PowerPointでは、オブジェクトにアニメーションの設定ができますが、フリーハンドを使用すると、ドラッグで自由にアニメーションの軌跡を描くことができます。
アニメーションの軌跡は位置を変更したり、回転させたりできます。
とっても楽しい機能だと思います。
参考PowerPoint2010以降では、[アニメーションの軌跡]の中の[ユーザー設定 パス]を使って、オリジナルのアニメーションの軌跡を描くことができます。
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アニメーションのフリーハンドは[ユーザー設定パス]の[効果のオプション]に
PowerPoint2010のアニメーションの一覧の中には、[フリーハンド]や[フリーフォーム]のメニューはありません。 しかし、[ユーザー ...
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アニメーションの設定(フリーハンド)
作業ウィンドウの[その他の作業ウィンドウ]ボタンをクリックして、[アニメーションの設定]を選択します。
フリーハンドでオブジェクトにアニメーションをつけてみたいと思います。
オブジェクトを選択して、作業ウィンドウ[効果の追加]ボタンをクリックします。
そして、[アニメーションの軌跡]の[軌跡を描く]から[フリーハンド]を選択します。
マウスポインタが鉛筆のマークになります。
自由にマウスをドラッグして軌跡を描きます。
これだけでオブジェクトを軌跡どおりに動かすことができます。
アニメーションの速さの変更
[アニメーションの設定]から速さを変更したりすることもできます。
[速さ]は以下の5つの選択肢があります。
- さらに遅く
- 遅く
- 普通
- 速く
- さらに速く
[自動再生]のチェックボックスがオンになっていると、アニメーションを追加したり変更したりするときにスライドでプレビュー表示されます。
アニメーションの軌跡の位置を変更
アニメーションの設定で[アニメーションの軌跡]をつけたあとに、軌跡の位置を変更したいこともありますね。
アニメーションの軌跡をポイントしてポインタの形が十字の形のときにドラッグすると、位置を変更できます。
アニメーションのサイズ変更と回転
サイズを変更したり、回転ハンドルで回転させることもできます。
参考図形の周りのハンドルについては、以下の記事で解説しています。
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図形のサイズ変更・回転・調整ハンドルを使って目的の形状に変更
WordやExcel、PowerPointなどで図形を挿入すると、図形の周りには白い丸(○)が表示されます。これは、[サイズ変更ハンドル]と ...
[パスをロック]してオブジェクトの位置を調整
軌跡を変更すると、[オブジェクト]と[軌跡の開始点]がずれてしまうことがあります。
そのときは、オブジェクトを移動させなければなりませんが、このままオブジェクトをドラッグすると軌跡の開始点とずれたまま移動してしまいます。
[アニメーションの設定]でパスの設定を[ロック]します。
既定では、[ロック解除]になっています。
そうすると、オブジェクトだけを移動させることができますので、アニメーションの[軌跡の開始点]に合わせます。
オブジェクトの中央に位置を合わせます。
そして、[アニメーションの設定]のパスを[ロック解除]にします。
軌跡の変更をした後は、オブジェクトをドラッグします。軌跡と一緒に移動します。
注意PowerPoint2010以降のアニメーションの一覧には、[フリーハンド]や[フリーフォーム]はありません。
代わりに[アニメーションの軌跡]の中の[ユーザー設定 パス]を使って、オリジナルのアニメーションの軌跡を描くことができます。
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アニメーションのフリーハンドは[ユーザー設定パス]の[効果のオプション]に
PowerPoint2010のアニメーションの一覧の中には、[フリーハンド]や[フリーフォーム]のメニューはありません。 しかし、[ユーザー ...