Wordの表には、[罫線なし]罫線というのがあります。
これは知っておくと何かと便利です。
セルは活かしたまま罫線だけを見えなくすることができます。
サンプル表の確認
たとえば、Word2013で下のような表を作成しました。
作成した後、県名と市の境界線を消したいと思ったとします。
消しゴムで削除
まず、表内をクリックして[表ツール]を表示させます。
[消しゴム]を使って、罫線を削除してみます。
[レイアウト]タブの[罫線の削除]をクリックします。
消しゴムの形になったマウスポインタで削除したい罫線をドラッグします。
そうすると、下のようにセルが結合されてレイアウトが崩れてしまいます。
[罫線なし]罫線
レイアウトはそのままにして、罫線を見えなくするには、[罫線なし]罫線を使用すると便利です。
[デザイン]タブの[ペンのスタイル]から[罫線なし]を選択します。
そして、[罫線]から[罫線を引く]をクリックします。
または、[罫線の書式設定]でもいいです。
[罫線を引く]を選択した場合、マウスポインタは鉛筆の形になります。
[罫線の書式設定]を選択すると、マウスポインタはペンの形になります。
非表示にしたい罫線をドラッグします。
下の画像は[罫線を引く]を選択しています。
下の画像は、[罫線の書式設定]を選択しています。
解除(表の作業を終了)する場合は、[Esc]キーを押します。
グリッド線の表示をオフ
下のように点線が表示されますが、これは[グリッド線]と呼ばれるものです。
印刷されることはありません。
[レイアウト]タブにある[グリッド線の表示]をオフにすると、
グリッド線も非表示になり、下のような表が完成します。
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