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3Dマップを使って地図上にグラフを簡単作成

投稿日:2017年1月9日 更新日:

Excel2016の新機能です。

3Dマップというコマンドを使って、下のように地図上にグラフを簡単に作成することができます。

[挿入]タブの[3Dマップ]

下の画像は、福岡市の各区の人口を3Dマップのグラフにしてみました。

グラフアニメ

参考Excel2019以降で3Dマップを使用する場合は、[Excelのオプション]を開いて[データ]タブの[データ分析アドインを有効にする:Power Pivot、Power View、3D Maps]のチェックボックスをオンにします。

Excel2019の[Excelのオプション]の[データ]タブ-[データ分析アドインを有効にする:Power Pivot、Power View、3D Maps]

Excel2019では、塗り分けマップという機能が追加されました。

塗り分けマップグラフの作成(値の大小を色の濃淡で比較)

Excel2019の[挿入]タブの[グラフ]グループには[マップ]というコマンドがあります。マップを使用すると、値の大小を色の濃淡で比較する ...

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3Dマップ

[3Dマップ]は[挿入]タブの[ツアー]グループにあります。

3Dマップ

時間の経過によって変化する3Dマップで地理データを参照します。

いろいろな機能を試して分析して、時間とともに変化するアニメーションやビデオを作成します。

[挿入]タブの[ツアー]グループにある[3Dマップ]

[3Dマップ]の▼ボタンをクリックして[3DMapsを開く]をポイントします。

ポップヒントにも記されているように、正しい地名や住所が含まれていることが必要になります。

3D Mapsを開く

3D Maps ツアーを開くか、または新しいツアーを作成します。ブックに住所や国名などの地理データが含まれていることを確認ください。

[3Dマップ]のポップヒント

参考下のようにフィールド名が正しくないと指摘される場合もあります。

セル[B2]が空白であることが問題のようです。

できれば、表はテーブルに変換して作成したほうが良いと思います。

テーブルに変換しなくても項目名が入力されていれば、作成することはできます。

3D Mapsのフィールド名が正しくありません。

3D Maps探索を作成するには、ラベルの付いた列を持つテーブルとして編成されたデータを使用する必要があります。

3D Mapsのフィールド名を変更する場合は、フィールドの新しい名前を入力してください。

エラーメッセージ

テーブルに変換

以下の表は[挿入]タブの[テーブル]グループから[テーブル]をクリックして、テーブルに変換しています。

テーブル(Ctrl+T)

関連データの整理と分析を行うテーブルを作成します。

テーブルに作成しておくと、シート内のデータの並べ替え、フィルター、書式設定を簡単に行えるようになります。

[挿入]タブの[テーブル]

参考テーブル変換のショートカットキーは、[Ctrl]+[T]です。[テーブルの作成]ダイアログボックスが表示されます。

テーブルは、とても便利な機能です。

表をテーブルに変換してデータベース管理などの作業効率をアップ

Excelのテーブルはとても便利なものです。 通常の表をテーブルに変換することによって、データベースとしての機能が自動的に設定され、管理や分 ...

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3Dマップの作成

テーブル内のセルをアクティブにして、[挿入]タブの[3Dマップ]をクリックします。

[挿入]タブの[3Dマップ]

しばらくすると日本地図が現れます。

3Dマップの日本地図

[高さ]フィールドで[総計]を選択します。

フィールドリストからドラッグしてもいいです。

高さフィールドに[総計]を指定

地図上に棒グラフを表示させることができます。

地図の向きなどは、地図の右下にある[左右上下]のボタンを使って変更することができます。

タッチスクリーンのPCで操作すると面白いと思います。

3Dマップの操作

[分類]フィールドに[県名]を指定

分類フィールドに[県名]を指定すると、県別に色を分けることができます。

[分類]フィールドに[県名]を指定

地図のテーマ変更

地図のテーマを変更することもできます。

3Dマップのテーマの変更

[高さ]フィールドに[月]を指定

[高さ]フィールドを[4月]に変更した画像です。

[高さ]フィールドの変更

レイヤーのオプション

また、右側のレイヤーウィンドウの下にある[レイヤーのオプション]をクリックして開くと、各系列の色を変更したり、高さや太さも変更することができます。

ピボットテーブルなどで使うといろいろ楽しめそうです。

レイヤーのオプション

3Dマップのキャプチャ

作成した3Dマップは、[キャプチャ画面]を撮ることもできます。

[ホーム]タブの[キャプチャ画面]をクリックするだけです。

ポップヒントには、以下のように記されています。

キャプチャ画面

現在のマップのスタティックピクチャを撮ってクリップボードに置くと、別のアプリケーションに貼り付けることができます。

キャプチャ画面

下のように別シートや他のアプリケーションに貼り付けることもできるので便利ですね。

でも、なぜか画像が表示できないことがあります。

3Dマップの貼り付け

参考以下の記事では、3Dマップの編集と保存方法を解説しています。

3Dマップの編集とビデオの作成

Excel2016では、3Dマップという機能が追加されました。 3Dマップの作成とフィールドリストの追加と削除についても解説しています。 こ ...

続きを見る

3Dマップの作成とフィールドリストの追加と削除についても解説しています。

3Dマップの作成とフィールドリストの追加と削除

Excel2016には、3Dマップという地図上にグラフを作成できる機能があります。 ちょっと操作すると、リアルに変化が楽しめて面白いですね。 ...

続きを見る

同じように地図上にグラフを表示するには、Power Viewを使う方法もあります。

ただ、Excel2016ではPower Viewボタンが既定で表示されていませんので、カスタマイズする必要があります。

以下の記事で解説しています。

Power View(パワービュー)ボタンの表示

Excel2016では、[Power View]ボタンは標準ではリボンに表示されていません。 [クイックアクセスツールバー]に表示させる方法 ...

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Power Viewでは下のような地図やグラフを作成して、連携して動作させることができます。Excel2013で解説しています。

Excel2013のPower View(パワービュー)で地図上にグラフを表示

Excel2013では、[Power View]という機能が追加されました。 どんなものだろうと何気に触っていたのですが、簡単に地図上にグラ ...

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PowerViewで作成したワークシート

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