Shiftキーで隠れコマンドを表示（すべて閉じる・すべて保存）

WindowsやOfficeでは、［Shift］キーを使うと隠れコマンドを表示できることがあります。

Word2003では、［Shift］キーを押したまま［ファイル］メニューをクリックすると、［すべて保存］と［すべて閉じる］コマンドを表示できます。

Excelの隠れコマンドも紹介します。

［Shift］キーを押して［すべて閉じる］と［すべて保存］を表示

キーボードから［Shift］キーを押したまま、メニューバーの［ファイル］をクリックします。

この［すべて閉じる］と［すべて保存］のコマンドは［Shift］キーを押したときにしか表示されません。

また、［標準］ツールバーの［上書き保存］ボタンを［Shift］キーを押したまま、クリックすると、［すべて保存］ボタンになります。

関連［すべて閉じる］コマンドは、Excel2003でも同じ操作で表示できます。

Office2007以降、リボンが登場してユーザーインターフェースは大きく変わりました。

［Shift］キーを使った上記の操作はできません。

ですが、［Shift］キーを使用せずに表示されるようになったコマンドもあります。

Windows 10では、タスクバーのアイコンで右クリックしてショートカットメニューから［すべてのウィンドウを閉じる］というコマンドがあります。

［Shift］キーを使った隠れコマンド

［Shift］キーを使うと隠れコマンドを表示できることがあります。一部を紹介します。

Excel2003では、［開く］ボタンを［Shift］キーを押したままクリックすると、［上書き保存］ボタンになります。

［上書き保存］ボタンを［Shift］キーを押したままクリックすると、［開く］ボタンになります。

鉛筆を消しゴムに

「Shift」キーの隠し技

全角で入力中に［Shift］キーを押して半角スペースを入力

全角で入力中に半角のスペースを入力したい場合は、「Shift」キーを押しながら「スペース」キーを押すとよいです。

これは、本当に便利です。

IMEの設定で、［スペース］キーで常に半角で入力できるように設定もできます。

この設定をした場合は、［Shift］キーを押して［スペース］キーを押すと、全角スペースの入力になります。