[脚注]とは、文書内の文字に対して補足や解説をつけたいときに使用します。
[脚注]は、各ページの最後に表示され、[文末脚注]は、文書やセクションの最後にまとめて表示されます。
また、脚注の境界線などは、下書き表示にして変更することができます。
【脚注】
【文末脚注】
[参考資料]タブの[脚注の挿入]
脚注をつけたい文字列の後ろにカーソルを置いて、(ここでは[機種依存文字])[参考資料]タブの[脚注]グループの[脚注の挿入]をクリックします。
参考[文末脚注の挿入]をクリックすると、文末脚注が作成されます。
脚注
以下が、脚注です。
自動的に番号が振られます。
脚注内容を入力します。
文書内の脚注を挿入した文字列の後ろにある脚注番号にポイントすると、下のようにポップヒントで脚注の内容が表示されます。
脚注と文末脚注のオプション
脚注は、文末脚注に変更したり、書式や表示場所なども変更することができます。
脚注で右クリックします。
ショートカットメニューから[脚注と文末脚注のオプション]をクリックします。
[脚注と文末脚注]ダイアログボックスが表示されます。
[変換]ボタンをクリックすると、脚注の変更ダイアログボックスが表示されます。
ここで[文末脚注]に変換することもできます。
以下3つの選択肢があります。
- 脚注を文末脚注に変更する
- 文末脚注を脚注に変更する
- 脚注と文末脚注を入れ替える
脚注の書式なども[脚注と文末脚注]ダイアログボックスで変更することができます。
参考[番号書式]には、[A,B,C,…]や[壱,弐,参,…]など11個の種類の書式があります。
また、脚注の▼ボタンをクリックして、[ページ内文字列の直後]に設定することもできます。
脚注の境界線の変更
脚注の境界線などは、下書き表示にして変更することができます。
ステータスバーの右下にある[下書き]をクリックします。
[参考資料]タブの[脚注]グループにある[注の表示]をクリックします。
下のように脚注の箇所へ移動します。
注の表示
文書をスクロールして、脚注または文末脚注の箇所を表示します。
ここの▼ボタンをクリックして[脚注の境界線]を選択します。そして、任意の文字や記号に変更します。
元の罫線は削除することができますし、[リセット]ボタンで元の罫線に戻すこともできます。
脚注の削除
脚注を削除するには、本文中の脚注番号、または記号を削除します。
ページの最後や、文書の最後の脚注も同時に削除されます。
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