーに[このメッセージを再送]ボタンが追加されます。
このボタンは、メッセージをダブルクリックして、メッセージウィンドウを表示した時のみに表示されます。
削除する場合は、右クリックしてショートカットメニューから[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックします。
[Alt]キーと[数字]キーでコマンドを実行
クイックアクセスツールバーに登録したボタンは、[Alt]キーを押してアクセスキーを表示すると、数字が割り当てられていることが分かります。
[Alt]→[数字]キーでコマンドを実行できます。ここでは、[このメッセージを再送]は[6]になります。
ボタンの位置によって、割り当てられる数字は変わります。
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[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス
[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...
参考クイックアクセスツールバーのカスタマイズについては、以下の記事で解説しています。
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クイックアクセスツールバーの表示/非表示設定と位置の変更
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Outlook2016以降は[ファイル]タブからも実行可能
Outlook2016以降では、[ファイル]タブから操作することもできます。
再送信したいメッセージを表示して、[ファイル]タブをクリックします。
[情報]タブの[再送信または取り消し]をクリックして展開すると、[このメッセージを再送]というコマンドがあります。
内容の更新または受信者の変更を行うオプションを使用して、メッセージを再送信します。
Outlookのショートカットキー
Outlookでは、以下のショートカットキーを覚えておくと便利です。
新着メールの確認[Ctrl]+[M]
新しいメールの作成(メール使用時)[Ctrl]+[N]
メールに返信[Ctrl]+[R]
メールを転送[Ctrl]+[F]