Wordでも表のセルに簡単な数式や関数を入力して計算をすることができます。
計算式ダイアログボックスを表示して計算式を入力
[売上件数]の合計を求めたいと思います。
合計の隣のセルにカーソルを移動して、[表ツール]の[レイアウト]タブから[計算式]をクリックします。
自動的に計算式が入力されると思います。
もし、入力されていなければ、[=SUM(ABOVE)]と入力します。[ABOVE]は上部のセルすべてのことです。
[OK]ボタンをクリックします。
計算式の結果が表示されます。
計算式のセルをコピーして貼り付け
同じように隣の[売上額]の合計、[前年同月売上]の合計も求めたいと思います。
先ほど求めた[売上件数]の合計セルでコピーして、[売上額]、[前年同月売上]の合計セルに貼り付けます。
計算式フィールドの更新
そして、数式を貼り付けた2つのセルを選択して、[F9]キーを押します。
フィールドが更新され正しい値が表示されます。
Wordの表のセル番地
ここで知っておかなければならないことがあります。
Wordの表では下のようにアルファベットと数字でセルの位置を表します。
横方向に[a、b、c・・・]、縦方向に[1、2、3・・・]となります。
前年同月比の求め方
次に[前年同月比]を求めたいと思います。
前年同月比を求めるセルにカーソルを移動させて、[計算式]をクリックします。
計算式に下のように[=C2/D2*100]と入力します。
表示形式は、▼ボタンをクリックして、[0%]を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
計算式の結果が表示されます。
同じように下のセルにも数式を入力して完成させます。
参考[計算式]ダイアログボックスの[関数貼り付け]でプルダウンボタンをクリックすると、多くの関数が用意されているのがわかると思います。
簡単な計算であれば、Wordの表を使ってもいいですね。
Wordで使用できる関数や計算式は、Mcrosoftのページを参考にしてください。
Word または Outlook の表で計算式を使用する - Office サポート
関連Word2003でも解説しています。
参考Excelのワークシートを埋め込んで、Excelのシートで表を作成したり編集することもできます。
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