Wordでの表の作り方はいろいろあります。
表はカーソルの位置に挿入されますので、まず、表を挿入したい位置にカーソルを移動します。
カーソルの位置は大事です。必ず確認してくださいね。
表のセル移動や、行や列の挿入(削除)などについて解説します。
表の作成
表を挿入したい位置にカーソルがあるかを確認します。
[標準]ツールバーの[表の挿入]
[標準]ツールバーの[表の挿入]ボタンをクリックします。
表のマス目が表示されますので、必要なマス目をドラッグします。
マス目の下に[4 X 3 表]と表示されていることを確認してマウスから手を離します。
あるいは、必要なマス目をポイントして(クリックしないでマス目にマウスポインターを合わせて)、マス目の下に[4 X 3 表]と表示されていることを確認してクリックします。
これは、4(行)X 3(列)の意味です。
カーソルの位置に指定した表が挿入されます。
表の各部の名称
表の各部の名称です。
参考Word2016でも表の各部の名称と機能を解説しています。
Word2003とは、ユーザーインターフェースも変わりましたので、Word2007以降の場合は、以下の記事が分かりやすいと思います。
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Wordの表の簡単操作(表の構成と各部の名称も解説)
Wordの表を使うと、データを整列して見やすくなります。 表の構成と各部の名称を知っておくと、操作が分からないときやトラブルが発生したときに ...
[罫線]メニューの[挿入]から[表]
[罫線]メニューの[挿入]から[表]をクリックします。
行数と列数を数値で指定できます。ここで行と列を間違えないでくださいね。
エクセルの解説ですが以下の記事を参照してください。
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ワークシートの行と列の覚え方
Excelのワークシートは行と列でなりたっています。 行番号は1行~65,536行までです。 列番号はA列~IV列までの256列です。 Ex ...
列数は[1~63]まで、行数は[1~32767]までです。
こういう最高値を調べる方法は以下の記事で紹介しています。
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入力可能な最大値を知りたい時の方法
WordやExcelなどで、テキストボックスに数値を入力して設定したりすることがありますね。 そのとき、いったい最大値はいくつまでOKなのか ...
[オートフォーマット]ボタンを押して、表の書式をあらかじめ設定して作成することもできます。
[オートフォーマット]については、以下の記事内のオートフォーマットで解説しています。
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[表のオートフォーマット]で表のスタイルを簡単設定
Wordでは、[表のオートフォーマット]を使うと、簡単に表の書式設定を行うことができます。 表内にカーソルをおいて、[表のオートフォーマット ...
参考[表の挿入]ダイアログボックスは、[標準]ツールバーの[罫線]ボタンをクリックして[罫線]ツールバーを表示して、
[罫線]ツールバーの[表の挿入]ボタンからも表示することができます。
[罫線]ツールバーの[罫線]
[罫線]ツールバーの[罫線を引く]を使って、表を作成することもできます。
[罫線を引く]ボタンをクリックすると、マウスポインターの形が鉛筆の形になっていると思いますので、そのままドラッグすると表の外枠線を書くことができます。
(罫線ツールバーを表示した直後は、[罫線を引く]ボタンがオンになっていると思います。)
[罫線を引く]ボタンをオフにする方法は、以下の記事で解説しています。
外枠線内で縦や横にドラッグすると縦線や横線を引くことができます。
外枠がない状態では、縦や横に線を引くことはできません。
鉛筆と消しゴムの切り替えは[Shift]キーで
この[罫線を引く]ボタンは、[Shift]キーを押すと[罫線を削除]ボタンに変わります。
マウスポインターが[鉛筆]から[消しゴム]に変わります。
「Shift」キーを押すと鉛筆が消しゴムに(Word2003)
Word2007以降も同じです。
キーボードから
キーボードの[+]と[-]を使って書く方法があります。
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キーボードのプラス[+]とマイナス[-]で表を作成
キーボードの[+]と[-]で簡単に表を作成しましょう。 入力オートフォーマットによる自動設定です。無効にすることもできます。 この記事の目次 ...
Excelのワークシートを挿入
Excelのワークシートを挿入して表を作成する方法もあります。
以下の記事で解説しています。
Word2016でも解説しています。
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Wordの文中にExcelのワークシートを埋め込んで編集する
Wordで文書を作成して、その中に表を作成したい時、Excelのワークシートを使って表を作成することができます。 この記事の目次1 Exce ...
文字の入力について
作成した表に文字を入力する場合、[Tab]キーを使うと効率よく入力できます。
[Tab]キーを押すと、左のセルから右のセルへ移動します。
行の最終セルでは、次の行の先頭セルへ移動します。
[Shift]キーと[Tab]キーを押すと、右から左のセルへ移動します。
1つのセル内で文字列の確定後に[Enter]キーを押すと、改行してしまいますので気をつけてください。
改行してしまった場合は、[Backspace]キーを押すと元に戻すことができます。
セル内にタブを挿入
[Ctrl]キーを押したまま[Tab]キーを押すと、セル内にタブ文字を挿入できます。
参考タブの使い方については、以下の記事で解説しています。
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文字の位置を揃えるには左揃えタブと右揃えタブを設定(リーダー表示も)
Wordではタブを設定すると、文字列の開始位置を変更して間隔を空けることができます。 また、複数段落の文字の先頭位置や後ろを綺麗に揃えること ...
