よく使う文字列は定型句として登録しておくと便利です。
定型句には文字列だけでなく、図形や表も登録することができます。
文字列なら、単語登録の機能を使って入力する方法もありますが、単語登録に登録できる文字数は60文字です。
それ以上長い文字数を登録したい、または、改行した状態で登録したいということもあると思います。
そういう時に便利なのが[定型句]です。
参考定型句は、Word2007より[クイックパーツ]に組み込まれています。
以下は、Outlookでの解説ですが、Wordも同じように操作できます。
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長文の定型文はクイックパーツに登録して簡単挿入
メールでは、何度も同じ文言を入力することがあります。単語登録の機能を使って入力する方法もありますが、単語登録に登録できる文字数は60文字です ...
文字列を範囲選択
登録したい文字列を範囲選択します。
定型句の新規作成
メニューバーの[挿入]から[定型句]→[新規作成]をクリックします。
ここで[新規作成]の下が英語表示になっていた場合は、以下の記事を参照してください。
[定型句の作成]ダイアログボックスが表示されます。
名前を付けて、[OK]ボタンをクリックします。
参考定型句の新規作成のショートカットキーは、[Alt]+[F3]です。
登録した定型句の使い方
[じたく]と入力し、[自宅]に変換します。
→
[Enter]キーを押すと、登録した定型句が文字列の上に小さく表示されます。
[Enter]キーを押すと登録した定型句を入力することができます。
登録名を入力確定したあと、[F3]キーを押す方法もあります。
入力する方法については、以下の記事にまとめています。
定型句の選択
また、メニューバーの[挿入]から、[定型句]→[標準]を選択して挿入することもできます。
もともと登録された定型句もたくさんありますね。
以下の画像は、[定型句]の[挨拶文]を表示しています。
定型句ツールバー
そのほか、[定型句]ツールバーを表示させて、挿入することもできます。
[定型句]ツールバーは、メニューバーとツールバーのどこでもいいですから、右クリックすると下のようなツールバーの一覧が表示されますので、その中から[定型句]を選択します。
定型句ツールバーの[すべてのエントリ]から[標準]→[自宅]をクリックします。
参考図も登録することができますよ。やってみてくださいね。
登録済みの定型句の一覧はオートコレクトで確認
登録された定型句の一覧を見るには、オートコレクトダイアログボックスを表示させます。
メニューバーの[挿入]から[定型句]→[定型句]をクリックします。
[オートコレクト]ダイアログボックスが表示されます。
定型句の登録名を選択して、プレビューで確認できます。
また、挿入や削除もここで行うことができます。