文書のヘッダーとフッターに日付やページ番号などを挿入

ヘッダーとは［文書の上部］の余白部分、フッターとは［文書の下部］の余白部分のことです。

既定では、ヘッダーもフッターもすべてのページに同じ内容が挿入されます。

ヘッダー/フッターには、日付、ページ番号のほか、イラストなども挿入できます。

ヘッダーとフッターツールバーの表示

［表示］メニューの［ヘッダーとフッター］をクリックします。

［ヘッダーとフッター］ツールバーが表示されます。

参考Word2007以降は、文書の上部や下部をダブルクリックすると、［ヘダーとフッター］タブが表示されます。

以下の画像は、Word2010です。

ヘッダーに［日付］を挿入

まず、ヘッダーに日付を挿入します。

［ヘッダーとフッター］ツールバーの中ほどに［日付の挿入］ボタンがあります。

そのボタンをクリックすると、ヘッダー領域に日付を挿入されます。

ショートカットキーは、［Alt］+［Shift］+［D］です。

書式設定ツールバーの右揃えボタンをクリックして　ヘッダーの右側に移動しました。

この日付は、文書を開くときに自動的に更新されます。

参考この自動更新される日付のショートカットキーは、ヘッダー/フッター以外でも使用できます。

フッターに［ページ番号］を挿入

次に、フッターの設定をします。

［ヘッダーとフッター］ツールバーの［ヘッダー/フッター切り替え］ボタンをクリックしてフッターを表示します。

ツールバーの［ページ番号の挿入］ボタンをクリックして、ページ番号を挿入します。

［書式設定］ツールバーの［中央揃え］ボタンをクリックします。

ショートカットキーは、［Alt］+［Shift］+［P］です。

参考ページ番号を挿入する方法は他にもあります。以下の記事を参照してください。

［ページ設定］ダイアログボックスから、ページ番号を挿入すると、ヘッダー/フッター領域外にも表示できます。

ヘッダーとフッターを閉じて印刷プレビューで確認

［ヘッダーとフッター］ツールバーの［閉じる］ボタンをクリックすると、元の編集画面にもどります。

下は、編集画面の上のほうですが、余白部分に日付が薄く表示されていますね。

印刷プレビューで確認

［標準］ツールバーの［印刷プレビュー］をクリックすると、ヘッダーとフッターを確認できます。

［印刷プレビュー］を表示するショートカットキーは、［Ctrl］+［F2］です。

参考Office2010以降は、［Ctrl］+［P］でBcckstageビューの［印刷］が表示され、印刷プレビューを確認できます。

［ヘッダーとフッター］ツールバーのコマンドボタン

［ヘッダーフッター］ツールバーについて、簡単に説明しておきます。

総ページ数や、時刻を挿入することもできます。

参考［ヘッダーフッター］ツールバーの［定型句の挿入］から定型句に登録された文字列や図を挿入することもできます。

以下の記事では、ファイルのパスを挿入する方法を解説しています。

定型句については、以下の記事で解説しています。

画像の挿入

イラストなどを挿入したい場合は、ヘッダーやフッターにカーソルを置いて、［挿入］メニューの［図］から［ファイルから］あるいは［クリップアートから］を選択します。

［図形描画］ツールバーの［クリップアートの挿入］や［図の挿入］ボタンをクリックしても同じです。

再編集と削除

ヘッダーとフッターを挿入したあとに、再編集したい場合はヘッダー、フッター部をダブルクリックします。

また、削除したい場合は、ヘッダーとフッターの編集状態で、文字列や画像を選択して［Delete］キーを押します。

関連以下は、ページ番号に関する関連ページです。

フッターの開始番号の変更

ヘッダーとフッター（1枚目には不要という場合の設定）

複数ページで途中からページ番号を切り替える方法については、以下の記事で解説しています。

4ページの文書に［１，２］［１，２］とページ番号を振る

奇数ページと偶数ページで別々の設定をすることもできます。

ヘッダーとフッターを奇数/偶数ページで別指定にするには

Word2010以降は以下の記事が参考になると思います。

ヘッダーやフッターにファイルのパスを表示する方法は、以下で解説しています。

Word2013以降は、簡単に挿入できるようになっています。