Excelで連続データを簡単に入力する方法です。いくつかの方法がありますので、目的にあった方法で入力してください。
フィルハンドルをドラッグ
セル[A1]に[1]が入力されています。
セルの右下にあるフィルハンドルをポイントします。
マウスポインタの形が+になっていることを確認します。
そして、そのまま下へドラッグします。
右下に[オートフィルオプション]ボタンが表示されたと思います。
この[オートフィルオプション]ボタンをクリックすると下のように表示されます。
[連続データ]をクリックします。
連続データが入力できました。
範囲選択以外のセルをクリックして、範囲選択を解除しましょう。
このオートフィルオプションボタンは、次の操作にはいると消えるのですが、邪魔に思われる方は、他のセルを選択した後でキーボードから[スペース]キーを押すといいです。
詳しいことは、[オートフィルオプション]ボタンを消したいで解説しています。
参考フィルハンドルは上下左右にドラッグして、データを入力することができます。
左へ
右へ
上へ
参考フィルハンドルがないという場合は、オプションの設定を確認してください。以下の記事で解説しています。
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[Ctrl]キーを押してドラッグ
今度は セルの右下のフィルハンドルにマウスを合わせて マウスポインタの形が+になったら、[Ctrl]キーを押したまま ドラッグしてみましょう。
連続データが入力できます。
連続データを入力してドラッグ
もう一つの方法です。
今度は 1、2と連続して入力します。
そして、右下のフィルハンドルにマウスを合わせて マウスポインタの形が+になったら、そのまま下へドラッグします。
連続データが入力できます。
[連続データ]ダイアログボックスから
メニューバーを使っての操作です。
セル[A1]に[1]と入力します。そして、連続データを表示したい行までドラッグして範囲選択します。
メニュバーの[編集]から[フィル]→[連続データの作成]をクリックします。
[連続データ]ダイアログボックスが表示されます。
増分値が[1]になっているのを確認して、[OK]ボタンをクリックします。増分値の数値を指定することができます。
できましたね♪
参考範囲選択していない場合は、[連続データ]ダイアログボックスで[停止値]を指定します。Excel2016で解説しています。
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フィルハンドルをマウスの右ボタンを押したままドラッグ
今度は、右ドラッグを使いましょう。セル[A1]に[1]と入力します。
セルの右下のフィルハンドルにマウスを合わせて マウスポインタの形が+になったら、マウスの右ボタンを押したまま ドラッグしましょう。
ショートカットメニューから[連続データ]をクリックします。(上の[連続データ]と同じです。)
できましたね♪
関連以下は、オートフィルに関する記事です。
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