Excelで、A4サイズの用紙に簡単な予定表を作成してみましょう。
1か月分の予定を書き込めるように日付と曜日を入力して、罫線を付け、画像を挿入するところまで解説しています。
作成しながらExcelの基本的な機能を学習できると思います。
参考Excel2019でも1か月分の予定表を作成する方法を解説しています。関数を使用して繰り返し使用できる予定表です。
ぜひ、挑戦してみてください。
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年と月を選択するだけで繰り返し使用できる予定表を作成(関数使用)
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この記事の目次
印刷範囲の確認
まず、A4サイズの印刷範囲を確認しましょう。
[標準]ツールバーの[印刷プレビュー]のボタンをクリックします。
[印刷できるものはありません。]のメッセージウィンドウが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。
点線が表示されたと思います。これがA4サイズ用紙の印刷範囲です。
セル[A1]からセル[I55]までが印刷範囲となります。Excelのバージョンによって異なります。
もし、違うようならA4サイズの設定ではない場合があります。
メニューバーの[ファイル]から[ページ設定]をクリックして、[ページ]タブで用紙サイズを確認してください。
参考Excel2007以降であれば、キーボードから[Ctrl]+[P]を押してください。
オートフィルで日付の入力
作成したい予定表の日付を入力します。
ここでは、2月の予定表を作りたいので、2月の日付を表示します。
セル[A3]に半角で[2/1](または、[2-1])と入力して、[Enter]キーを押して確定します。
そうすると、下のように[2月1日]と表示されると思います。
Excelでの入力は、[選択・入力・確定]です。
セル[A3]をクリックして、選択します。
セルの右下に黒い四角■のボタンがあります。[フィルハンドル]と呼ばれるものです。
この■のボタンにマウスでポイントします。マウスを合わせます。
黒い+の形のポインタに変わります。
このときに下へドラッグします。2月28日になるまでドラッグします。
オートフィルという機能です。
他のセルをクリックして、範囲選択を解除します。あるいは、[方向]キーを押します。
ドラッグしたあと、左のようなもの(オートフィルオプション)が表示されますが、次の操作に移ると消えるので気にしないでくださいね。
オートフィルオプションについては、以下の記事で解説しています。オートフィルオプションは非常に便利なものですが、ここでは使用しません。
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フィルハンドルをダブルクリックして曜日の入力
今度は、日付の隣のセルに曜日を表示しましょう。
セル[B3]をクリックします。
ここでは[火]と入力します。[Enter]キーを押して確定します。
セル[B3]をクリックして、セルの右下にある■(フィルハンドル)にマウスポインタを合わせます。
マウスポインタが黒い+の形になった時にダブルクリックします。ドラッグする必要はありません。
A列の日付を入力した最後のセルまで曜日を入力することができます。
他のセルをクリックして、範囲選択を解除します。以下のようになったと思います。
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境界線でダブルクリックして列幅の自動調整
B列とC列の間でポイントすると、マウスポインタが下のように変わるときがあります。
このときにダブルクリックします。
下のようにB列の幅が自動的に調整されると思います。
項目の入力と列幅を調整
項目を入力します。
セル[C2]に[予定]、セル[D2]に[備考]と入力します。
参考Excelでの文字入力は、[選択・入力・確定]です。
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項目列の列幅を調整
列幅を調整します。
C列とD列を選択して(列番号[C]でポイントすると、下向きの黒い矢印になるので、そのときにクリックして、D列までドラッグ)、メニューバーの[書式]から[列]→[幅]をクリックします。
列の選択については範囲選択を参考にしてくださいね。
[列幅]ダイアログボックスのテキストボックスに[33]と入力して[OK]ボタンをクリックします。
列幅が広がったと思います。Excelのバージョンによって、数値は調整してください。
予定表の行の高さを調整
行の高さも調整しましょう。
行番号3から行番号30まで選択します。ドラッグしてもいいですし、行番号[3]をクリックして[Shift]キーを押したまま、行番号[30]をクリックしてもいいですね。
そして、選択した行番号上で右クリックして、ショートカットメニューの中から[行の高さ]を選択します。
[行の高さ]ダイアログボックスのテキストボックスに[20]と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
Excelのバージョンによって、数値は調整してください。
列幅や行の高さについては、以下の記事で説明しています。
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予定表に罫線を設定
表に罫線を表示しましょう。
セル[A2]からセル[D30]を選択します。ドラッグでもいいですが、セル[A2]をクリックして、[Shift]キーを押したままセル[D30]をクリックすると早いですね。
