Windows XP & Office 2003 Word 2003

文書内の移動は[ジャンプ先の選択]でページ以外も選択できる

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Word2003には、垂直スクロールバーの下に文書内の移動や検索のための便利なボタンがあります。

[ジャンプ先の選択]ボタンをクリックすると、[ジャンプ先の選択]メニューが表示され、ページ単位以外の単位で移動できます。

[ジャンプ先の選択]メニュー

参考この機能は、Word2013以降は表示されません。

垂直スクロールバーのボタン

Word2003の垂直スクロールバーの下方には3つのボタンが並んでいます。

上から順に[前のページ]、[ジャンプ先の選択]、[次のページ]ボタンです。

垂直スクロールバーのボタン

ショートカットキー

各ボタンには、ショートカットキーが割り当てられています。

[前のページ]は、[Ctrl]+[PageUp]です。

キーボード[Ctrl]+[PageUp]

[ジャンプ先の選択]は、[Alt]+[Ctrl]+[Home]です。

キーボード[Alt]+[Ctrl]+[Home]

[次のページ]は、[Ctrl]+[PageDown]です。

キーボード[Ctrl]+[PageDown]

[ジャンプ先の選択]メニューのコマンド

[ジャンプ先の選択]ボタンをクリックすると、[ジャンプ先の選択]メニューが表示されます。

上段と下段に6個ずつ、12個のボタンが並んでいます。

[ジャンプ]や[検索]ボタンも表示されます。

表示されたメニューをポイントすると、メニューの下に説明が表示されます。

[ジャンプ先のメニュー]では、[前のページ]や[次のページ]ボタンで移動する単位を、ページ単位以外を選択して移動することができます。

再度、既定のページ単位での移動にする場合は、ジャンプ先のメニューから[ページ単位でジャンプ]を選択します。

[ジャンプ先の選択]メニュー

上段

上段左から以下のように並んでいます。

  • フィールド単位でジャンプ
  • 文末脚注単位でジャンプ
  • 脚注単位でジャンプ
  • コメント単位でジャンプ
  • セクション単位でジャンプ
  • ページ単位でジャンプ

参考[脚注単位でジャンプ]と[文末脚注でジャンプ]については、以下の記事内のスクロールバーの[ジャンプ先の選択]で解説しています。

文末脚注と脚注の作成(境界線は下書き表示で変更)

[脚注]とは、文書内の文字に対して補足や解説をつけたいときに使用します。 [脚注]は、各ページの最後に表示され、[文末脚注]は、文書やセクシ ...

続きを見る

下段

下段左から以下のように並んでいます。

  • ジャンプ
  • 検索
  • 編集箇所単位でジャンプ
  • 見出し単位でジャンプ
  • グラフィック単位でジャンプ
  • 表単位でジャンプ

[ジャンプ]ボタン

[ジャンプ]ボタンをクリックすると、[検索と置換]ダイアログボックスの[ジャンプ]タブが表示されます。

画像は、Word2010です。

[検索と置換]ダイアログボックスの[ジャンプ]タブ

[ジャンプ]を利用してブックマーク先をや脚注へジャンプすることができます。

ブックマークの設定については、以下の記事で解説しています。

ブックマークの設定とジャンプ(ブックマークの表示設定はオプションで)

Word2010でブックマークを挿入する方法です。 ブックマークを設定すると、クリックしてその場所へ直接移動できるようになります。 また、ブ ...

続きを見る

脚注と文末脚注については、以下の記事を参照してください。

文末脚注と脚注の作成(境界線は下書き表示で変更)

[脚注]とは、文書内の文字に対して補足や解説をつけたいときに使用します。 [脚注]は、各ページの最後に表示され、[文末脚注]は、文書やセクシ ...

続きを見る

[ジャンプ]機能を使って、ページ単位で選択することができます。

ページ単位で選択するにはジャンプ機能を使用(連続操作もできる)

Wordの複数ページの文章において、効率よくページ単位で選択する方法を紹介します。 行単位や段落単位ではなく、ページ単位で選択して削除したり ...

続きを見る

[検索]ボタン

[検索]ボタンをクリックすると、[検索と置換]ダイアログボックスの[検索]タブが表示されます。

[検索と置換]ダイアログボックスの[検索]タブ

Word2007までは、[Ctrl]+[F]では、[検索と置換]ダイアログボックスが表示されていましたが、Word2010では、ナビゲーションウィンドウが表示されますので気を付けてください。

ナビゲーションウィンドウで文書内の文字列を検索/文章構成を変更

ナビゲーションウィンドウは、Word2010からの新機能です。 文章内の構成を確認したり、変更するのに役立ちます。 見出しごとに階層構造で表 ...

続きを見る

従来どおり、[Ctrl]+[F]で[検索と置換]ダイアログボックスを表示するように設定することもできます。

Ctrl+Fで[検索と置換]ダイアログボックスを表示する方法

Word2010以降、[Ctrl]+[F]を押すと、[検索と置換]ダイアログボックスではなくて、画面の左側に[ナビゲーションウィンドウ]が表 ...

続きを見る

参考Word2010まではありましたが、Word2013からはこの機能は廃止されています。

Word2013以降も垂直スクロールバーや、水平スクロールバーで右クリックした場合のコマンドは使用できます。

スクロールバーの便利な使い方(上や下へ素早く移動/一画面単位で移動など)

ウィンドウのすべての範囲が画面が表示されていない場合、スクロールバーが表示されますね。 このスクロールバーの機能を知っておくと効率よく操作す ...

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