オートシェイプの吹き出しを使うと楽しいですね。
[図形描画]ツールバーには、複数の吹き出しの種類が用意されています。
吹き出しを挿入すると、向きを調整する必要がありますが、黄色の調整ハンドルをドラッグすると自由に向きを変えられます。
雲形吹き出しの描画
[図形描画]ツールバー(画面の下のほうにあります)から、[オートシェイプ]から[吹き出し]-[雲形吹き出し]を選択します。
[図形描画ツールバー]が表示されていなければ、[表示]メニューの[ツール]から[図形描画]をクリックしてください。
描画キャンバスが表示されます。
[Delete]キーを押して、削除します。
オートシェイプの挿入時に、描画キャンバスを表示しないように設定することもできます。
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オートシェイプの挿入時に描画キャンバスを表示したくない
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イラストの近くでクリックします。[雲形吹き出し]の図が挿入されます。
オートシェイプの吹き出しは、他のオートシェイプと違ってテキストボックスになっているので、すぐに文字入力ができます。
参考選択した吹き出しを後で変更する場合は、[図形]ツールバーの[オートシェイプの変更]クリックして変更できます。
削除して、挿入し直しする必要はありません。
Word2007以降の吹き出し
Office2007でユーザーインターフェースが大きく変わりました。
[吹き出し]を選択するには、[挿入]タブの[図]グループにある[図形]から選択します。
以下の画像は、Word2010です。
吹き出しに文字入力
そのまま文字を入力します。
ここでは、[あれ?]と文字を入力しておきます。
吹き出しの[調整ハンドル]をドラッグして向きを変更
枠線上でクリックします。枠の形が[斜線]から[網]に変わります。
黄色い調整ハンドルが表示されると思います。
黄色い調整ハンドルをマウスの左ボタンを押したまま、イラストの近くへドラッグします。
この黄色い調整ハンドルは、図形によって表示されるものと、されないものがあります。
参考調整ハンドルについては、以下の記事で解説しています。
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以下は、Word2019で吹き出しを挿入したものですが、同じように調整ハンドルがあります。
サイズの調整
白い○(サイズ変更ハンドル)の上にマウスをあわせると、下の画像のような矢印の形になるので、そのときにドラッグして雲の形を調整します。
[吹き出し]の削除
[吹き出し]の削除の仕方は、吹き出しをクリックすると枠線が表示されますので、その枠線上でクリックして網の枠線のときに[Delete]キーを押します。
カーソルが吹き出しの中にある状態では、削除できません。
必ず、枠線上でクリックしてください。
参考オートシェイプの削除については、以下の記事でも解説しています。
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