Wordで8チームの対戦表(トーナメント表)を作る方法です。
四角形の挿入
Wordを起動させて、図形描画ツールバーの[四角]をクリックします。
図形描画ツールバーが表示されていない場合は、クリップアートについてを参照して表示させてください。
描画キャンバスが表示されます。ドラッグして適当な大きさの四角形にします。
グリッド線の表示
このままでは次の図形が合わせにくいのでグリッド線を表示させます。
以下の記事が参考になると思います。
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図形は[Shift]キーと[Ctrl]キーを使って効率よく描画と移動
図形はなかなか難しいですね。思うように移動できなくて困ったということはないですか? [Shift]キーや[Ctrl]キーを使用すると効率よく ...
図形描画ツールバーの[図形の調整]→[グリッド線]をクリックします。
下のようにチェックするといいと思います。
[OK]ボタンをクリックします。
描画キャンバスが方眼紙のようになります。
先に描いた四角形を選択して、[Ctrl]キーを押したままドラッグして同じ四角形を3つ描きます。
グリッド線に合うと思います。
カギ線コネクタで接続
そして、図形描画ツールバーの[オートシェイプ]→[コネクタ]→[カギ線コネクタ]をクリック。
下のようにドラッグして線を描きます。
図形の上にマウスをポイントするとコネクタを結びつけることができる結合点が青い点で表示されます。
赤い●はロックされた状態。緑の●はロックされていないことを表します。
コネクタを選択した状態で、[Ctrl]キーと[Alt]キーを使って下の二つの四角形も結びます。
直線で描画
あとは、図形描画ツールバーの[直線]をクリックして下のように線を繋ぎます。
この場合、直線をダブルクリックすると早いですね。
以下の記事を参照してください。
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[書式のコピー/貼り付け]と[オートシェイプ]はダブルクリックで連続操作
[書式のコピー/貼り付け]ボタンは、すでに設定済みの書式を同じように使用したいときに便利です。 また、このボタンはダブルクリックすると、繰り ...
下の図はわかりやすくするためにコネクタと直線の太さを[1.25]に設定しています。
方法は、直線やコネクタを選択したあと右クリックのショートカットメニューから[オートシェイプの書式設定]をクリックします。
[オートシェイプの書式設定]ダイアログボックスの[色と線]タブから設定できます。
オブジェクトを範囲選択
図形描画ツールバーの[オブジェクトの選択]ボタンをクリックして4つの四角形を囲むようにドラッグします。
グループ化
右クリックしてショートカットメニューの中から[グループ化]→[グループ化]を選択します。
グループ化した図形をコピーして貼り付け
そして、その図形をどの方法でもいいですから、コピーして貼り付けます。
下のように貼り付けた図形を移動します。
左右反転
その図形を選択したまま、図形描画ツールバーの[図形の調整]→[回転/反転]→[左右反転]をクリックします。
中央にワードアートを追加
あとは中央にワードアートを使って[優勝]の文字を表示しました。
グリッド線を非表示
描画キャンバス以外の箇所でクリックすると描画キャンバスは非表示になります。
メニューバーの[表示]→[グリッド線]をクリックします。
そうするとグリッド線も非表示になります。
参考ワードアートの使い方は以下の記事を参照してくださいね。
注意また、コネクタは、描画キャンバスを表示したあと[Delete]キー、あるいは[Backspace]キーで描画キャンバスを削除すると使用できません。
気をつけてくださいね。描画キャンバスを作成しない設定にしている場合は使用できます。
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オートシェイプの挿入時、描画キャンバスを表示したくない
Word2003の文書内で初めてオートシェイプを使用すると、自動的に描画キャンバスが表示されます。 描画キャンバスを利用すると、複数の図を大 ...
トーナメント表の作成はExcelの方が早いかもしれません。