Word 2003

行間の設定(文字が重ならず行間を最小にする方法)

投稿日 2017年1月7日   更新日 

行間の設定は、段落ごとに設定されます。

範囲選択せずに行間の設定を実行すると、カーソルを置いた段落に設定されます。

複数の段落に設定したい場合は、必ず範囲選択してから実行してください。

文字が重ならず、行間を最小にする一番手っ取り早い方法も紹介します。

[段落]ダイアログボックスの[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]

参考行間の設定については、Word 2024でも解説しています。[游明朝]や[游ゴシック]などのフォントについては、以下の記事を参照してください。

Word既定フォント(游ゴシック・游明朝)の行間を狭くする設定

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行間を広くする

行間を広くしたい場合は、広くしたい段落内にカーソルを移動して、[書式設定]ツールバーの[行間]ボタンの▼をクリックして、数値を選択します。

[書式設定]ツールバーの[行間]

行間は、段落ごとに設定されます。

複数の段落に一度に設定したい場合は、目的の段落全てを範囲選択して操作します。

段落ごとに設定-行間を1.5行に設定した段落

ショートカットキーで設定

行間を設定するときのショートカットキーです。

[Ctrl]キー + [1]キー(テンキー不可):1行

[Ctrl]キー + [2]キー(テンキー不可):2行

[Ctrl]キー + [5]キー(テンキー不可):1.5行

キーボード[Ctrl]-[1][2][5]

[段落]ダイアログボックスで詳細な設定

また、[書式設定]ツールバーの[行間]ボタンから[その他]を選択すると、

[書式設定]ツールバーの[行間]-[その他]

[段落]ダイアログボックスが表示されます。

[インデントと行間隔]タブでより細かい設定をすることができます。

[段落]ダイアログボックスの[インデントと行間隔]タブ

参考Word 2007以降の[行間]は、[ホーム]タブの[段落]グループにあります。[行間のオプション]をクリックすると、[段落]ダイアログボックスが表示されます。以下の画像は、Word 2019です。

Word2019の[行間のオプション]

または、[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]をクリックします。

[ホーム]タブの[段落]グループにある[段落の設定]

[段落]ダイアログボックスは、[水平ルーラー]の[インデントマーカー]をダブルクリックしても表示させることができます。

[段落]ダイアログボックスをダブルクリックで表示するには

[段落]ダイアログボックスは、[書式]メニューの[段落]で表示させることができますね。 右クリックのショートカットメニューから[段落]をクリ ...

アクセスキーは、[Alt]キーを押してから[O]→[P]です。このアクセスキーは、Word 2007以降でも使用できます。

キーボード[Alt]→[O]→[P]

行間を狭くする

文字のサイズを大きくすると行間(文字と文字の間)も広がるので、狭くしたいということがありますね。

フォントサイズ[10.5]の文章

フォントサイズ[14]の文章

行間を設定したい範囲を選択して[書式]メニューの[段落]をクリックします。

[書式]メニューの[段落]

あるいは、範囲選択内で右クリックして、ショートカットメニューの中から[段落]をクリックします。

ショートカットメニューの[段落]

[インデントと行間隔]タブの[行間]という項目から▼をクリックして、[最小値]を選択します。

[最小値]を選択すると、その隣の[間隔]は[12pt]になります。

では、これより小さい数字にしたら行間が詰まるかというとそういうことにもなりません。

指定した最小の行間を確保します。

フォントサイズが大きい場合は自動で広がります。文字が切れる心配はありませんが、行間を詰めるには不向きです。

[段落]ダイアログボックスの[インデントと行間隔]-[行間]

参考[最小値]で設定する場合は、[1ページの行数を指定時に文字をグリッド線に合わせる]をオフにしないと設定は有効になりません。

[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]をオフ

一番、てっとり早いのは[1ページの行数を指定時に文字行グリッド線に合わせる]のチェックをオフにすることだと思います。

既定はオンになっています。

[段落]ダイアログボックスの[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]

この設定をオフにするだけで、文字が重ならず、行間が狭くなります。

[段落]ダイアログボックスの[1ページの行数を指定時に文字を行グリッドに合わせる]をオフ

参考以下の画像の文字色が緑の箇所は、[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]がオフの状態です。

分かりやすくするために、[表示]メニューの[グリッド線]をオンにしてグリッド線を表示しています。

フォントの種類によって調整具合は異なります。以下は、[MS 明朝]です。

[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]がオンとオフの違い

この設定は、Wordのバージョンに関係なく、どのバージョンにもあります。

以下の画像は、Word 2019の[段落]ダイアログボックスです。

Word2019の[段落]ダイアログボックス

詳細は、以下の記事で解説しています。

[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]とは

この[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]という設定は、見た目としては行間[最小値]+間隔[0]に近い挙動をしますが、仕組みは異なります。

グリッド合わせはページ全体の行数を優先するため、段落単位の[最小値]や[倍数]の指定が効かなくなる点が大きな違いです。

[最小値]を選択した場合は、文字が重なることはなく、フォントサイズに応じて自動的に行間が広がります。フォントサイズそのものは変わりません。

この[最小値]というのは、文字が重なることはありません。フォントサイズはそのままです。

[固定値]は[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]の影響を受けません。

フォントサイズを無視して指定した数値で詰めることができます。

ですから、フォントサイズより小さい数値を指定すると、文字が重なってしまいます。気をつけてください。

[段落]ダイアログボックスの[固定値]

行間の各内容は、以下を参考にしてください。

1 行 : 行内で最も大きい文字の高さに、フォント設計上の余白を少し加えた値を行間にします。

1.5 行 : 1 行の 1.5 倍の行間にします。

2 行 : 1 行の 2 倍の行間にします。

最小値 : 指定した最小値を下限として、文字が収まるように自動調整します。
フォントサイズが大きい場合は行間が広がりますが、文字が重なることはありません。

固定値 : [間隔]で指定した値に行間を固定します。
フォントサイズによる自動調整は行われず、常に指定値になります。
フォントサイズより小さい値を指定すると文字が重なるので注意が必要です。

倍数 : 標準行間を基準に倍率で設定します。
例えば 1.2 に設定すると、行間が 20% 広がります。
1 より小さい値を指定すると行間が詰まります。

参考[最小値]と[倍数]は [1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]がオンだと効かない ので、オフにする必要があります。[固定値]はグリッド合わせの影響を受けず、常に指定値で固定されます。

この行間の設定については、以下の記事でも解説しています。Word 2016以降の既定フォントは、[游明朝]や[游ゴシック]になっていて、[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]をオフにしても、[MS 明朝]より行間が詰められなくなっています。

Word既定フォント(游ゴシック・游明朝)の行間を狭くする設定

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Wordの行間について

[行間]というと行の下端から次の行の上端までと思いがちですが、

行間のイメージ

Wordの行間とは行の上端から次の行の上端までのことです。

フォントの大きさを含めたものが[行間]となります。

Wordの行間

関連表の場合も同様です。以下の記事で解説しています。

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