Windows XP & Office 2003 Word 2003

表の作成方法と行列の選択・挿入・削除と表のサイズ変更・分割

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Wordでの表の作り方はいろいろあります。

表はカーソルの位置に挿入されますので、まず、表を挿入したい位置にカーソルを移動します。

カーソルの位置は大事です。必ず確認してくださいね。

表のセル移動や、行や列の挿入(削除)などについて解説します。

[Tab]キーを押してセル移動

表の作成

表を挿入したい位置にカーソルがあるかを確認します。

[標準]ツールバーの[表の挿入]

[標準]ツールバーの[表の挿入]ボタンをクリックします。

表のマス目が表示されますので、必要なマス目をドラッグします。

マス目の下に[4 X 3 表]と表示されていることを確認してマウスから手を離します。

あるいは、必要なマス目をポイントして(クリックしないでマス目にマウスポインターを合わせて)、マス目の下に[4 X 3 表]と表示されていることを確認してクリックします。

これは、4(行)X 3(列)の意味です。

標準ツールバーの[表の挿入]

カーソルの位置に指定した表が挿入されます。

カーソルの位置に4 X 3の表の挿入

表の各部の名称

表の各部の名称です。

Wordの各部名称

参考Word2016でも表の各部の名称と機能を解説しています。

Word2003とは、ユーザーインターフェースも変わりましたので、Word2007以降の場合は、以下の記事が分かりやすいと思います。

Wordの表の簡単操作(表の構成と各部の名称も解説)

Wordの表を使うと、データを整列して見やすくなります。 表の構成と各部の名称を知っておくと、操作が分からないときやトラブルが発生したときに ...

続きを見る

[罫線]メニューの[挿入]から[表]

[罫線]メニューの[挿入]から[表]をクリックします。

[罫線]メニューの[挿入]→[表]

[表の挿入]ダイアログボックスが表示されます。

行数と列数を数値で指定できます。ここで行と列を間違えないでくださいね。

エクセルの解説ですが以下の記事を参照してください。

ワークシートの行と列の覚え方

Excelのワークシートは行と列でなりたっています。 行番号は1行~65,536行までです。 列番号はA列~IV列までの256列です。 Ex ...

続きを見る

列数は[1~63]まで、行数は[1~32767]までです。

こういう最高値を調べる方法は以下の記事で紹介しています。

入力可能な最大値を知りたい時の方法

WordやExcelなどで、テキストボックスに数値を入力して設定したりすることがありますね。 そのとき、いったい最大値はいくつまでOKなのか ...

続きを見る

[オートフォーマット]ボタンを押して、表の書式をあらかじめ設定して作成することもできます。

[オートフォーマット]については、以下の記事内のオートフォーマットで解説しています。

[表のオートフォーマット]で表のスタイルを簡単設定

Wordでは、[表のオートフォーマット]を使うと、簡単に表の書式設定を行うことができます。 表内にカーソルをおいて、[表のオートフォーマット ...

続きを見る

[表の挿入]ダイアログボックス

参考[表の挿入]ダイアログボックスは、[標準]ツールバーの[罫線]ボタンをクリックして[罫線]ツールバーを表示して、

標準ツールバーの[罫線]

[罫線]ツールバーの[表の挿入]ボタンからも表示することができます。

罫線ツールバーの[表の挿入]

[罫線]ツールバーの[罫線]

[罫線]ツールバーの[罫線を引く]を使って、表を作成することもできます。

[罫線]ツールバーの[罫線を引く]

[罫線を引く]ボタンをクリックすると、マウスポインターの形が鉛筆の形になっていると思いますので、そのままドラッグすると表の外枠線を書くことができます。

(罫線ツールバーを表示した直後は、[罫線を引く]ボタンがオンになっていると思います。)

[罫線を引く]ボタンをオフにする方法は、以下の記事で解説しています。

罫線ツールバーの表示

外枠線内で縦や横にドラッグすると縦線や横線を引くことができます。

外枠がない状態では、縦や横に線を引くことはできません。

罫線を引いて表を作成

鉛筆と消しゴムの切り替えは[Shift]キーで

この[罫線を引く]ボタンは、[Shift]キーを押すと[罫線を削除]ボタンに変わります。

キーボード[Shift]キー

マウスポインターが[鉛筆]から[消しゴム]に変わります。

「Shift」キーを押すと鉛筆が消しゴムに(Word2003)

