PowerPointのプレゼンテーションの表示は、[標準]、[アウトライン表示]、[スライド一覧]、[ノート]、[閲覧表示]という5個の表示方法があります。
編集目的によって、表示を切り替えると効率的です。
この表示モードの切り替えは、[表示]タブから切り替えることもできますが、ステータスバーのボタンからも切り替えることができます。
また、ステータスバーの表示切替ボタンは、[Shift]キーを使うと異なる表示になります。
[標準/アウトライン表示]の切り替え
PowerPointを起動すると、下のように[標準]モードになっています。
分かりやすいように[表示]タブを表示しておきます。
ステータスバーの[標準]ボタンをクリックすると、[アウトライン表示]モードに切り替わります。
[表示]タブの[プレゼンテーションの表示]グループにあるボタンも[標準]から[アウトライン表示]に切り変わります。
再度、ステータスバーの[標準]ボタンをクリックすると、[標準]表示になります。
[スライド一覧]表示に切り替え
ステータスバーの[スライイド一覧]ボタンをクリックすると、[スライド一覧]表示モードになります。
[表示]タブも、もちろん連動してるので、[スライド一覧]が有効になります。
再度 [スライド一覧]ボタンをクリックすると、[標準表示]か[アウトライン表示]になります。
[スライド一覧]ボタンをクリックする前に表示していたどちらかの表示になります。
[閲覧表示]に切り替え
ステータスバーの[閲覧表示]ボタンをクリックすると、
下のように[閲覧表示]モードになります。
閲覧表示は、PowerPoint2010からの機能です。
[閲覧表示]だと、ウィンドウを最大化にせずにスライドショーの確認ができるので便利です。
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閲覧表示でウィンドウ内スライドショー
PowerPoint2010から、閲覧表示でスライドショーを実行して確認できるようになりました。これまでは、スライドショーは全画面でしか実行 ...
閲覧表示時に表示モードを切り替えるには、ステータスバーの[スライド一覧]もしくは[標準]ボタンをクリックします。
[標準]ボタンは、[標準]もしくは[アウトライン表示]になります。
[閲覧]ボタンをクリックする前に表示していた表示になります。
表示タブから切り替えるより、ステータスバーから切り替えたほうが効率的ですね。
[Shift]キーを使うと異なる表示モードに
また、ステータスバーの表示切替ボタンですが、[Shift]キーを押しながらクリックすると、異なる表示になります。
[Shift]キーを押しながら、ポイントしてもポップヒントは表示されませんが、ちょっと知っておくと便利かもしれません。
標準 | → | スライドマスター表示 |
スライド一覧 | → | 配布資料マスター表示 |
閲覧表示 | → | スライドショーの設定 |
スライドショー | → | スライドショーの設定 |
起動時の表示モードを変更するには
PowerPointのオプションから、起動時の表示モードを変更することができます。
[ファイル]タブをクリックして[オプション]をクリックします。[PowerPointのオプション]ダイアログボックスが表示されます。
[詳細設定]タブの[表示]にある[この表示ですべてのドキュメントを開く]から選択します。
以下の10個の選択肢があります。
- ファイルに保存された表示
- 標準表示モード(アウトライン、ノート、スライド)
- 標準表示モード(サムネイル、ノート、スライド)
- 標準表示モード(アウトライン、スライド)
- 標準表示モード(サムネイル、スライド)
- 標準表示モード(ノート、スライド)
- 標準表示モード(スライド)
- アウトライン表示モード
- スライド一覧表示モード
- ノートモード
既定は[ファイルに保存された表示]です。すべてのプレゼンテーションに反映されます。
参考1つのプレゼンテーションでも複数のウィンドウに異なる表示モードを並べることもできます。
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関連PowerPoint2003の頃から、[Shift]キーを使うと表示が切り替わっていました。
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【Shift】キーを押した時のステータスバーの表示選択ボタン
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PowerPoint2013から、[スライド]と[アウトライン]タブがなくなりましたが、アウトライン表示で編集したほうが効率的な場合もあります。
プレゼンテーションの全体構成などを考える場合は、アウトライン表示にしておいたほうが作業しやすいと思います。
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