Office 2016共通

Excelの表とグラフをWord文書にオブジェクトとして貼り付ける

投稿日 2019年2月16日   更新日 

他のアプリケーションのテキストや画像、オブジェクトなどをコピー&ペーストする場合、さまざまな貼り付け方法があります。

その方法の1つにオブジェクトとして貼り付ける方法があります。

ここでは、例としてExcelの表とグラフをコピーして、Wordへオブジェクトとして貼り付ける方法を紹介します。

[ホーム]タブの[貼り付け]をクリックすると、[形式を選択して貼り付け]というコマンドがあります。

この[形式を選択して貼り付け]の中にある[Microsoft Excel ワークシートオブジェクト]を選択すると、Excelの表示を維持したまま貼り付けることができます。

また、貼り付けたオブジェクトをダブルクリックすると、リボンがExcelに変わり、Excelの機能を使って編集できます。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックス

参考以下の記事では、PowerPointのスライドをコピーして、Wordへオブジェクトとして貼り付ける方法を解説しています。

オブジェクトとして貼り付け(Office 2007)

Windows 10とWindows 11であれば、クリップボードの履歴を表示できます。

クリップボードの履歴[Windows]+[V]で過去の履歴を貼り付け

Windows 10 バージョン1809以降では、クリップボードの履歴を保存できるようになりました。 この機能を使うと、過去のコピーや切り取 ...

Excelの表とグラフ

Excelの表とグラフを下のように作成しています。

Excelの表とグラフ

Wordに貼り付けたい範囲を選択してコピーします。

[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある[コピー]をクリックします。

ショートカットキー[Ctrl]+[V]を使用してもかまいません。

範囲選択してコピー

Wordにオブジェクトとして貼り付け

Wordの文書を表示します。貼り付けたい位置にカーソルがあることを確認します。

Word本文のカーソルの位置

形式を選択して貼り付け

[ホーム]タブの[貼り付け]ボタンの下方をクリックして、メニューを表示します。

[形式を選択して貼り付け]をクリックします。

[形式を選択して貼り付け]を選択

ショートカットキーは、[Alt]+[Ctrl]+[V]です。このショートカットキーは、ExcelやPowerPointでも共通です。

キーボード[Alt]+[Ctrl]+[V]

以下のように[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。

[貼り付け]を選択して、[Microsoft Excel ワークシートオブジェクト]を選択します。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスの[結果]には、以下のようなヒントが表示されます。

クリップボードの内容を文書に挿入します。Microsoft Excel 12 オブジェクトとして編集が可能になります。

[OK]ボタンをクリックします。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックス

カーソルの位置にコピーしたExcelの表とグラフが貼り付けられます。

オブジェクトとして貼り付けすると、Excelの表とグラフが見た目のままの形で貼り付けることができます。

通常のコピー&貼り付けではレイアウトが崩れることがありますが、オブジェクトとして貼り付けると、崩れることはありません。

Wordに貼り付けたExcelの表とグラフ

参考ちなみに以下の画像は、[Ctrl]+[V]で貼り付けたものです。[貼り付け]ボタンの上部(アイコンの部分)をクリックしても同じです。

コピー&ペーストしたExcelの表とグラフ

Excelの表をWordへテキストのみ貼り付けして、簡単に文字列幅の表にすることもできます。

Excelの表からテキストのみを貼り付けして文字列幅の表に

Excelで編集

Wordの文書に貼り付けた画像は、Excelの枠線を非表示の方が見やすいです。貼り付けた画像の枠線を非表示にします。

貼り付けたオブジェクトを選択します。

貼り付けたオブジェクトを選択

そのままダブルクリックします。リボンがExcelに切り替わります。

ダブルクリックでリボンがExcelに切り替わった

[表示]タブの[表示]グループにある[目盛線]のチェックボックスをオフにします。オブジェクト内の枠線(目盛線)は非表示になります。

[表示]タブの[目盛線]のチェックボックスをオフ

オブジェクト以外の任意の場所をクリックします。

リボンはWordに戻ります。

Word文書

注意オブジェクトとして貼り付けすると、ファイルサイズは大きくなります。その点は、注意してください。

以下は、エクスプローラーで通常に貼り付けした文書とオブジェクトとして貼り付けした文書を並べています。サイズの違いがわかります。

コピー元のExcelブックが大きい場合は、サイズを小さくするなどの工夫をすると良いでしょう。さらに、コピー元の内容は他人に見られる可能性があるため、見られて困る情報は事前に削除しておくことをおすすめします。