Word2007以降も同じです。

「Shift」キーで鉛筆から消しゴムへ

キーボードから

キーボードの[+]と[-]を使って書く方法があります。

キーボードのプラス[+]とマイナス[-]で表を作成

キーボードの[+]と[-]で簡単に表を作成しましょう。 入力オートフォーマットによる自動設定です。無効にすることもできます。 この記事の目次 ...

続きを見る

Excelのワークシートを挿入

Excelのワークシートを挿入して表を作成する方法もあります。

以下の記事で解説しています。

Excelのワークシートを挿入する

Word2016でも解説しています。

Wordの文中にExcelのワークシートを埋め込んで編集する

Wordで文書を作成して、その中に表を作成したい時、Excelのワークシートを使って表を作成することができます。 この記事の目次1 Exce ...

続きを見る

文字の入力について

作成した表に文字を入力する場合、[Tab]キーを使うと効率よく入力できます。

[Tab]キーを押すと、左のセルから右のセルへ移動します。

行の最終セルでは、次の行の先頭セルへ移動します。

[Shift]キーと[Tab]キーを押すと、右から左のセルへ移動します。

1つのセル内で文字列の確定後に[Enter]キーを押すと、改行してしまいますので気をつけてください。

改行してしまった場合は、[Backspace]キーを押すと元に戻すことができます。

[Tab]キーを押してセル移動

セル内にタブを挿入

[Ctrl]キーを押したまま[Tab]キーを押すと、セル内にタブ文字を挿入できます。

キーボード[ctrl]+[tab]

セル内にタブ

参考タブの使い方については、以下の記事で解説しています。

文字の位置を揃えるには左揃えタブと右揃えタブを設定(リーダー表示も)

Wordではタブを設定すると、文字列の開始位置を変更して間隔を空けることができます。 また、複数段落の文字の先頭位置や後ろを綺麗に揃えること ...

続きを見る

範囲選択

選択の方法をまとめてみました。

マウスで選択

表選択のボタンは、表内をポイントすると表示されます。

表選択j時のマウスポインターの形

マウスカーソルの形

[罫線]メニューの[選択]

そのほか、選択したいセル内にカーソルを移動して、[罫線]メニューの[選択]をポイントすると、以下のメニューが表示されますので目的のものをクリックします。

  • セル

[罫線]メニューの[選択]のサブメニュー

離れたセル・行・列の選択

離れた複数のセルを選択する場合は、1つ目のセルを選択したあと[Ctrl]キーを使って選択していきます。

離れた複数セルの選択

離れた行や列を選択する場合は、始めの行や列を選択した後、[Ctrl]キーを押しながらクリックしていきます。

キーボード[Ctrl]キー

連続したセル・行・列の選択

連続した行や列を選択する場合は、始めの行や列を選択したあと[Shift]キーを押したまま、最後の行や列をクリックします。

キーボード[Shift]キー

行と列の挿入

行と列を挿入する方法も複数あります。

[標準]ツールバーのボタンから

行を選択します。[行の挿入]ボタンをクリックします。選択した行の上へ挿入されます。

列を選択します。[列の挿入]ボタンをクリックします。選択した行の左へ挿入されます。

表外にカーソルがある場合は、[表の挿入]ボタンです。

行を選択すると[行の挿入]ボタンに、列を選択すると[列の挿入]ボタンに変わります。

行の挿入

列の挿入

表の挿入

他の方法もあります。(行の場合で解説していますが、列の場合も同じように操作してください。)

メニューバーから

上や下へ挿入したい行のセルの中でクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。

[罫線]メニューの[挿入]から[行(上)][行(下)]から選択します。

[罫線]メニューの[挿入]

行の下へ追加する場合

また、下へ行を追加したい場合は行末記号にカーソルを置いて[Enter]キーを押す方法や、最後のセルにカーソルを移動して[Tab]キーを押す方法もあります。

以下の記事で解説しています。

表に一行追加したい時は[Enter]キーや[Tab]キーを使って簡単挿入

表を作成したあと、下へ一行増やす方法です。 [Enter]キーや[Tab]キーを使って、簡単に追加することができます。 この記事の目次1 行 ...

