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アウトライン表示モードを使って文書全体の構成を考える

投稿日:2021年7月7日 更新日:

論文やレポートなどの長文を作成する場合は、まず見出しを書き出して、文書全体の構成を考えてから取り掛かると効率的です。

Wordでは、アウトラインモードで全体を見ながら見出しレベルを設定しておくと、後々の編集も楽になります。

アウトライン表示で、見出しの作成をしたり、編集する方法を解説します。

アウトライン表示モード

アウトライン表示

アウトライン表示にするには、[表示]タブの[表示]グループにある[アウトライン]をクリックします。

アウトライン表示

文書をアウトライン形式で表示します。文書の内容は箇条書きで表示されます。

このビューは、見出しを作ったり、文書内の段落全体を移動したりするときに便利です。

[表示]タブの[アウトライン]

アウトライン表示に切り替わります。

アウトライン表示モード

見出しの入力

[アウトラインレベル]が[レベル1]のまま、見出しとなる項目を入力していきます。

すべてが[レベル1]で表示されます。

レベルの変更は、後で行います。

見出しの入力

見出しのレベル変更

見出しには、9段階のレベルを設定できます。

レベル下げ

レベルを下げるには、[アウトライン]タブの[アウトラインツール]グループにある[レベル下げ]のボタンをクリックします。

クリックするたびに、レベルが1つずつ下がります。

[アウトラインツール]グループの[レベル下げ]のボタン

[Ctrl]キーや[Shift]キーを使って複数の見出しを選択して、まとめてレベルを変更できます。

見出しを複数選択してまとめてレベルの設定

ショートカットキーは、[Alt]+[Shift]+[→]です。

キーボード[Alt]+[Shift]+[→]

レベル上げ

レベルを上げるには、[レベル上げ]のボタンをクリックします。

複数の見出しを選択して、行うことができます。

[アウトラインツール]グループの[レベル上げ]のボタン

ショートカットキーは、[Alt]+[Shift]+[←]です。

キーボード[Alt]+[Shift]+[←]

本文の入力

文書の本文を入力する場合は、標準文字列を選択します。

レベルの[標準文字列]を選択して、文字列を入力していきます。

既定で[1行目のみ表示]はオフになっていると思いますが、念のため確認してください。

標準文字列

この項目をアウトラインの最下位レベルにします。

レベルの[標準文字列]を選択して入力

以下のように本文を入力します。

本文の入力

見出しの展開と折りたたみ

アウトライン表示モードでは、見出しの内容を展開して表示したり、反対に折りたたんで非表示にすることができます。

折りたたみ

折りたたみたい見出し内にカーソルを置いて、[折りたたみ]ボタンを1回クリックすると、

[アウトラインツール]グループの[折りたたみ]ボタン

1番下のレベルが折りたたまれます。

[折りたたみ]ボタンを1回クリックした見出し

もう1回、クリックすると、その上のレベルが折りたたまれます。

[折りたたみ]ボタンを2回クリックした見出し

展開

見出しの内容を展開する場合は、[展開]ボタンをクリックします。

クリックするたびに、下のレベルが展開されます。

[アウトラインツール]グループの[展開]ボタン

アウトラインのボタンをダブルクリックして操作

見出しの左にあるインジゲーター([+]または[-])をダブルクリックしても、展開したり、折りたたんだりすることができます。

この場合は、1段階ずつでなく、すべてのレベルの展開と折りたたみになります。

インジゲーターをダブルクリック

[レベルの表示]でまとめて展開と折りたたみ

また、レベルの表示からレベルを指定すると、まとめてで折りたたんだり、展開することができます。

以下は、[レベルの表示]で[レベル1]を選択している状態です。

レベルの表示

アウトラインで表示するレベルを選択します。

選択したレベルから上の全レベルが表示されます。

[アウトラインツール]グループの[レベルの表示]

[レベルの表示]で[すべてのレベル]を選択すると、すべてのレベルが表示されます。

[レベルの表示]で[すべてのレベル]を選択

見出しを入れ替える

見出しの順序を変更する方法です。

見出しの左のインジゲーターを選択して、マウスポインターが十字の形になったときにドラッグします。

インジゲーターをドラッグ

レベルの表示で、必要なレベルのみを表示して行うほうが効率的だと思います。

レベル1の表示にしてドラッグ

ボタンを使って移動

[1つ上のレベルへ移動]と[1つ下のレベルへ移動]ボタンを使って操作することもできます。

この場合、見出しにカーソルを置いただけでは、その見出しのみの移動になります。

すべてのレベルをまとめて移動させたい場合は、必ず範囲選択してください。

[1つ上のレベルへ移動]と[1つ下のレベルへ移動]ボタン

ナビゲーションウィンドウを表示して操作

Word2010から追加されたナビゲーションウィンドウを使って入れ替えることもできます。

[印刷レイアウト]表示で[ナビゲーションウィンドウ]のチェックボックスをオンにします。

[印刷レイアウト]表示のまま、ナビゲーションウィンドウで見出しを入れ替えることができます。

[印刷レイアウト]で[ナビゲーションウィンドウ]を表示

[印刷レイアウト]表示で[ナビゲーションウィンドウ]のチェックボックスをオンにしたまま、[アウトライン]表示に切り替えると、アウトライン表示モードでも、[ナビゲーションウィンドウ]を使用できます。

[アウトライン]表示モードで[ナビゲーション]ウィンドウを表示

参考ナビゲーションウィンドウの操作については、以下の記事で解説しています。

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アウトライン表示を閉じる

アウトラインモードを閉じるには、[アウトライン表示を閉じる]ボタンをクリックします。

[アウトライン表示を閉じる]ボタン

[印刷レイアウト]表示にすると、見出しスタイルの設定がされていることが分かります。

[印刷レイアウト]表示の[見出しスタイルの設定]

見出し先頭の黒い点を非表示する方法は、以下で解説しています。

段落先頭の黒い点を消すには

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参考アウトラインで、レベルを作成しておくと、目次の作成なども簡単に行うことができます。

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また、[印刷レイアウト]表示で[デザイン]タブのスタイルを適用すると、見出しやフォントなどをまとめて設定できます。

スタイルの設定

レベル(見出し)の設定をしておくと、PowerPointへ送信してスライドも作成できます。

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PowerPointでのレベルについては、以下の記事で解説しています。

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