［Shift］キーを押して［すべて閉じる］メニューを表示

複数のブックを立ち上げていても、一度に閉じることができます。

以下は、Excel2003のブックを3つ開いています。タスクバーを見るとわかりますね。

［ファイル］メニューから［すべて閉じる］

キーボードから［Shift］キーを押したまま　［ファイル］メニューをクリックします。

［すべて閉じる］というメニューが表示されます。

それをクリックします。ブックを一度に閉じることができます。

ブックだけが閉じ、Excelは終了していません。

上の操作は、Word2003も同じです。

また、まとめて開くこともできます。以下の記事で解説しています。

［閉じる］ボタンから

ウィンドウの右上の［ウィンドウを閉じる］ボタンをクリックすると、

下のようなメッセージが表示されてブックごとに閉じることになります。

1つのブックを開いている場合でも、複数のブックを開いている場合でも同じです。

ウィンドウ右上の赤い［閉じる］ボタンをクリックすると、Excelを終了させることになります。

1つのブックを開いている場合は、上と同じメッセージですが、複数のブックを開いている場合は、下のようなメッセージが表示されて ［すべて変更］ボタンをクリックすると、ブックを一度に保存して閉じることができます。

参考［Shift］キーを使用すると、隠れたメニューが表示されることがあります。

Office2007以降、リボンが登場してインターフェースは大きく変わりました。

Excelで［すべて閉じる］コマンドは表示されませんが、［Shift］キーを押しながら、1つのブックの［閉じる］ボタンをクリックすると、まとめて閉じることができます。

何も編集していなければ、そのまますべてのブックが閉じられます。

以下は、Excel2007のメッセージウィンドウです。

また、Excel2013以降は、SDI（シングルドキュメントインターフェイス）となっています。

Excel2010まであった［ウィンドウを閉じる］ボタンはありません。

PowerPointは、2010からSDIに、Excelは、2013からSDIに切り替わりました。

MDI（マルチドキュメントインターフェイス）からSDI（シングルドキュメントインターフェイス）へ

Excelの場合は、以下の記事でSDIとMDIの操作の違いが分かると思います。