続きを見る

右クリックのショートカットメニューから

行を選択して右クリックします。

ショートカットメニューの中の[行の挿入]をクリックします。

ショートカットメニューの中には、便利なコマンドがありますね。

行で右クリックしたときのショートカットメニュー[行の挿入]

罫線ツールバーの表の挿入から

上や下へ挿入したい行のセルの中でクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。

罫線ツールバーの[表の挿入]ボタンの▼をクリックして、一覧から選択します。

罫線ツールバーの[表の挿入]-[上に行を挿入]

行と列の削除

行の場合で解説していますが、列の場合も同じように操作できます。

[罫線]メニューから

削除したい行内のセルでクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。

[罫線]メニューの[削除]をクリックします。

そして、サブメニューから、[行]または[列]をクリックします。

[罫線]メニューの[削除]

[標準]ツールバーの[切り取り]

行単位で選択して、[標準]ツールバーの[切り取り]をクリックします。

[切り取り]ボタン

右クリックのショートカットメニューから

行単位で選択して、選択範囲内で右クリックします。

ショートカットメニューの中から、[行の削除]をクリックします。

行で右クリックしたときのショートカットメニュー[行の削除]

表内のセルにカーソルを置いた状態でセルや行、列を挿入したり削除することもできます。

以下の記事を参照してください。

表の行/列/セルの挿入

表の削除とデータの削除

表を削除したいのか、表内の文字列のみを削除したいのかで操作が変わります。

[Delete]キーでデータの削除

範囲選択して、[Delete]キーを押すとセル内のデータのみ削除することができます。

キーボード[Delete]キー

[Backspace]キーや[Delete]キーでの表の削除の方法は、以下の記事で解説しています。

表の削除

[罫線]メニューの[削除]から

表を削除したい場合は、表内でクリックして[罫線]メニューの[削除]から[表]を選択します。

[罫線]メニューの[削除]-[表]

右クリックのショートカットメニューから

表を削除したい場合は、表全体を選択した状態で右クリックします。

ショートカットメニューから[表の削除]をクリックします。

表のサイズ変更

表内でポイントします。表の右下に[表のサイズ変更ハンドル]が表示されます。

□にマウスポインターを合わせて、マウスポインターの形が変わったときにドラッグして調整します。

表のサイズ変更ハンドル

表の配置変更

[表の移動ハンドル]から操作すると効率的です。

表の移動ハンドルを選択して

表全体の位置を中央に移動したい場合は、表内でポイントします。

[表の移動ハンドル]、[表の変更ハンドル]については、以下の記事を参照してください。

表全体の選択

表の左上に[表の移動ハンドル]が表示されます。

そのボタンをクリックすると表全体が選択できます。

そして、書式設定ツールバーの[中央揃え]のボタンをクリックします。

表の移動ハンドル

セル内の文字列の配置もこの方法でできます。

表のプロパティから

表内でクリックします。

ショートカットメニューの中から[表のプロパティ]をクリックします。

ショートカットメニューの[表のプロパティ]

[表のプロパティ]ダイアログボックスが表示されますので、[表]タブの[配置]から[中央揃え]を選択します。

[表のプロパティ]ダイアログボックスでは、詳細な設定をすることができます。

[表のプロパティ]ダイアログボックス

参考[表のプロパティ]ダイアログボックスは、[罫線]メニューの[表のプロパティ]からも表示できます。

表の分割

結合された表を分割する場合は、分割したいセルにカーソルを移動して、[罫線]メニューから[表の分割]をクリックします。

[罫線]メニューの[表の分割]

結果、以下のようになります。

分割された表

参考表の上に改行マークを表示するときも、[表の分割]ボタンを使用します。以下の記事は、Word2013での解説です。

文書の先頭にある表の上にカーソル(段落記号)を表示するには

Wordで下のように文書の先頭に表を挿入した後、表の上に改行マーク(段落記号)を挿入して、文字を入力したいということがあると思います。 表の ...

