表は削除したいけど、セル内の文字列は残したいということがあります。
こういう場合は、[表の解除]ボタンを使います。
表の解除
まず、表内でクリックして、
[表ツール]-[レイアウト]タブの[データ]グループにある[表の解除]ボタンをクリックします。
[表の解除]ダイアログボックス
[表の解除]ダイアログボックスが表示されます。
文字区切りの選択肢は4つです。
- 段落記号
- タブ
- カンマ
- その他
[文字の区切り]で[タブ]が選択されていますので、このまま[OK]ボタンをクリックします。
表の罫線は消えて、タブと文字だけになります。
参考タブ文字を一括して削除する方法は、以下の記事で解説しています。
必要であれば実行してください。
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タブ文字をまとめて削除
Excelで作成された文書をコピーして、Wordへ貼り付けると下のように多くのタブが挿入されてしまうことがあります。 この不要なタブ文字をま ...
文字列を表にする
逆に、文字列とタブの状態から表にすることもできます。
文字列の範囲を選択して、[挿入]タブの[表]から[文字列を表にする]をクリックします。
ポップヒントには、以下のように記されています。
文字列を表にする
1つの列に入っているテキストを複数の列に分割します。
たとえば、氏名の列を姓と名の列に分割できます。
固定の長さで区切ることも、カンマやピリオドなどの記号で区切ることもできます。
[文字列を表にする]ダイアログボックス
[文字列を表にする]ダイアログボックスが表示されます。
列数や行数は、自動で設定されます。修正が必要であれば、修正します。
文字列の区切りも[表の解除]ダイアログボックスと同じ4つの選択肢です。
- 段落記号
- タブ
- カンマ
- その他
列数や行数、文字列の区切りを確認して[OK]ボタンをクリックします。
ここでは、[自動調整オプション]は、既定の[列の幅を固定する]のままです。
下のように表を作成することができます。
列の幅などを調整します。
[文字列を表にする]ダイアログボックスで[文字列の幅に合わせる]を選択すると、自動的に文字列の長さに合わせた表になります。
目的に合わせて選択してください。