PowerPoint 2010

起動時のスライドを白紙レイアウトにするには(blank.potxの設定)

投稿日 2017年1月7日   更新日 

PowerPointを起動すると、一枚のスライドが表示されます。

そして、そのスライドのレイアウトは、[タイトルスライド]になっています。

これを[白紙]レイアウトに変更する方法です。(本当はこんなことはやってほしくないのですが)

PowerPointでスライドショーを作成する際、[白紙]レイアウトとテキストボックスのみで作成される方が多いのは、非常に残念なことです。

白紙レイアウトはプレースホルダーがないため、スライドマスターの恩恵を受けられず、編集効率が下がるためです。

私は、PowerPointの便利な機能を使わないなんて、もったいないと思っています。

プレースホルダーを使うと効率よく編集することができます。以下の記事で解説しています。

プレースホルダーを活用してプレゼンテーションを効率よく作成

PowerPointでプレゼンテーションを作成するとき、プレースホルダーは使っていますか? プレースホルダーという名前を聞いたこともない、テ ...

ここでは、例として[白紙]レイアウトで解説しますが、マスターで書式設定したものを保存して起動時に表示することもできます。

PowerPoint起動時のレイアウト

既定では、PowerPointを起動すると以下のように[タイトル スライド]が選択されています。

レイアウト-[タイトルスライド]

[白紙]レイアウトの選択

まず、[ホーム]タブの[スライド]グループの[レイアウト]をクリックして、[白紙]レイアウトを選択します。

レイアウト-[白紙]

ファイルの種類から[PowerPoint テンプレート]を選択

[ファイル]タブから[名前を付けて保存]をクリックして、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示します。

[F12]キーを押してもいいです。

[F12]キーは、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示するショートカットキーです。

キーボード[F12]キー

[ファイルの種類]から[PowerPoint テンプレート(*.potx)]を選択して、[ファイル名]に[blank]と入力して[保存]ボタンをクリックします。

ファイル名は必ず[blank.potx]である必要があります。別名にすると起動時テンプレートとして読み込まれません。

blank

[名前を付けて保存]ダイアログボックス

これで次回から起動時には[白紙]のスライドが表示されるようになります。

[白紙]以外のレイアウトでも、上記と同じように設定することができますし、マスターで書式設定したものを保存してもいいですね。

PowerPointでは、[blank.potx]という名前のテンプレートが新規作成として読み込まれます。(PowerPoint 2007以降)

参考テンプレートの作成については、以下の記事でも解説しています。

テンプレートとして保存したファイルを再度開いて活用するには

テンプレートとは「ひな形」のことです。 既定の設定をカスタマイズして、テンプレートとして保存しておくと、毎回設定せずに済むので効率的です。 ...

また、起動時の表示モードの変更は、[PowerPointのオプション]ダイアログボックスで設定することができます。

起動時の表示モードを変更するには

既定に戻すには

元に戻すには、以下のフォルダーに保存されている[blank.potx]ファイルを削除してください。

(環境:Windows 7、PowerPoint 2010)

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates

[ファイル]タブをクリックして[新規作成]を選択して[マイテンプレート]をクリックしてもテンプレートフォルダーを表示することができます。

[個人用テンプレート]の中の[blank.potx]ファイルを削除します。

新規作成の[マイテンプレート]

PowerPoint 2013以降の保存先

PowerPoint 2013以降は、テンプレートの保存先が既定では[C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates]にはなっていません。

[名前を付けて保存]ダイアログボックスのファイルの種類で[PowerPoint テンプレート(*.potx)]を選択すると、以下のフォルダーが開きます。

C:\Users\<ユーザー名>\Documents\Office のカスタム テンプレート

ですが、[blank.potx]を以下のフォルダーに保存することで起動時に読み込まれるようになります。

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates

Windows 10以降であれば、以下をコピーしてエクスプローラーのアドレスバーに貼り付けて[Enter]キーを押すとフォルダーを表示できます。Windows 11でも同じです。

%AppData%\Microsoft\Templates

以下の記事では、PowerPointの既定のフォントを変更する方法を解説しています。同じくフォントを変更して、[blank.potx]をTemplatesフォルダーに保存します。

既定フォントを変更する方法(Word・PowerPoint・Outlook)

Officeアプリは[テーマのフォント]は共通ですが、[既定フォント]はアプリごとに変更方法が異なります。 この記事では、Word・Powe ...

[名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ファイルの種類]で[PowerPoint テンプレート]を選択(PowerPoint 2024)

参考個人用テンプレートの保存先は[PowerPointのオプション]ダイアログボックスの設定で変更することができます。

以下の記事が参考になると思います。

個人用テンプレートの保存場所と設定方法

Windows 7のOffice 2010をOffice 2013にアップグレードしました。 今日、Word 2013で自作のテンプレートを ...

PowerPointでテーマを保存する方法は、以下の記事で解説しています。

[テンプレート]はプレゼンテーション全体を保存しますが、テーマ]はデザイン情報の保存と思ってください。

編集したテーマを別のプレゼンテーションに適用するには

PowerPoint2007以降には、全体のデザインを統一するためにテーマという機能があります。 テーマには配色や背景のデザインなどが含まれ ...

プレースホルダーについての理解を深めていただきたいので、以下の記事をリンクしておきます。

プレースホルダーを活用してプレゼンテーションを効率よく作成

PowerPointでプレゼンテーションを作成するとき、プレースホルダーは使っていますか? プレースホルダーという名前を聞いたこともない、テ ...

また、プレゼンテーションはアウトライン表示で作成すると効率的です。

アウトライン表示モードでプレゼンテーションを作成・編集する

PowerPointには、箇条書きの表示順やレベルを調整するのに便利な[アウトライン表示]という表示モードがあります。 アウトライン表示では ...

Excelも新規ブックを開いたときに書式設定したテンプレートを開くことができます。

新規ブックとシートを開くときに書式設定したものを自動的に開くには

Excelで新規ブックや新規ワークシートを開いたときに、毎回同じ設定をして作業を開始しているような場合は、初めからその設定で開くようにしてお ...

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