Wordで改ページを一括で削除する方法です。
ここでは、Word2013で解説しますが、他のバージョンのWordも同じ操作です。
改ページは、1つずつ削除するには、編集記号の改ページを選択して[Delete]キーを押せばいいのですが、複数ある場合は面倒です。
[検索と置換]ダイアログボックスの置換機能を使って、削除することができます。
[ページ区切りの挿入]について
Wordでページ区切りを挿入するには、[挿入]タブの[ページ]グループにある[ページ区切り]をクリックします。
ページ区切りの挿入
ここで現在のページを終了して、次のページに移動します。
改ページ挿入のショートカットキーは、[Ctrl]+[Enter]です。
参考改ページ記号は、[ホーム]タブの[編集記号の表示/非表示]ボタンがオンになっていないと表示されません。
[編集記号の表示/非表示]をオン、オフにするショートカットキーは、[Ctrl]+[Shift]+[(]です。
以下の記事では、[改ページ記号]以外の編集記号についても記しています。
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改ページやスペースなどを表示するには[編集記号の表示/非表示]をオン
Word2016を起動して、操作していると[改ページ記号]が表示されないことに気がつきました。 既定で改ページ記号が非表示になっているかと思 ...
改ページの削除
改ページは、1つずつ削除するには、編集記号の改ページを選択して[Delete]キーを押します。
選択状態にしなくても、[改ページ記号]の前にカーソルがある状態でもOKです。
しかし、改ページが多い場は、1つ1つ削除していくのは面倒です。
以下のように複数の[改ページ]記号がある場合でも、一括で削除する方法があります。
[検索と置換]ダイアログボックスの表示
[ホーム]タブの[編集]グループにある[置換]をクリックします。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[H]ですね。
[任意指定のページ区切り]を検索して置換
[検索と置換]ダイアログボックスが表示されますので、[オプション]ボタンをクリックします。
[あいまい検索]のチェックボックスをオフにします。
[特殊文字]ボタンをクリックして、[任意指定のページ区切り]をクリックします。
[検索する文字列]のテキストボックスに[^m]と入力されていることを確認します。
[置換後の文字列]は空白のままにします。
[すべて置換]ボタンをクリックします。
結果のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
置換後の文書
改ページ記号が一括で削除されます。
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