Windows 10 & Office 2016 PowerPoint 2016

[クリア]アニメーションでカウントダウンタイマーを作成

投稿日:2017年1月7日 更新日:

PowerPointで下のようなカウントダウンタイマーを作成する方法です。

1枚のスライドに正円(真円)を複数挿入して、アニメーション-クリアで設定します。アニメーションのタイミングで[開始]を[直前の動作の後]、[遅延]を[01:00]に変更して作成します。

タイミングの設定

アニメ

参考Windowsには、タイマー機能が標準で搭載されています。

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レイアウトの選択

PowerPoint2016で解説します。

1枚のスライドを選択して、[ホーム]タブの[レイアウト]からスライドのレイアウトを[白紙]に変更します。

[レイアウト]から[白紙]を選択

正円(真円)を挿入

[挿入]タブの[図形]から[楕円]を選択して正円(真円)を描きます。

[挿入]タブの[図形]から[楕円]を選択

正円(真円)を描くには[Shift]キーを押しながら描くと良いです。

コピーして全部で5個の円を準備します。

コピーする方法ですが、複製機能を使うと便利です。

1つの円を選択して、[Ctrl]+[D]を押します。

キーボード[Ctrl]+[D]

貼り付けた円の位置を右横に並ぶように調整します。その後は、[Ctrl]+[D]を3回押します。

そうすると横にキレイに並べることができます。

オブジェクトのコピー

参考複製については、以下の記事で解説しています。

図形を同間隔で効率よく貼り付けるには[複製]コマンドが便利

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[図形]は[ホーム]タブの[図形描画]グループにもあります。

[ホーム]タブの[図形描画]グループの[図形]

テキストの入力

一番左の円を選択して、[F2]キーを押します。

あるいは円で右クリックして、ショートカットメニューから[テキストの編集]をクリックします。

カーソルが円の中に表示されると思います。

[END]と入力します。

ショートカットメニューの[テキストの編集]

同じように「1」、「2」、「3」、「START」と入力します。

後で貼り付けしたオブジェクトが前面になっていきますので、最後に表示するオブジェクト「END」が一番背景になるように下のような並びにしています。

フォントサイズは、最後に調整します。

図形の円にテキストの入力

アニメーションの設定

そして、[アニメーション]タブから[アニメーションウィンドウ]をクリックして、右側にアニメーションウィンドウを表示させます。

アニメーションウィンドウの表示

アニメーションは[終了]カテゴリーの[クリア]

一番上に表示させる[START]と書いた円を選択して、アニメーションの[終了]カテゴリーから[クリア]をクリックします。

アニメーションの[終了]から[クリア]を選択

[START]のタイミング

「START」の円のタイミングは以下のように、[開始]-[クリック時]、[継続時間]-[自動]、[遅延]-[00.00]です。

このオブジェクトは既定のままでOKです。

タイミングの設定

3個の円に[クリア]アニメーションとタイミングを設定

次に「3」「2」「1」の順番で[Ctrl]キーか、[Shift]キーを押しながら3つの円を選択します。

数字の円を選択

アニメーションウィンドウで3つの円が選択されていることを確認して、アニメーションの追加で[クリア]を選択します。

アニメーションの追加

そして、タイミングで[開始]を[直前の動作の後]、[遅延]を[01:00]に変更します。

アニメーションウィンドウは下のようになっていればOKです。

もし、順番などが間違っていた場合は、ドラッグで上下させて調整してください。

またPowerPoint2010以降であれば、アニメーションのコピー/貼り付け機能もありますので活用してください。

「START」「3」「2」「1」の順番になっていることを確認します。

タイミングの設定

アニメーションの再生

ここでアニメを再生してみます。

アニメーションウィンドウの一番上の[START]を選択して、[ここから再生]をクリックします。

1つずつ消えていって、[END]だけが残ればOKです。

アニメーションの再生

すべてのオブジェクトを左右中央揃え

すべての円(オブジェクト)を選択して重ねます。

[書式]タブの[配置]から[左右中央揃え]をクリックします。

もし、上下が揃っていなければ、[上下中央揃え]もクリックします。

[配置]-[左右中央揃え]

下のように「START」が前面に来ていると思います。

図形の重なり

図形のサイズ調整

すべての円を選択している状態で、円の大きさを調整します。

図形の重なり

[Shift]キーを押しながらドラッグしてもいいですし、[書式]タブにある[サイズ]から調整してもいいです。

大きさの調整

フォントサイズの調整

このままフォントの大きさも調整します。

下は[フォントサイズ]を[80]にしていますが、数字はもう少し大きくてもいいかと思います。

こういう重なってオブジェクトの場合は、[ホーム]タブの右端にある[選択]から[オブジェクトの選択と表示]をクリックして[選択]ウィンドウを表示させると便利です。

[ホーム]タブの[選択]-[オブジェクトの選択と表示]

たとえば、一番上と一番下のオブジェクトを非表示にするには、[選択]ウィンドウの目玉のマークをクリックします。

そして、数字を入力したオブジェクトをすべて選択して、フォントの大きさを変更します。

[選択]ウィンドウの目玉のマークをクリックしてオブジェクトの表示/非表示設定

ここでは、フォントサイズは[300]にしています。

フォントサイズ変更

設定が終わったら、[選択]ウィンドウで[すべて表示]をクリックします。

最後に[Shift]+[F5](現在のスライドから開始)を押して、スライドショーを実行して確認してみてください。

[選択]ウィンドウの[すべて表示]

参考Microsoftのページにも解説があります。

進行状況バー タイマーを作成する方法も記載されています。

オンスクリーン タイマーを作成する - Microsoft サポート(Microsoft)

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