続きを見る

列幅や行の高さの変更

境界線をポイントすると下のようにマウスポインタの形が変わります。

そのときにドラッグします。

文字列が入った列で下のマウスの形の時にダブルクリックすると、文字列に合わせて自動的に調整されます。

文字列が入っていない列は変更されません。行の高さは自動的に調整されません。

境界線上のマウスポインター

1つのセルの幅だけを変更したい場合は、セルを選択して行います。以下の記事を参照してください。

表のセル幅

列幅や行の高さを数値で設定してもかまいません。

表の列や幅を数値で指定したい


表と隠し文字の機能を使って、簡単にクイズ問題とその解答を作成できます。

隠し文字を使ったテスト問題と解答の作り方

表を使ってメモ紙を作ることもできます。

表を使ったメモ紙の作成

箸袋の型紙も表を使って作成できます。

箸袋の作成

関連以下は、表関連の主なページです。

セルは活かしたまま罫線だけを非表示にできる[罫線なし]は便利

Wordの表には、[罫線なし]罫線というのがあります。 これは知っておくと何かと便利です。 セルは活かしたまま罫線だけを見えなくすることがで ...

続きを見る

罫線ツールバーの使い方

表を作成したら、やはり[罫線]ツールバーを表示して使ったほうが便利だと思います。 [罫線]ツールバーの各コマンドボタンについて、解説します。 ...

続きを見る

表に一行追加したい時は[Enter]キーや[Tab]キーを使って簡単挿入

表を作成したあと、下へ一行増やす方法です。 [Enter]キーや[Tab]キーを使って、簡単に追加することができます。 この記事の目次1 行 ...

続きを見る

キーボードのプラス[+]とマイナス[-]で表を作成

キーボードの[+]と[-]で簡単に表を作成しましょう。 入力オートフォーマットによる自動設定です。無効にすることもできます。 この記事の目次 ...

続きを見る

Wordの表の並べ替えは一度に3つの基準を指定できる

Wordの表でも並べ替えを行うことができます。 [並べ替え]ダイアログボックスを使用すると3つの基準まで指定できます。 参考Word2007 ...

続きを見る

Wordの表計算はセル参照を使った簡易計算ができる(数値は半角で)

Wordでは、Excelのような複雑な計算はできませんが、関数を使用した簡単な計算であればできます。 下のような表があります。 [金額]を求 ...

続きを見る

[表のオートフォーマット]で表のスタイルを簡単設定

Wordでは、[表のオートフォーマット]を使うと、簡単に表の書式設定を行うことができます。 表内にカーソルをおいて、[表のオートフォーマット ...

続きを見る

表に連続番号を振りたい場合は[段落番号]で

Wordの表に連続番号を振りたい場合がありますね。 そのときの便利な方法です。 この記事の目次1 列の選択2 [段落番号]をクリックして番号 ...

続きを見る

表の2ページ目にも見出し行を表示するには[タイトル行の繰り返し]

Wordで表を挿入した後、一行目を項目行として設定することは多いと思います。 1ページだけであれば問題ないのですが、表が複数ページになると2 ...

続きを見る

表の行を簡単移動(ショートカット・ドラッグ・貼り付けオプション)

Word2010で表の行を移動する方法を3つ紹介します。 Word2010では、ショートカットキーとドラッグでの操作に加えて、[新しい行とし ...

続きを見る

タイトル行の繰り返し

文字列を表に変換

表の解除

2行ずつ色が異なる縞模様の表

表の行の途中で改ページしたくない

以下の記事は、Word2007での解説ですが、他のバージョンでも同じです。

表のセルの間隔

表のセル間隔

表内の縦書きと横書き

検索

ほかの記事も検索してみませんか?

Access / Excel / PowerPoint / Word

関連記事30件

Profile

-Windows XP & Office 2003 Word 2003

Copyright © 2001-2024 初心者のためのOffice講座 All Rights Reserved.

Copyright© 初心者のためのOffice講座 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.