範囲選択
選択の方法をまとめてみました。
マウスで選択
表選択のボタンは、表内をポイントすると表示されます。
[罫線]メニューの[選択]
そのほか、選択したいセル内にカーソルを移動して、[罫線]メニューの[選択]をポイントすると、以下のメニューが表示されますので目的のものをクリックします。
- 表
- 列
- 行
- セル
離れたセル・行・列の選択
離れた複数のセルを選択する場合は、1つ目のセルを選択したあと[Ctrl]キーを使って選択していきます。
離れた行や列を選択する場合は、始めの行や列を選択した後、[Ctrl]キーを押しながらクリックしていきます。
連続したセル・行・列の選択
連続した行や列を選択する場合は、始めの行や列を選択したあと[Shift]キーを押したまま、最後の行や列をクリックします。
行と列の挿入
行と列を挿入する方法も複数あります。
[標準]ツールバーのボタンから
行を選択します。[行の挿入]ボタンをクリックします。選択した行の上へ挿入されます。
列を選択します。[列の挿入]ボタンをクリックします。選択した行の左へ挿入されます。
表外にカーソルがある場合は、[表の挿入]ボタンです。
行を選択すると[行の挿入]ボタンに、列を選択すると[列の挿入]ボタンに変わります。
他の方法もあります。(行の場合で解説していますが、列の場合も同じように操作してください。)
メニューバーから
上や下へ挿入したい行のセルの中でクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。
[罫線]メニューの[挿入]から[行(上)][行(下)]から選択します。
行の下へ追加する場合
また、下へ行を追加したい場合は行末記号にカーソルを置いて[Enter]キーを押す方法や、最後のセルにカーソルを移動して[Tab]キーを押す方法もあります。
以下の記事で解説しています。
-
表に一行追加したい時は[Enter]キーや[Tab]キーを使って簡単挿入
表を作成したあと、下へ一行増やす方法です。 [Enter]キーや[Tab]キーを使って、簡単に追加することができます。 この記事の目次1 行 ...
右クリックのショートカットメニューから
行を選択して右クリックします。
ショートカットメニューの中の[行の挿入]をクリックします。
ショートカットメニューの中には、便利なコマンドがありますね。
罫線ツールバーの表の挿入から
上や下へ挿入したい行のセルの中でクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。
罫線ツールバーの[表の挿入]ボタンの▼をクリックして、一覧から選択します。
行と列の削除
行の場合で解説していますが、列の場合も同じように操作できます。
[罫線]メニューから
削除したい行内のセルでクリックします。同じ行内のセルであれば、どこでもいいです。
[罫線]メニューの[削除]をクリックします。
そして、サブメニューから、[行]または[列]をクリックします。
[標準]ツールバーの[切り取り]
行単位で選択して、[標準]ツールバーの[切り取り]をクリックします。
右クリックのショートカットメニューから
行単位で選択して、選択範囲内で右クリックします。
ショートカットメニューの中から、[行の削除]をクリックします。
表内のセルにカーソルを置いた状態でセルや行、列を挿入したり削除することもできます。
以下の記事を参照してください。
表の削除とデータの削除
表を削除したいのか、表内の文字列のみを削除したいのかで操作が変わります。
[Delete]キーでデータの削除
範囲選択して、[Delete]キーを押すとセル内のデータのみ削除することができます。
[Backspace]キーや[Delete]キーでの表の削除の方法は、以下の記事で解説しています。
[罫線]メニューの[削除]から
表を削除したい場合は、表内でクリックして[罫線]メニューの[削除]から[表]を選択します。
右クリックのショートカットメニューから
表を削除したい場合は、表全体を選択した状態で右クリックします。
ショートカットメニューから[表の削除]をクリックします。
表のサイズ変更
表内でポイントします。表の右下に[表のサイズ変更ハンドル]が表示されます。
□にマウスポインターを合わせて、マウスポインターの形が変わったときにドラッグして調整します。
表の配置変更
[表の移動ハンドル]から操作すると効率的です。
表の移動ハンドルを選択して
表全体の位置を中央に移動したい場合は、表内でポイントします。
[表の移動ハンドル]、[表の変更ハンドル]については、以下の記事を参照してください。
表の左上に[表の移動ハンドル]が表示されます。
そのボタンをクリックすると表全体が選択できます。
そして、書式設定ツールバーの[中央揃え]のボタンをクリックします。
セル内の文字列の配置もこの方法でできます。
表のプロパティから
表内でクリックします。
ショートカットメニューの中から[表のプロパティ]をクリックします。
[表のプロパティ]ダイアログボックスが表示されますので、[表]タブの[配置]から[中央揃え]を選択します。
[表のプロパティ]ダイアログボックスでは、詳細な設定をすることができます。
参考[表のプロパティ]ダイアログボックスは、[罫線]メニューの[表のプロパティ]からも表示できます。
表の分割
結合された表を分割する場合は、分割したいセルにカーソルを移動して、[罫線]メニューから[表の分割]をクリックします。
結果、以下のようになります。
参考表の上に改行マークを表示するときも、[表の分割]ボタンを使用します。以下の記事は、Word2013での解説です。
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列幅や行の高さの変更
境界線をポイントすると下のようにマウスポインタの形が変わります。
そのときにドラッグします。
文字列が入った列で下のマウスの形の時にダブルクリックすると、文字列に合わせて自動的に調整されます。
文字列が入っていない列は変更されません。行の高さは自動的に調整されません。
1つのセルの幅だけを変更したい場合は、セルを選択して行います。以下の記事を参照してください。
列幅や行の高さを数値で設定してもかまいません。
表と隠し文字の機能を使って、簡単にクイズ問題とその解答を作成できます。
表を使ってメモ紙を作ることもできます。
箸袋の型紙も表を使って作成できます。
関連以下は、表関連の主なページです。
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