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スライドマスターでプレースホルダーの書式を一括変更

投稿日:2022年3月30日 更新日:

PowerPointでプレースホルダーを使用してプレゼンテーションを作成すると、後の編集がとても楽になります。

プレースホルダーの書式は、スライドマスター表示に切り替えて変更すると、一括で変更できて便利です。

[標準]表示でスライドごとに書式を設定しても、リセットするとマスターの書式を反映できます。

また、プレースホルダーで書式などを変更する場合は、プレゼンテーションを[標準]表示と[スライドマスター]表示を並べておくと、表示モードを切り替えて確認する手間が省けて効率的です。

スライドマスターで書式変更

プレゼンテーションの表示を切り替えて確認

ここでは、以下のような5枚のスライドのプレゼンテーションを使って解説します。

表示モードの切り替えは、以下の記事で解説しています。

表示モードの切り替えはステータスバーから

プレゼンテーションの表示は、[標準]、[アウトライン表示]、[スライド一覧]、[ノート]、[閲覧表示]という5個の表示方法があります。 編集 ...

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標準表示の画像です。

標準表示モード

アウトライン表示です。

プレースホルダーに入力されている文字列が表示されます。

ここに文字列が表示されていなければ、スライドマスターで書式の一括変更はできません。

[標準表示]にタイトルがあれば、プレースホルダーではなく、テキストボックスやワードアート、図形に入力されたものだと思います。

知らないと損をするPowerPointの文字入力4つの方法

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アウトライン表示モード

スライド一覧表示です。

スライド一覧表示

参考プレゼンテーションは、アウトライン表示で作成・編集すると効率的です。

アウトライン表示モードでプレゼンテーションを作成・編集する

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スライドマスター表示で使用中のレイアウトを確認

[表示]タブの[マスター表示]グループにある[スライドマスター]をクリックします。

スライドマスター表示

マスタースライドに基づいて、色、フォント、背景、効果など、プレゼンテーション全体のすべての見た目が決まります。

たとえば、スライドマスターに図形やロゴを挿入すると、すべてのスライドに自動的に反映されます。

[表示]タブの[マスター表示]グループにある[スライドマスター]

以下のような表示になります。

スライドマスター表示は、[スライドマスター]と[スライドのレイアウト]の組み合わせです。

テーマによって変わりますし、カスタマイズされている場合もあります。

ここでは、[Officeテーマ]を使用して、使用しないだろうと思われるレイアウトは削除しています。

スライドマスターについては、以下の記事も参考になると思います。

スライドマスターのレイアウトを変更するには

PowerPointですべてのスライドに同じ書式を設定、または変更したい場合は、スライドマスターで変更すれば、すべてのスライドに変更が適用さ ...

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プレースホルダーのコピーはスライドマスター表示で

PowerPointでプレースホルダーを追加する場合は、標準表示のスライドでコンテンツをコピーして追加するより、マスターで追加したほうが後の ...

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スライドマスターとスライドのレイアウト

どのスライドのレイアウトが使用されているのかは、スライドのレイアウトをポイントするとポップに表示されます。

Officeテーマ スライドマスター:スライド1-5で使用される

スライドマスターをポイントした時のポップ

タイトル スライド レイアウト:スライド1で使用される

タイトル スライド レイアウトをポイントした時のポップアップ

タイトルとコンテンツ レイアウト:スライド2-3で使用される

タイトルとコンテンツ レイアウトをポイントした時のポップアップ

どのスライドでも使用されていない場合は、以下のように表示されます。

セクション見出し レイアウト:どのスライドでも使用されない

セクション見出し レイアウトをポイントした時のポップアップ(どのスライドでも使用されない)

2つのコンテンツ レイアウト:スライド4-5で使用される

2つのコンテンツ レイアウトをポイントした時のポップアップ

参考スライドのレイアウトは、[標準表示]では[ホーム]タブの[スライド]グループにある[レイアウト]をクリックして表示されるレイアウトと同じです。

[ホーム]タブの[レイアウト]

[スライドマスター表示]と[スライド一覧表示]を並べて表示

上記のように使用中のスライドレイアウトをポイントすると、どのスライドで使用しているのかがわかります。

ですが、スライド番号で表示されても、どのスライドか分かりにくい場合もあると思います。

そういう場合は、プレゼンテーションを[スライドマスター表示]と[スライド一覧表示]の2つを並べておくことをお勧めします。

毎回、表示を切り替えて確認する手間が省けて効率的です。

[スライドマスター表示]のまま、[表示]タブから[ウィンドウ]グループの[新しいウィンドウを開く]をクリックします。

新しいウィンドウを開く

ドキュメントを別々のウィンドウで開き、同時にそれぞれの場所で作業できるようにします。

[表示]タブの[新しいウィンドウを開く]

以下のように2つのウィンドウになります。[pptx:2]のウィンドウを[スライド一覧表示]に切り替えます。

スライドマスター表示ウィンドウとスライド一覧表示ウィンドウ

[並べて表示]をクリックすると、左右に並びますが、綺麗に並べなくてもドラッグでウィンドウのサイズや位置を調整しておいてもいいと思います。操作した方のウィンドウが左側になります。

