Wordの表でも並べ替えを行うことができます。
[並べ替え]ダイアログボックスを表示して、昇順か降順を指定します。
一度に3つの基準を指定して並べ替えることができます。
ただし、日付の並べ替えは、表示形式によっては並べ替えができません。
参考Word2007以降であれば、以下の記事が分かりやすいと思います。
-
表全体の並べ替えと選択列のみの並べ替え(段落や見出しにも適用)
Wordの表でも五十音順や数値の大きい順、小さい順に並べ替えることができます。 表全体の内容を並べ替えることもできますし、表の一部の列のみを ...
[並べ替え]ダイアログボックスの表示
以下のような表があります。合計の大きい順に並べ替えたいと思います。
表内のセルであればどこでもいいですから、クリックします。
[罫線]メニューから[並べ替え]をクリックします。
自動的に表が選択されます。
[並べ替え]ダイアログボックスから、[最優先されるキー]で▼をクリックして一覧から[合計]を選択します。
そして[降順]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
[種類]はここでは[JISコード]になっていますが、数字の場合はプルダウンから[数値]を選択してください。
【追記】以下の画像で[JISコード]で並べ替えができているのは、Windows XP 時代の挙動です。現在の Windows 10や11などでは、全角数字は文字列扱いになり、数値としての並べ替えはできない場合があります。[JISコード]を選択しても自動で数値として認識されて並べ替えられる場合もあります。
並べ替えができました。
[並べ替え]ダイアログボックスを使用すると、一度に3つまで基準を指定して並べ替えることができます。
結合されたセルがあると並べ替えはできませんので、注意してください。
参考Word2007以降は、[レイアウト]タブの[データ]グループにある[並べ替え]をクリックすると、[並べ替え]ダイアログボックスが表示されます。
以下の画像は、Word2019です。
罫線ツールバーの[並べ替え]
罫線ツールバーを表示させて、並べ替えることもできます。
標準ツールバーの[罫線]ボタンをクリックします。
そして、[罫線]ツールバーの[昇順で並べ替え]、[降順で並べ替え]のボタンをクリックします。
6月を基準に昇順に並べ替えたいと思います。
6月の列の中でどこでもいいのでクリックして、[昇順で並べ替え]のボタンをクリックします。
注意ただ、この罫線ツールバーの並べ替えボタンはタイトル行がある場合に有効です。
タイトル行がない場合の並べ替え
タイトル行がない表の場合、メニューバーから[並べ替え]ダイアログボックスを表示させて、[タイトルなし]を選択します。
日付の並べ替え
また、日付の並べ替えの場合、[並べ替え]ダイアログボックスの[種類]で[日付]を選択します。
並べ替えができる形式とできない形式
下の図の1列目のような[○月○日]のような表示では並べ替えができません。
2列目、3列目の表示形式なら並べ替えができます。
参考この並べ替えダイアログボックスを利用して、段落の並べ替えをすることもできます。
Wordの表は、選択列のみを並べ替えることもできます。Word2019で解説しています。
-
表全体の並べ替えと選択列のみの並べ替え(段落や見出しにも適用)
Wordの表でも五十音順や数値の大きい順、小さい順に並べ替えることができます。 表全体の内容を並べ替えることもできますし、表の一部の列のみを ...
関連以下は、表関連のページです。ご参照ください。
-
表の作成方法と行列の選択・挿入・削除と表のサイズ変更・分割
Wordでの表の作り方はいろいろあります。 表はカーソルの位置に挿入されますので、まず、表を挿入したい位置にカーソルを移動します。 カーソル ...
-
罫線ツールバーの使い方(表作成後の編集)
表を作成したら、やはり[罫線]ツールバーを表示して使ったほうが便利だと思います。 [罫線]ツールバーは、[標準]ツールバーの[罫線]をクリッ ...
-
表に一行追加したい時は[Enter]キーや[Tab]キーを使って簡単挿入
表を作成したあと、下へ一行追加する方法です。 [Enter]キーや[Tab]キーを使って簡単に追加することができます。 表の行末記号にカーソ ...
-
キーボードのプラス[+]とマイナス[-]で表を作成
キーボードの[+]と[-]で簡単に表を作成する方法を紹介します。 [+]は表のセルの区切り、[-]はセルの幅になります。最後は必ず[+]です ...
-
Wordの表計算はセル参照を使った簡易計算ができる(数値は半角で)
Wordでは、Excelのような複雑な計算はできませんが、関数を使用した簡単な計算であればできます。 下のような表があります。 [金額]を求 ...
-
Wordで計算表を作成(前年同月比を求めた売上報告書を完成)
Wordでも表のセルに簡単な数式や関数を入力して計算をすることができます。 Wordの表では横方向はアルファベット、縦方向は数字でセルの位置 ...
-
見えない罫線でレイアウトが崩れない表を作成
Wordの罫線の中には、[罫線なし]罫線という印刷されない罫線があります。 何かと便利に使える罫線です。 Wordで以下のような表を作成しま ...
-
[表のオートフォーマット]で表のスタイルを簡単設定
Wordでは、[表のオートフォーマット]を使うと、簡単に表の書式設定を行うことができます。 表内にカーソルをおいて、[表のオートフォーマット ...
-
表に連続番号を振りたい場合は[段落番号]で自動設定
Wordの表に連続番号を振りたい場合は、[書式設定]ツールバーの[段落番号]ボタンをクリックすると便利です。 セル内に文字列を入力した後でも ...
-
表の2ページ目にも見出し行を表示するには[タイトル行の繰り返し]
Wordで表を挿入した後、一行目を項目行として設定することは多いと思います。 1ページだけであれば問題ないのですが、表が複数ページになると2 ...
-
新しい表のスタイルを作成(表の縞模様を1行3列おきに設定)
Wordの表で縞模様は、[縞模様]ダイアログボックスの設定で列方向や行方向の縞の幅は3行、3列まで設定することができます。 たとえば、下のよ ...
以下は、Word2007での解説ですが、他のバージョンでも同じです。