オブジェクトとして貼り付けした文書のサイズ比較

貼り付けたオブジェクトは、コピー元のExcelとリンクされているわけではありません。

リンク貼り付け(ハイパーリンクを追加)

リンク貼り付けをする場合は、[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスで、[リンク貼り付け]を選択します。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスの[結果]には、以下のようなヒントが表示されます。

クリップボードの内容をピクチャとして挿入します。

[リンク貼り付け]を選択すると、リンク元ファイルとリンクされます。リンク元ファイルに対する変更は、この文書にも反映されます。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスの[リンク貼り付け]

リンクの設定

リンク元の確認や設定変更を行うことができます。

リンクされた図で右クリックして、ショートカットメニューの[リンクされたWorksheet オブジェクト]から[リンクの設定]をクリックします。

ショートカットメニューの[リンクされたWordsheet オブジェクト]-[リンクの設定]

[リンクの設定]ダイアログボックスが表示されます。リンク先の確認や、更新方法などを変更できます。

[リンクの設定]ダイアログボックス

以下の記事では、Excelの表をPowerPointのスライドにリンク貼り付けする方法を解説しています。

スライドにExcelの表をリンク貼り付け(リンク元の確認・編集・解除)

Excelの表やグラフをPowerPointのスライドへリンク貼り付けすることは多いと思います。 リンク貼り付けされたプレゼンテーションを開 ...

参考[貼り付ける形式]の中には、テキストや図など数種類の形式が選択できるようになっていますが、その内容については、以下のMicrosoftのページを参考にしてください。

形式を選択して貼り付け - Microsoft サポート(Microsoft)

アプリケーション間のコピー&ペーストは、コピー元と貼り付け先によって結果が変わります。Excel・Word・PowerPointではそれぞれの役割や機能が異なるため、同じ操作でも貼り付け後の表示や編集方法が変わることがあります。

[リンク貼り付け]や[リンクされた図]であれば、[貼り付けオプション]から選択できます。以下の記事が参考になると思います。

別シートの表をリンクされた図として貼り付ける方法

別のワークシートにある表を図として貼り付け、そのうえでセルの数値をリンクさせたい場合があります。 その際の具体的な手順について説明します。 ...

貼り付けオプションのコマンドはコピーするデータによって変わる

[貼り付けオプション]のアイコンにマウスポインターを合わせると、ポップヒントにコマンド名が表示されます。 ポイントするだけで、貼り付けた結果 ...

また、Word文書内でExcelの新規ワークシートを表示して操作することもできます。

Wordの文中にExcelのワークシートを埋め込んで編集する

Wordで文書を作成して、その中に表を作成したい時、Excelのワークシートを使って表を作成することができます。 Excelワークシートの挿 ...

PowerPointのスライドをWordへオブジェクトとして貼り付ける方法も紹介しています。

オブジェクトとして貼り付け

以下は、PowerPointでWordの機能を使いたい場合の方法を紹介しています。

リーダーのように見せる3つの方法

PowerPointでは、箇条書きにタブ設定は可能ですが、リーダーの設定はできません。 しかし、工夫次第でリーダーのように表示することはでき ...

PowerPointでExcelのグラフや表を貼り付ける方法については、以下の記事で解説しています。

Excelのグラフと表を活用する(貼り付けオプションの整理)

PowerPointでは、Excelで作成した表やグラフをコピーして活用できます。 Excelの表やグラフを貼り付ける方法には複数の選択肢が ...

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