[表示]タブの[並べて表示]

2つのウィンドウを左右に並べておくと、スライドの確認が容易です。

2つのウィンドウを左右に並べて表示

参考プレゼンテーションを並べて表示する方法は以下の記事で解説しています。

複数のプレゼンテーションを並べて表示(閲覧表示と標準表示も)

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タイトルの書式変更

すべてのスライドのタイトルの背景に塗りつぶしを設定したいとします。

すべてのスライドに設定したい場合は、[スライドマスター]で設定します。

マスター表示の一番上にある[スライドマスター]を変更すると、関連するレイアウトはすべて変更が反映されます。

[マスタータイトルの書式設定]のプレースホルダーを選択して、

[スライドマスター]の[タイトルプレースホルダー]

[図形の書式]から任意の色を選択します。スライドのレイアウトにも書式が設定されます。

[図形の書式]から任意の色を選択

[スライドの一覧]表示のウィンドウを見ると、すべてのスライドのタイトルに塗りつぶしが設定されたことが確認できます。

書式設定後の[スライドの一覧]表示ウィンドウ

参考会社のロゴマークなどは、スライドマスターに設定します。

箇条書きの行頭文字も一括で変更できます。

箇条書きのフォントの変更もマスターで行うと、レイアウトを適用したすべてのスライドに変更が反映されます。

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一部のスライドのレイアウトに書式を設定

すべてのスライドではなく、一部のレイアウトに書式を設定したい場合は、該当するレイアウトを選択して設定します。

レイアウトが適用されているすべてのスライドに変更が反映されます。

たとえば、スライド2から5までに設定したのであれば、以下の2つのレイアウトに設定します。

2つのレイアウトのタイトルプレースホルダーに書式設定

以下のようにタイトルスライド以外のスライドのタイトルに書式が反映されます。

タイトルスライド以外のスライドのタイトルに書式が反映

参考以下の記事でも解説しています。

マスターレイアウトの変更

スライドマスターで書式やレイアウトを変更して、そのマスターを他のプレゼンテーションでも使用する場合はデザインとして保存しておくと便利です。

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テンプレートはプレゼンテーション全体を保存しますが、テーマはデザイン情報の保存と思ってください。

スライドマスターを閉じる

スライドマスター表示を閉じるには、[スライドマスター]タブの[マスター表示を閉じる]をクリックします。

マスター表示に切り替える前の表示モードに切り替わります。

[スライドマスター]タブの[マスター表示を閉じる]

マスターで設定した書式が反映されないスライドがある場合

マスターで書式設定しても、スライドに反映されない場合があります。

たとえば、スライド2は、[標準]表示でプレースホルダーに先に書式が設定されていたとします。

[標準]表示でタイトルプレースホルダーに書式設定

その場合、スライドマスターの書式は反映されません。

スライド一覧ウィンドウ

この場合は、[標準表示]にして、[ホーム]タブの[スライド]グループにある[リセット]ボタンをクリックします。

リセット

スライドのプレースホルダーの位置、サイズ、書式を既定の設定に戻します。

[ホーム]タブの[スライド]グループにある[リセット]

スライドマスターの書式が反映されます。

スライドマスターの書式が反映されたスライド

参考ノートマスターの設定がノートに反映されない場合の方法は、以下で解説しています。

ノートマスターの設定がノートに反映されない場合

タイトルにアニメーションの設定

スライドマスターでアニメーションも一括で設定できます。

タイトルにアニメーションを設定することは、あまりないかもしれませんが、ここでは分かりやすくするためにタイトルにアニメーションを設定します。

コンテンツプレースホルダーの箇条書きにアニメーションを設定する場合も同じように設定できます。

プレースホルダーであれば、スライドマスターで一括設定ができて便利です。

[タイトルとコンテンツ レイアウト]を選択して、タイトルプレースホルダーにアニメーションを設定します。

ここでは、[アニメーション]タブから[フェード]を選択して、開始は[直前の動作と同時]を選択します。

そして、[アニメーションのコピー/貼り付け]を選択します。

マスター表示でタイトルプレースホルダーにアニメーションを設定

[2つのコンテンツレイアウト]を選択して、タイトルプレースホルダーへ貼り付けします。

アニメーションをコピー/貼り付け

[スライド一覧]表示にしていたウィンドウを[閲覧表示]に切り替えて、確認します。

[スライド一覧]表示ウィンドウの[閲覧表示]ボタン

参考[アニメーションのコピー/貼り付け]機能は、PowerPoint2010からの機能です。

アニメーションのコピーと貼り付け(ダブルクリックで連続使用も可)

PowerPoint2010から、アニメーションのコピー/貼り付けができるようになりました。 アニメーションを設定したオブジェクトを選択して ...

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以下は、スライドマスターについての記事です。スライド番号などもスライドマスターからカスタマイズできます。

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