あるいは、空白ではないセルを選択して、キーボードから[Ctrl]キーと[A]キーを押します。
範囲選択の方法については、範囲選択で詳しく説明しています。
書式設定ツールバーの[罫線]ボタン横の▼をクリックして、一覧から[格子]をクリックします。
選択した範囲に格子の罫線が表示されたと思います。
項目とタイトル文字の中央揃え
項目をセルの中央に揃えましょう。
セル[C2]とセル[D2]を選択して、[書式設定]ツールバーの[中央揃え]ボタンをクリックします。
タイトルを入力
表の一番上に[2月予定表]と題字を表示したいと思います。
セル[A1]に、ここでは例として[2月予定表]と入力します。
セル[A1]からセル[D1]までをドラッグで範囲選択して、[書式設定]ツールバーの[セルを結合して中央揃え]ボタンをクリックします。
文字の大きさや色は任意で設定してください。
下は、フォントサイズ[18]の[太字]に設定したところです。
セルの結合
ついでにセル[A2]とセル[B2]も結合して、罫線を消しましょう。
セル[A2]とセル[B2]をドラッグして、[セルを結合して中央揃え]のボタンをクリックします。
下のように1つのセルになりました。
枠線の非表示設定
表をもっと見やすくするために、ワークシートの枠線を非表示にしてみましょう。
メニューバーの[ツール]から[オプション]をクリックします。
[オプション]ダイアログボックスが表示されます。
[表示]タブを選択して、ウィンドウオプションの[枠線]のチェックボックスをオフにして[OK]ボタンをクリックします。
枠線が非表示になったと思います。
参考Excel2007以降の枠線の非表示設定は、[表示]タブから行うことができます。
イラスト(画像)の挿入
注意現在、Microsoftのクリックアートは終了しています。[挿入]タブの[図]([画像])から任意の画像を挿入してください。
表の下の方が空いていますね。クリップアートを挿入してみましょう。
メニューバーの[挿入]→[図]→[クリップアート]をクリックします。
右側に[クリップアートの挿入]作業ウィンドウが表示されます
検索文字列のダイアログボックスに[冬]と入力して[検索]ボタンをクリックします。検索した文字列を入力してくださいね。
たくさんのクリップアートが表示されます。任意のクリップアートを選択してクリックします。
ワークシート上に選択したクリップアートが表示されます。
クリップアートの上でマウスポインタが下のように十字の形に変わったときに、ドラッグして位置を移動します。
余白にきちんと収まるようにクリップアートの周りの白い丸(○)にマウスポインタを合わせて、下のようにマウスポインタが斜めや左右、上下の形に変わったときにドラッグしてサイズを調整します。
画像の周りの白い〇のことを、[サイズ調整ボタン]と呼びます。
また、表の背景に画像を挿入したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
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文字に色を付ける
[土日]の文字に色をつけてみましょう。
セル[B8]を選択して、[書式設定]ツールバーの[フォントの色]ボタンの▼をクリックして、カラーパレットから[赤]をクリックします。
セル[B8]の[日]が赤くなりましたね。セル[B8]を選択したまま、[標準]ツールバーの[書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックします。
[書式のコピー/貼り付け]はダブルクリックすると、繰り返し設定することができます。
[書式のコピー/貼り付け]と[オートシェイプ]はダブルクリックで連続操作を参考にしてください。
B列の[日]と表示されたセルをクリックしていきます。
最後までクリックできたら、[Esc]キーを押して解除します。または、[書式のコピー/貼り付け]ボタンをクリックして解除します。
同じように[土]の文字を青くしてみましょう。
セルの背景に色を付けるには
また、セルの背景に色をつけたい場合は、色をつけたいセルを選択して、[書式設定]ツールバーの[塗りつぶしの色]ボタンの▼をクリックして好きな色をクリックします。
参考土日のセルに色をつけるには、[条件付き書式]を使うと便利です。
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プレビューで印刷状態を確認して印刷
[標準]ツールバーの[印刷プレビュー]をクリックしてみましょう。
全体的に少し左寄りのようですね。ページの中央に印刷したいですね。
ページの中央に配置
印刷プレビューの[設定]ボタンをクリックします。
[ページ設定]ダイアログボックスが表示されます。
[余白]タブをクリックします。[水平]と[垂直]にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
今度は、ページの中央に表示されていますね。
では、印刷しましょう。[印刷]ボタンをクリックします。
[印刷]ダイアログボックスが表示されます。
部数は[1]になっていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
できましたか?(^^)
ページの中央に印刷する場合にちょっと気を付けてほしいことがあります。以下の記事を参照してください。
Excel2007以降でページ中央に印刷する方法は、以下の記事が参考になると思います。
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