ナビゲーションウィンドウは、Word2010からの新機能です。
見出しごとに階層構造で表示され、見出しをクリックすると、その見出しの箇所へ移動することもできますし、見出しをドラッグして、見出し単位で文章の入れ替えができます。
なかなか便利だと思います。
ナビゲーションウィンドウの表示
[表示]タブから[表示]グループにある[ナビゲーションウィンドウ]のチェックボックスをオンにします。
下のようにウィンドウの左側にナビゲーションウィンドウが表示されます。
このナビゲーションウィンドウは、文書内の文字列検索や文書の構成を確認するのに便利です。
ポップヒントには、以下のように記されています。
ナビゲーションウィンドウ
ナビゲーションウィンドウを開きます。このウィンドウで見出しやページを選択したり、テキストやオブジェクトを検索して、文書内を移動できます。
参考ナビゲーションウィンドウは、ドラッグで移動させることができますし、ダブルクリックで元の位置へおさめることもできます。
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作業ウィンドウの操作(タイトルをダブルクリックで固定位置へ)
WordやExcelの操作中にコマンドボタンをクリックすると、ウィンドウの左右どちらかに[作業ウィンドウ]が現れることがあります。 [図の書 ...
文書見出しの検索
3つのタブがありますが、左のタブは文書の見出しを検索します。(見出しの設定が必要です)
※見出しの設定については見出しの設定を参照してください。
見出しごとに階層構造で表示され、見出しをクリックすると、その見出しの箇所へ移動することもできます。
見出しをドラッグして、見出し単位で文章の入れ替えができます。
テキストボックスで文字列の検索
テキストボックスに検索したい文字を入力すると、検索した文字が含まれる見出しに色がつきます。
3つのタブの右にある▲▼で前の検索結果、次の検索結果が表示されます。
見出しで右クリックして、ショートカットメニューから[レベル上げ]、[レベル下げ]なども行うことができます。
文書のページを検索
中央のタブは文書のページを検索します。
検索した文字が含まれるページがサムネイルで表示されます。
サムネイルをクリックすると、そのページへ移動します。
現在の検索結果を表示
一番右のタブは、現在の検索結果を表示します。
検索した文字列を含む周辺の文章が表示されます。
参考以下のページでは、ナビゲーションウィンドウを使用したページの入れ替え、見出しの入れ替えの方法を解説しています。
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ページの入れ替えはナビゲーションウィンドウで見出しをドラッグするだけ
Wordでページごと、入れ替えたいということがありますね。 その場合の便利な方法です。 まず見出しの設定が必要です。 これさえ設定しておくと ...
従来の[検索と置換]ダイアログボックスを表示させる方法は以下の記事で解説しています。
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【検索と置換】ダイアログボックスを表示するには
Word2010で[Ctrl]+[F]を押すと、ウィンドウの左側にナビゲーションウィンドウが表示されます。 このナビゲーションウィンドウもと ...
また、[Ctrl]+[F]で[検索と置換]ダイアログボックスを表示させる方法は以下の記事で解説しています。
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Ctrl+Fで【検索と置換】ダイアログボックスを表示する方法
Word2010以降、[Ctrl]+[F]を押すと、[検索と置換]ダイアログボックスではなくて、画面の左側に[ナビゲーションウィンドウ]が表 ...